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new!! 2020/11/24 更新
これまでこのブログに掲載してきましたキセキの競走馬データとこれまでの追い切り評価、 レース前予想コメント、回顧コメントをまとめた記事です。
これまでのレースのふり返りや今後の予想にお役立ていただければ幸いです。
- キセキ 競走馬データ
- キセキ 天皇賞(秋) 2020
- キセキ 京都大賞典 2020
- キセキ 宝塚記念 2020
- キセキ 天皇賞(春) 2020
- キセキ 阪神大賞典 2020
- キセキ 有馬記念 2019
- キセキ 宝塚記念2019
- キセキ 大阪杯2019
キセキ 競走馬データ
黒芦毛
生年月日 2014年5月13日
調教師 角居勝彦 (栗東)
馬主 石川達絵
生産者 下河辺牧場
産地 日高町
主な勝鞍 17'菊花賞(G1)
近親馬 ファントムグレイ、ジュビリーライン
血統 父:ルーラーシップ 母:ブリッツフィナーレ
キセキ 天皇賞(秋) 2020
レース前追い切り評価
2020/11/1 天皇賞(秋)
キセキ
10/21調教◯ この日の馬場で、7時台後半に12.8-12.4-12.7で上がっており、助手騎乗でさらに上昇中の判定――ジョッキー騎乗(馬なり) ※単走
11/1(日) 東京競馬の追い切り注目馬
キセキ 京都大賞典 2020
レース回顧
2020/10/11 京都大賞典 2着
キセキも、忘れ去られているかもしれないが、古くはあのシュタルケ騎手を背に(笑)、瞬発戦の毎日杯で差して穴を空けた馬。
宝塚記念といい、ここといい、グローリーヴェイズ同様に瞬発戦が追い風になったクチだろう。
しかし、この京都2400mでも最後方から向こう正面マクリの競馬になってしまっていたり、宝塚記念が特殊タフ戦だったりと、
とにかく序盤で終わってもなんら不思議ないレースになってしまっているのが気になるところ。
レース回顧 京都大賞典 2020
レース前予想
2020/10/11 京都大賞典
コース、レースとしては平坦戦 ※ もそこそこ発生の、基本瞬発戦セッティング
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.3-11.9-12.0-12.2)が定義
キセキ、アルバート、ステイフーリッシュ、ダンビュライトが、これまでの連対実績からは一歩リード。
京都大賞典 2020 予想
キセキ 宝塚記念 2020
レース回顧
2020/6/28 宝塚記念 2着
⑤その0.5秒の急加速点で、絶好の手応えで進出したクロノジェネシスと、その直後を食らいついて4コーナーを出たキセキによるワンツー
2着×キセキは、15時前後の通り雨が無かったら正直どうだったか、と思ってしまうこの上り37.2秒での好走。
奇跡の雨、恵の雨だったとみている。
申し訳ないが、あの位置から運んで、普通に良回復した馬場で淡々と流れられたら、そもそも4コーナーでも前との差を詰められず、なし崩し凡走だったのではないかと思っている。
瞬発戦、かつレース上がりが超掛かる一戦、そう菊花賞競馬をしたのがこの久々のG1好走の今回だったという見立て。
宝塚記念 2020 レース回顧
レース前予想
2020/6/28 宝塚記念
阪神芝2200mは半数が平坦戦 ※ となる舞台で、残りの半数の大半が瞬発戦という舞台。
※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.2-11.9-11.9-12.2)が定義
メイショウテンゲン、モズベッロ、キセキ、トーセンカンビーナ、スティッフェリオ、レッドジェニアル、ダンビュライトと適性上位
※近年の好走馬のほとんどは「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬
該当馬➡➡➡カデナ、キセキ、クロノジェネシス、サートゥルナーリア、ブラストワンピース、ペルシアンナイト、メイショウテンゲン、ラッキーライラック、ワグネリアン
今年は“栗東坂路ビシビシ厩舎”としては結構多いのだが、スティッフェリオ・ダンビュライト(音無厩舎2騎)に、キセキ・サートゥルナーリア・トーセンカンビーナ(角居厩舎3騎)、カデナ(中竹厩舎)、アドマイヤアルバ(須貝厩舎)あたりは、馬自身の調整法も含めてその点においてしっくりくる存在。
先に触れた△サートゥルナーリアに、何にせよ気性が理由で敗戦を重ねてきている、あれだけアーモンドアイと渡り合う苦しい経験や海外での挫折を経て走れなくなっているわけで、過度な期待は掛けづらい×キセキ。
宝塚記念 2020 予想
キセキ 天皇賞(春) 2020
レース回顧
2020/5/3 天皇賞(春) 6着
ましてや、この日の馬場。世間的には、「キセキに残念」という天皇賞(春)なのだろうが、個人的にはよっぽど「川田に残念」な天皇賞(春)だった(キセキは、もうMAX値では走れないとみているので)。
天皇賞(春)2020 レース回顧
レース前予想
2020/5/3 天皇賞(春)
瞬発戦※ラップ、平坦戦ラップがほぼ5分5分という条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.5-12.0-11.9-12.2)が定義
キセキ、トーセンカンビーナ、モズベッロ、ダンビュライト、メロディーレーンとマッチ、若干瞬発戦寄りなのがフィエールマン、エタリオウ、シルヴァンシャーあたり。
追い切りからは、フィエールマンが中間で他を圧倒、最終追い切りを考慮してキセキがまずまず良い感じ。
※上りの高速化とともに波乱含みとなり、34秒台後半の脚が求められるレースになってきている
該当馬➡➡➡ミッキースワロー、キセキ、ユーキャンスマイル、エタリオウ、フィエールマン、トーセンカンビーナあたりは、この距離でも問題なくそのレベルの脚が使えそうか
※基本的に、勝ち馬は「前走4コーナー4番手以内」が必須
該当馬➡➡➡エタリオウ、キセキ、スティッフェリオ、ダンビュライト、フィエールマン、ユーキャンスマイル
キセキは、適性はあるしこの舞台において乗り替わりの鞍上ももちろん強力。
ただ、前走は当時のコメント通り相当な重症という印象で、ゲートにしても、ゲートを出てからもあの状態なのだから、1戦で、鞍上ひとつでどうこうなるものではないと思っている。
あと数戦早くこのレースを迎えられていたら…...。
好きな馬だっただけに、中途半端な印は与えたくないので無印。
天皇賞(春)2020 予想
レース前 追い切り評価
2020/5/3 天皇賞(春)
キセキ
《前走時》レース回顧編にも書いた通り、何よりゲートを出ないことと出てからも前を追うどころか外へ外へ逃避していった点が大きな心配材料。
調教もかなり素晴らしかった今回起こった出来事だけに、精神面でよほど変化がないと、立ち直れなさそうだが。 中間A
【追い切り注目馬】5/3(日) 京都競馬
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キセキ 阪神大賞典 2020
レース後 追い切り評価 回顧
2020/3/22 阪神大賞典 7着
キセキ
予想➡➡➡▲
☆前走狙い馬☆ 中間A
結果➡➡➡7着
レース回顧編にも書いた通り、このキツいレースぶりでの7着という結果より、ゲートを出ないことと出てからも前を追うどころか外へ外へ逃避していった点が大きな心配材料。
調教もかなり素晴らしかった今回起こった出来事だけに、精神面でよほど変化がないと、立ち直れなさそうだが。
【追い切り注目馬(先週の回顧)】3/22(日) 中山・阪神競馬
レース回顧
2020/3/22 阪神大賞典 7着
①スタートでキセキが大出遅れ、トーセンカンビーナも大概な出遅れで幕開け
その▲キセキは、ゲートが重症。
大出遅れで6馬身ほどいきなりハンデを背負った結果、1週目のホームストレッチで行く気に任せて最後方から1コーナーで2番手まで押し上げる強引な競馬に。
前のドレッドノータス、タイセイトレイルも2頭も引かず、結果レース後半が一転締まった展開へと変貌。
これらが、最後方にいた2着トーセンカンビーナらにとってはかなりの恩恵となった一戦。
キセキ自身は、タイミングが合わないレベルではなく1歩目を出さないほどのゲートで、しかもその後、外に大きく逃避。
まず、平常心でスタートを切れるのかが今後も大いに疑問で、スキルの問題ではなく精神面の問題で文字通り重症という印象。
阪神大賞典 2020 レース回顧
レース前予想
2020/3/22 阪神大賞典
ただ、そこはステイヤー戦。「時計の出し過ぎ」リスクも同居していることは、パドックを見るまでは頭の片隅に。
追い切りは言うまでもなく、キセキ、ユーキャンスマイルと良いなというところへ、大外からボスジラの最終追い切りがまとめてぶっこ抜いた感じ。
※ダイヤモンドSやステイヤーズSなどとは違い、長距離が得意でも距離を利して先行できるような馬でないと厳しい
該当馬➡➡➡キセキ
▲キセキ
(単勝)買いたい度で、どうしても今回3番手になってしまうキセキ。
前走有馬記念(◎)では痛恨の出遅れで悔しい思いをさせられた。
瞬発戦、平坦戦5分5分実績のこの馬はここは可もなく不可もなく、他にもっと適合馬はいるがスタートさえ決まった時にはこの馬の先行力は武器になる。
そして、休み明けでも出来はここ最近でも一番といって良いくらいの部類で、好レースに期待がかかる。
ただ、こと勝ち切りに関しては4勝中3勝が瞬発戦ラップでのものというキャラ。
少頭数とはいえ、散々指摘してきた通りこの瞬発力が生きない舞台では、存外「それらを跳ねのけて勝ち切れるか」という位置にいる存在だと思っている。
そして、それでいてヘタしたら最終的に単勝2.0倍すらつかないかもという支持状況。
あまり気にされていない点かもしれないが、個人的にはそこ(勝つためのラップ要件)を重視して対抗◯とした。
阪神大賞典 2020 予想
レース前 追い切り評価
2020/3/22 阪神大賞典
キセキ
中間A
《前走時》とにかく切れない馬だけにやっぱり4コーナー9番手はこの馬の本来の姿ではなかったことからも、ある一定しかパフォーマンスを発揮出来なかった中での5着ととらえたい。
予想としても、フルスロットルのキセキが高い位置から運んで、唯一◯リスとタイマン張れる、という読みだったわけだし。 中間B
【追い切り注目馬】3/22(日) 阪神競馬
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キセキ 有馬記念 2019
レース後 追い切り評価 回顧
2019/12/22 有馬記念 5着
キセキ
予想➡➡➡◎
中間B
結果➡➡➡5着
調教評価としてはまずまずといった感じだったが、1週前に見せた力み過ぎなくらいの行きっぷりを好感(ここ最近行きっぷりが悪かった)として捉えて狙ったシーン、出だしで出遅れてしまったことで差す競馬になった結果5着。
安直にいけば「出遅れてタナボタ」の5着とも見れるのだが(むしろ、安直が「出遅れたのによく挽回」?もはやどちらか分からない^^;)、
とにかく切れない馬だけにやっぱり4コーナー9番手はこの馬の本来の姿ではなかったことからも、ある一定しかパフォーマンスを発揮出来なかった中での5着ととらえたい。
予想としても、フルスロットルのキセキが高い位置から運んで、唯一◯リスとタイマン張れる、という読みだったわけだし、今回のキセキ自身の指数にしても良いけどもっとやれるという値だったわけだし。
【調教注目馬(先週の回顧)】12/22(日) 中山・阪神競馬
レース回顧
2019/12/22 有馬記念 5着
①キセキの出遅れや、意外な馬が前に行ったりと少し序盤の隊列に異変があった中、アエロリットが逃げて58.5秒の軽快なペースに
キセキ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
スタートの出遅れが痛恨で、どうにかこうにか格好だけはつけたといった感じでの、11番手→9番手からの挽回5着で底力は見せた一戦。
ただし、例えば前につけてスティッフェリオあたりと同じような競馬(離れた番手から4コーナー過ぎにすぐさま先頭)をしていたとして、果たして2〜3着に交わされずに残せていたかは、本命◎を打った身としても正直半信半疑で、希望的観測になってしまうところである。
予想編でも触れた通り、調教内容と何よりも1週前に見せた行きたがるくらいの前進気勢で馬が変わってきているはず、と見込んで狙った今回、
パドックでも前のサートゥルナーリアに追いつくくらいの気迫漲る久しぶりの“キセキのパドック”を見せ、
返し馬では吊る首で走る気満々に映っていて、その見解に間違いはなかったと思っている。
ただ、このハイレベルメンバーで、ハイレベル決着で、スタートであれをやっていてはそれはもうノーチャンスで、逆に豪華メンバーでの今年の有馬記念が凡戦にならなくて(この馬があの競馬で届いてしまうような甘っちょろい一戦にならなくて)良かったという見方もあったりする。
有馬記念 2019 レース回顧
レース前予想
2019/12/22 有馬記念
※ 前々走→前走馬体変動が±6㎏以内だった馬が、近17回の全好走馬のうち42/45頭という状況(前走~前々走で海外出走のあった馬を除く)
該当馬➡➡➡アエロリット、アーモンドアイ、クロコスミア、サートゥルナーリア、スティッフェリオ、スワーヴリチャード、レイデオロ、ヴェロックスの8頭が満たす(海外戦歴を挟むのは、キセキ、シュヴァルグラン、フィエールマン、リスグラシューの5頭)
キセキ
まずこの馬に関しては「去年を思えば、どれだけ馬にとって楽なのだろう」という点。
その昨年は、先述のJCでの超絶ワールドレコード駆け、そもそも秋盾も使っての秋4戦目という臨戦態勢に加え、当日は雨に見舞われレースは厳しい消耗戦ラップに。
その中を逃げてゴール直前まで先頭を譲らなかったこの馬に、こんな楽なことってあるのかという。
確かに、元来叩き良化であり肉体的に楽だけど本領発揮には至らない、ムーア騎手ゆえ逃げない→それがこの馬の持ち味を殺す……
いろいろなパターンが考えられる状況ではあるが。
正直、ギリギリまでこの馬の扱いには迷いがあった。
ただ、完全に悔いのない形の“答え”に辿り着いた、というか舞い降りた。
他でもない、調教編にも記した1週前追い切りで見せた隠しきれない前進気勢がそれ。
通常は、この行きたがる力みみたいなものは不安材料。
当初、ホネ自身も“マイナス査定”だった。
ただ、この馬の「宝塚記念」で見せたようなここ最近の行きっぷりの悪さ、「元来叩き良化型」でむしろこの間隔での出走に対する疑念、「ムーア騎手」による抑え込みによる懸念、それらを鑑み1週前追い切りの挙動を改めて振り返った時、全てがそのちょっと掛かってしまいそうなくらいの“変化”によってオールクリアになる――
そう結論付けるに至ったというわけ。
今回、坂路ではビシビシと追われた内容こそないが、中間本数の多さは歴然のこの馬が1週前に見せた些細なその“変化”、これを有馬記念2019出走馬調教の中から紡いだファイナルアンサーとしたい。
そして、信じて願う、この馬の奇跡のフィナーレを見守るつもり。
◎キセキ ←“変わって”いるはず。 ならば・・・
有馬記念 2019 予想
レース前 追い切り評価
2019/12/22 有馬記念
キセキ
中間B
(3走前時) 調教良く、パドックもはち切れんばかりの馬体で素晴らしく見せていて、レース本番での内容は別として、その過程にはほとんど減点材料は見当たらなかったのだが……。
中間C+
6/16調教◯ 坂路では意外にもこれまであまり好時計がない馬なのだが、この日は時計面としては前走の大阪杯時(2着)同様かそれ以上のタイム、ラップを計時しており、助手騎乗なら、好調そう――助手騎乗(強め)
【調教注目馬】12/22(日) 中山競馬
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キセキ 宝塚記念2019
レース後 追い切り評価回顧
2019/6/23 宝塚記念 2着
予想➡➡➡△キセキ
中間C+
6/16調教◯ 坂路では意外にもこれまであまり好時計がない馬なのだが、この日は時計面としては前走の大阪杯時(2着)同様かそれ以上のタイム、ラップを計時。
助手騎乗なら、好調そう――助手騎乗(強め)
結果➡➡➡2着
調教良く、パドックもはち切れんばかりの馬体で素晴らしく映った。
レース本番での内容は別として、その過程にはほとんど減点材料は見当たらなかったのだが……。
【レース回顧】6/23(日)東京・阪神・函館競馬(宝塚記念) 調教注目馬
レース回顧
2019/6/23 宝塚記念 2着
レース全体の振り返り
その状況で、長いホームストレッチで押して押して先頭に立つ形になったキセキが刻んだラップは、前半1000m60秒0のペース
1000m通過地点以降、11.9-12.0-11.6-11.5-11.4-12.4でフィニッシュと、ラストは持久力を求められる“キセキペース”。
ラストで、1秒減速というのは近10年で最も大きく、ちょうどラスト1Fで先頭に代わったリスグラシューも実は結構止まっている(それ以上に、キセキの止まり方はハンパない)。
もっとも、ラスト2F目が11.4が速いという側面も手伝ってではあるのだが。
2着△キセキは、パドックで見た時には「これはアッサリやられるかも」と降参寸前までいったというのが、レース前の正直なところ。
それくらい素晴らしい馬体、雰囲気だった。
ただ、レースはひと言で言うなら「また(ハイレベル戦を)お膳立て」の内容。
最後、かなり苦しい展開をよく残して、3着以下も離していて◎とすることも出来る内容。
ただ……。
馬場も展開も「外不可能」であったことを考えると、十分なようにみえるこのパフォーマンスでも、ただ「相手が強かったから仕方ない」ではいけないという印象も拭えない。
リスグラシューがここに来て半端なく伸びているのに対し、こちらはその馬体やらから伝わってくる“本格化!”的な外観とは逆で、若干パフォーマンスを下げてきている可能性も出てきた。
もちろん、最内枠と最近の行きっぷりの悪さがアダとなって、スタート後100mくらい「最後の直線か!?」というように押して押して脚を使ったというマイナス面はあったのだが……(その初速という点も含め、パフォーマンスだとみているので下げ要因のひとつ)。
そして、一番は、川田騎手になってからはハイパフォーマンスを刻み続けているといえど(0.3.2.1)という事実。
レベルが高かろうが、低かろうが勝ち切ることが重要という考えに立てば、まさに前走の大阪杯を取りこぼしたのは失態といってもいいものだし、少しこのタッグに暗雲が垂れ込めてきたとみておきたい。
ついに、(いくら相手が、しっくり来ないこのレース、ドバイ帰り明けだったとはいえ)レイデオロを抑え、単勝でも1番人気に推されるほどになってしまった過剰人気感も含め、今後はその扱いは慎重に判断していきたい。
「キセキ買っときゃあ、とりあえず当たる」は、更なる馬体面の上昇などが感じられない限り、最早ただの過信になり始めたのかもしれない。
宝塚記念2019 レース結果・回顧
レース前 追い切り評価
2019/6/23 宝塚記念
【阪神11R】宝塚記念
キセキ
中間C+
6/16調教◯ 坂路では意外にもこれまであまり好時計がない馬なのだが、この日は時計面としては前走の大阪杯時(2着)同様かそれ以上のタイム、ラップを計時。
助手騎乗なら、好調そう――助手騎乗(強め)
(3走前時) 11/11調教は坂路で加速ラップでこの日上位の全体時計でまずまず。
キセキ中間C+(1週前6/12CWだけは普通に速い)
【調教注目馬】6/23(日)阪神競馬
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キセキ 大阪杯2019
レース回顧
2019/3/31 大阪杯 2着
3/31大阪杯 ◯的中
まず、予想の大コンセプト 川田騎手のキセキなら、“間違いのない”締まったハイレベルレース が、早々に崩れ去って焦ったレース(下記、レース中向こう正面時点での焦りTwitter参照)。
違うな、「重だったシンザン記念以外、平坦戦~消耗戦では馬券外無い」じゃなくて、「古馬になってから、馬券は全部平坦戦~消耗戦に限られる」だな。正解は。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年3月31日
雨上がりの馬場とはいえ、G1大阪杯で前半1000mが61秒3(良)というのは、あまりにも遅すぎる。
結果、掛かって全くパフォーマンスを発揮できていない馬や、それ以前に少し緩くタフな馬場を苦にした馬などが全滅といっていい有り様のレースとなった。
凡戦ゆえ、あまり各馬へのコメントも浮かばないような、そんなある意味特殊なG1となった。
予想➡➡➡◎キセキ
結果➡➡➡2着
スタートは速くなく、好発を決めたエポカドーロにハナを切られる。
多少誤算の展開だが、そこは川田騎手。
きっちりと馬込みからポジションを押し上げて2番手を確保。
しかしまあ、そこからが......。
ラスト800mからはさすがにプレッシャーをかけ続けてのペースアップを演出したが、 そこまでの2番手に大人しく収まっての前半61秒3ペースのお膳立ては、かなりのやらかしだったというのが個人的な見立て。
結果、レースレベルも異様に低いレースとなって、2着好走とはいえこの馬自身の指数パフォーマンスは自滅に近い結果(それ以上に、他馬が自滅してくれたから順序的に2着しただけ)という内容に終わってしまった。
ちなみに、大阪杯としては近2年はもちろんのこと、G1昇格前を含めても下位の決着レベル。
インべた、直線も内を突いた1、3着と違い、3分どころを通っての競馬という点は少し評価できるが、それでも・・・。
大阪杯2019 レース結果・回顧
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予想編
2019/3/31 大阪杯
今年は、キセキ(川田騎手)がいて、その辺りについては安心して見ていられるレースになりそう。
よほどの“事故り”などがない限り、全国民の想像する(言い過ぎ^^;)展開で運んでいくだろう。
その意味で、なかなか波乱とまではいかない堅めの決着の線が濃厚か。
好メンツで支持は分散しているといえど……。
締まった、キセキの力を存分に引き出すべくその性能をキッチリと理解した上での川田騎手による“間違いのない”展開 ――それが、おおよその見立て。
◎キセキ ◯ペルシアンナイト ▲サングレーザー でいく。
◎キセキは、昨夜のアーモンドアイ効果で益々売れていきそうだが、この条件では、 よほどの内不利馬場にでもならない限りここでも崩れてはいけないとみている馬。
持久戦に特化した戦績の馬ではないが、持久戦ゆえ超速決着だったJCでの、ウルトラパフォーマンスが一戦あれば十分。
鞍上も含め、“間違いない競馬”でこの馬にとっての“正解”をもぎ取ってほしい。
ただし、目標にされることと、先の単妙味下げ引力が働くことには注意して、 買い目は工夫したい。
大阪杯2019 予想
レース前 追い切り評価
2019/3/31 大阪杯
キセキ (前々走時) 11/11調教は坂路で加速ラップでこの日上位の全体時計でまずまず。――助手騎乗
キセキ 中間C
【調教注目馬】 3/31(日)阪神競馬
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