new!! 2020/7/1 更新
これまでこのブログに掲載してきましたサートゥルナーリアの競走馬データとこれまでの追い切り評価、 レース前予想コメント、回顧コメントをまとめた記事です。
これまでのレースのふり返りや今後の予想にお役立ていただければ幸いです。
- サートゥルナーリア 競走馬データ
- サートゥルナーリア 宝塚記念 2020
- サートゥルナーリア 金鯱賞 2020
- サートゥルナーリア 有馬記念 2019
- サートゥルナーリア 天皇賞(秋) 2019
- サートゥルナーリア 神戸新聞杯2019
- サートゥルナーリア 日本ダービー(東京優駿)2019
- サートゥルナーリア 皐月賞2019
サートゥルナーリア 競走馬データ
黒鹿毛
生年月日 2016年3月21日
調教師 角居勝彦 (栗東)
馬主 キャロットファーム
生産者 ノーザンファーム
産地 安平町
主な勝鞍 19'皐月賞(G1)
近親馬 エピファネイア、リオンディーズ
血統 父:ロードカナロア 母:シーザリオ
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サートゥルナーリア 宝塚記念 2020
追い切り評価 回顧
2020/6/28 宝塚記念 4着
サートゥルナーリア
予想➡➡➡△
☆前走狙い馬☆
中間B
6/24調教◯ 当然、額面は前走(3/11)時ほどではないものだが、十分過ぎる本気登坂――助手騎乗 ※単走
結果➡➡➡4着
中間メンバー最上位の「B」評価で迎えたが、この馬にとってはそれが至って普通なもの。
適性的な部分も含めて決して安泰ではない上に、前走時を思い返すと今回「この馬の上々」程度では結構苦しいとみていたが、直前の雨でのタフ化、後方で囲まれといったハンデも背負い散った。
【追い切り注目馬(先週の回顧)】6/28(日) 東京・阪神・函館競馬
レース回顧
2020/6/28 宝塚記念 4着
△サートゥルナーリア
上に書いた、「上り34秒以下で真価のタイプは苦しい」の真骨頂が1番人気4着△サートゥルナーリア、というのは言うまでもない。
もう本当に、この4着は予想人間冥利に尽きるというもの。
正直、2着は許すつもりだった今回だが、内枠アダの下げ過ぎ瞬発戦に巻き込まれてのものとはいえ、「直線、サートゥルは伸びず!」となって◯モズベッロを交わせずにゴールしたシーンは、非常に清々しいものであった。
いわゆる"信者”も多い馬、今後も嫌うシーンは相当多いかもしれない。
そして、今思うと中山超特化型にすら思えてくるこの馬のパフォーマンス列伝である。
宝塚記念 2020 レース回顧
レース前予想
2020/6/28 宝塚記念
追い切りからは、ラッキーライラックを最上位に、レッドジェニアル、サートゥルナーリア、ダンビュライト、アドマイヤアルバを評価。
時計的にはそんなに評価していない、ブラストワンピース、クロノジェネシスらも中間の“聞こえ”は良い。
※近年の好走馬のほとんどは「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬
該当馬➡➡➡カデナ、キセキ、クロノジェネシス、サートゥルナーリア、ブラストワンピース、ペルシアンナイト、メイショウテンゲン、ラッキーライラック、ワグネリアン
今年は“栗東坂路ビシビシ厩舎”としては結構多いのだが、スティッフェリオ・ダンビュライト(音無厩舎2騎)に、キセキ・サートゥルナーリア・トーセンカンビーナ(角居厩舎3騎)、カデナ(中竹厩舎)、アドマイヤアルバ(須貝厩舎)あたりは、馬自身の調整法も含めてその点においてしっくりくる存在。
カデナ、キセキ、クロノジェネシス、サートゥルナーリア、ブラストワンピース、ペルシアンナイト、メイショウテンゲン、ラッキーライラック、ワグネリアン
と並ぶ、ハンデ戦以外の2000m重賞実績組だが、この中で明確にこのレースへの適性という意味で中心視したくないのが、△サートゥルナーリア。この馬に関して、今回言うことはほぼない。ラップ的に来たらごめんなさい。
レースがそういう流れになったり、絶好位からなだれ込まれたら仕方ない中で、それでも極上の瞬発力を持つ王道タイプのこの馬への評価は貫きたい。
ただ、明確な逃げ馬不在のメンバー構成、渋って緩む可能性など、馬にとっての追い風(ホネにとっての向かい風)は十分感じているつもり。
それでも、そもそも宝塚は「迷ったら休み明けを切れ」なレースでもあるわけで。
そして、「香港行ってたら、秋までお休みしてたはずでしょ」、なこの馬に宝塚をとられては他がちょっと情けなさすぎる。
宝塚記念 2020 予想
レース前 追い切り評価 回顧
2020/6/28 宝塚記念
中間B
6/24調教◯ 当然、額面は前走(3/11)時ほどではないものだが、十分過ぎる本気登坂――助手騎乗 ※単走
【追い切り注目馬】6/28(日) 阪神競馬
サートゥルナーリア 金鯱賞 2020
レース回顧
2020/3/15 金鯱賞 1着
サートゥルナーリア
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡1着
「強い!文句なし」そう言えたらどれだけ幸せなことか……(お分かりの通り、残念ながらその真逆) 。
特に、返し馬まで見ても気性面には問題なし。 無観客という状況も大きかっただろう。
単勝1.3倍だったが(下唇をかみつつ)そのまま本命視^^; 11.8 - 11.2 - 11.1 - 11.5の0.6秒加速を含む瞬発戦を楽々の手応えで勝ち切った。
さらに付け加えると、11.8の前も0.6秒の急加速が入っていて、神戸新聞杯で0.8秒→0.7秒→1.0秒→0.6秒と“クアトロ加速”を朝飯前でやってのけるこの馬にとってはそれはそれは得意な展開。
まあ、実は最高にダサい、単勝1.3倍に◎を打ち、負けるということがなくて良かったかなとホッとしている反面、このどスロー&2分1秒6の内容ではむしろ「2馬身差程度なの?」という印象が拭えないところ。
休み明け、58キロって言ったって、抜け出してから結構追ってんのよね~、終始馬なりぶっちぎりじゃないんだよね~、っていう。
この得意の瞬発戦ラップであるにもかかわらず。 あれだけの調教猛時計で迎えたレースで、しかもこのどスローで折り合いがついたことは唯一褒めるべきところなのだが......。
金鯱賞 2020 レース回顧
レース前予想
2020/3/15 金鯱賞
コース的には瞬発戦主流のセッティング、レースとしては近3年全てで瞬発戦となっている。
そして、メンバー的にもダイワキャグニー、ロードマイウェイ、ギベオン、ジュンヴァルカン、ブレスジャーニー、ラストドラフト、サトノガーネット、サトノソルタス、ケイデンスコール、サートゥルナーリアと瞬発型が多く集まった。
追い切りからは、ロードマイウェイ、ブレスジャーニー、マイネルファンロンと良好。
サートゥルナーリアはもちろん追い切り単体をシンプルに評価して然るべき超抜時計なのだろうが、もともと断然人気のここなのでちょっと慎重に“別枠扱い”している。
◎サートゥルナーリア
サートゥルナーリアは、G2以下ならひとまず道中緩まないラップが合わないという点だけが焦点。
個人的には左回りが云々は、現時点そこまで気にしていない。 そして、ここは通常なら瞬発戦セッティング。
状態面が明らかにおかしいなどの面がないなら、あとはパドック→返し馬の無事通過(気性面)をもって◎となるべき存在。
面白味はなく、隙もある馬だが少なくとも直前までは◎でいいと思っている。
金鯱賞 2020 予想
レース前追い切り評価
2020/3/15 金鯱賞
サートゥルナーリア
3/11調教◯ 8時台に、前週のダノンスマッシュみたいな猛時計だが、こちらは中山1200mに登場するわけではないので......。
なぜこんなに時計を出す?――ジョッキー騎乗 ※単走
《前走時》過去10年の有馬記念で5~6回は勝てていいものだったことに加え、そしてこの週の芝のレース自体低指数決着が多い状況を踏まえた場合、非常に優秀なパフォーマンスだった可能性あり。
☆前走狙い馬☆ 中間B-
12/18調教◯ リスグラシュー同様に、この日の好時計連発馬場では、字面上はこの52.1秒、37.2秒、11.9-12.1ラップで、騎乗した助手からも「楽に出た」との状況が判明、これは良い――助手騎乗(馬なり) ※単走
【追い切り注目馬】3/15(日) 中京競馬
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サートゥルナーリア 有馬記念 2019
追い切り評価 回顧
2019/12/22 有馬記念 2着
サートゥルナーリア
予想➡➡➡◯
☆前走狙い馬☆ 中間B-
12/18調教◯ リスグラシュー同様に、この日の好時計連発馬場では、字面上はこの52.1秒、37.2秒、11.9-12.1ラップでも即座にG1好評価級判定は下せないが、こちらは8時半近くという点で若干分があるかも→しかも、助手騎乗単走馬なりで、騎乗した助手からも「楽に出た」との状況が判明、これは良い。
12/15調教? もちろんこの12.2-11.9という終いは非常に優秀なのだが、日曜追いでのものとしてこの全体時計でということを考えると素直に評価はしづらく、ホープフルS前の12/16時の51.9秒(12.3-12.0フィニッシュ)というのがどうしてもよぎってしまう――助手騎乗(強め)
結果➡➡➡2着
過去10年の有馬記念で5〜6回は勝てていいものだったことに加え、そしてこの週の芝のレース自体低指数決着が多い状況を踏まえた場合、非常に優秀なパフォーマンスだった可能性もあって、このメンバーに入っての2着という内容からも確かに古馬最上位のレベルにあるとみて良さそう。
ただし、それはこの馬が全能力を引き出せた場合に限った話であり、その部分の主に気性面での“前科”がある以上、場とか展開とかではなく今日のように人気を下げてくれないとG1は狙いづらい。
【調教注目馬(先週の回顧)】12/22(日) 中山・阪神競馬
レース回顧
2019/12/22 有馬記念 2着
「この厳しい有馬記念2019でリスグラシューが勝ち、サートゥルナーリアが2着したのは、紛れもなく急坂コースのタフな競馬で問われた底力を“坂路ビシビシ”調教が培った結果であり偶然ではない。
昨今の超高速馬場競馬で求めらがちなコース調教でのスピード至上主義調整が主流となっても、本当に強い馬をつくるには(坂路での成長が)不可欠な要素である」という点、それを忘れないでいきたい。
サートゥルナーリア
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
確かにラップ上は13.4-12.2-12.0ではあるが、11番手→7番手での直線の入りだったこの馬とて、むしろ締まった流れのなか、持続力を駆使して2着したというのが実態だろう。
これまで、瞬発戦特化戦績でここも分類上瞬発戦ラップだったわけではあるが、この馬の場合好走/凡走ポイントはそこではなく、唯一抱える課題、その能力を出せるか出せないか、それに尽きるということだと思う。
掛かってどうしようもない、とかそういうことではないのでまだ“軽症”だと思うが、常に人気で登場してくる故、今回のように大本命がいてくれないとG1では常に過剰人気臭がぬぐえない状況が続きそうで、やはり疑いようのないポテンシャルの高さに、距離無関係の強さと、スペシャルな馬であることは事実だが、同時に信頼し辛い部分もある。
「来年はこの馬が日本でいちばん強いということに」というスミヨン騎手のフォローアップ、半分間違ってはいないとは思うが、馬券的にはこの有馬記念2着を受けての大いにナイスな案件とみて役立てさせてもらいたい2021年。
そして、出来れば「勝てない……勝てない……」と頂点を獲り損ね続けての来年の有馬記念で、3倍以上の単勝オッズで狙いたいところ。
有馬記念 2019 レース回顧
レース前 予想
2019/12/22 有馬記念
※単勝10倍未満の人気サイドでは、「中10~25週ローテ」や「同年G1勝ちあり、かつ10月以降のG1を未連対」の馬がハイアベレージ
該当馬➡➡➡サートゥルナーリア?
※前々走→前走馬体変動が±6㎏以内だった馬が、近17回の全好走馬のうち42/45頭という状況(前走~前々走で海外出走のあった馬を除く)
該当馬➡➡➡アエロリット、アーモンドアイ、クロコスミア、サートゥルナーリア、スティッフェリオ、スワーヴリチャード、レイデオロ、ヴェロックスの8頭が満たす
(海外戦歴を挟むのは、キセキ、シュヴァルグラン、フィエールマン、リスグラシューの5頭)
サートゥルナーリア 買う、買うには買うが、今のところ、ハイペース戦になった場合の未知部分が、個人的にクリアになっていない以上は……。
あと、1つ1つの追い切りとしては非常に評価している今回だが、実はひとつどうしても引っかかっていることがある。
それは、当初陣営は、「2週前〜1週前にCWで 1週前は攻めたい。 最終追い切りは坂路でサッと、の計画」としていたところ、「CW(馬なり)→CW(馬なり)→当週日曜に坂路で強く追った上での、本追い切り(坂路馬なり)」が実際の履歴となっている点。 あまり触れられない部分かもしれないが、どうも「そうなってしまった」感がぬぐえないのである。
◯サートゥルナーリア ←本命じゃないなら、ガッツリいきたいのがここ
有馬記念2019 予想
レース前 追い切り評価
サートゥルナーリア
中間B-
12/18調教◯ リスグラシュー同様に、この日の好時計連発馬場では、字面上はこの52.1秒、37.2秒、11.9-12.1ラップでも即座にG1好評価級判定は下せないが、こちらは8時半近くという点で若干分があるかも →しかも、助手騎乗単走馬なりで、騎乗した助手からも「楽に出た」との状況が判明、これは良い。
12/15調教? もちろんこの12.2-11.9という終いは非常に優秀なのだが、日曜追いでのものとしてこの全体時計で、ということを考えると素直に評価はしづらく、ホープフルS前の12/16時の51.9秒(12.3-12.0フィニッシュ)というのがどうしてもよぎってしまう――助手騎乗(強め)
(前走時) 序盤に行きたがって浪費した部分はあったにせよ(さすがスミヨン騎手、「よくあの程度で収まったな」という感じではあったが……)、
それにしてもラストの止まりっぷりは目立っていて、ある意味ド派手な散り方となった今回、明らかに府中、というか道中緩まないラップが合わない(日本ダービー時5月の府中も、今以上に高速馬場でレースはタイムトライアル戦になった中でのもの)印象。
しかし、適性は瞬発戦にあっても、まだ3歳馬であって、このペースで一応6着には入った経験を生かす対応力を発揮してくるようなら……という部分はあり、その意味で上記はあくまで『現状は』の接頭句付き見解の範疇。
(前々走時) 「単走馬なりの連発」で、これだけのパフォーマンスを見せるのだから、これ以上調教でストレスを掛ける必要はこの馬には無いかもしれない、むしろ逆効果かもしれない、そう思ってしまうほど極上のパフォーマンスを見せたのだが、尤もその仕上がり以前に、スローからの瞬発戦への適性が覚醒の大きな要因であったのだろうが。 中間A+
(5走前時) 12/24◎ 助手騎乗かどうか以前に、この時計で11.8-11.8は特筆で、次元が違うか、マイラーかどちらかの感じ――助手騎乗
12/16も前週日曜同様に終いさすがの内容で、さらにこの日は全体時計も自己ベスト――助手騎乗
12/9調教は日曜の早い時間帯とはいえさすがの12.0-11.9でフィニッシュ――助手騎乗
【調教注目馬】12/22(日) 中山競馬
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サートゥルナーリア 天皇賞(秋) 2019
レース回顧
2019/10/27 天皇賞(秋)6着
サートゥルナーリア 予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
序盤に行きたがって浪費した部分はあったにせよ(さすがスミヨン騎手、「よくあの程度で収まったな」という感じではあったが……)、それにしてもラストの止まりっぷりは目立っていて、ある意味ド派手な散り方だった。
明らかに、府中、というか道中緩まないラップが合わない(日本ダービー時5月の府中も、今以上に高速馬場でレースはタイムトライアル戦になった中でのもの)印象。
しかし、適性は瞬発戦にあっても、まだ3歳馬であって、このペースで一応6着には入った経験を生かす対応力を発揮してくるようなら……という部分はあって、その意味で上記はあくまで『現状は〜』の接頭句付き見解の範疇。
天皇賞(秋)2019 予想
レース前追い切り
2019/10/27 天皇賞(秋)
サートゥルナーリア
☆前走狙い馬☆
(前走時) 「単走馬なりの連発」で、これだけのパフォーマンスを見せるのだから、これ以上調教でストレスを掛ける必要はこの馬には無いかもしれない、むしろ逆効果かもしれない、そう思ってしまうほど極上のパフォーマンスを見せた。
もっとも、仕上がり以前に、スローからの瞬発戦への適性が、覚醒の大きな要因ではあったのだが。
中間A+
(4走前時) 12/24◎ 助手騎乗かどうか以前に、この時計で11.8-11.8は特筆で、次元が違うか、マイラーかどちらかの感じ――助手騎乗 12/16も前週日曜同様に終いさすがの内容で、さらにこの日は全体時計も自己ベスト――助手騎乗
12/9調教は日曜の早い時間帯とはいえさすがの12.0-11.9でフィニッシュ――助手騎乗
【調教注目馬】10/27(日) 東京競馬
サートゥルナーリア 神戸新聞杯2019
レース回顧
レース全体の振り返り
③レース上がり32.3秒は当然、レース史上最速(よく調べてもいないが、調べるまでもない(^-^;)で非常に速いが、それだけでなく、4コーナー手前でほぼ先頭を奪い切ったサートゥルナーリア自身による上がり3Fタイムであり、しかも終始軽々と運んでマークしているのだから恐ろしい
予想➡➡➡◎サートゥルナーリア
結果➡➡➡1着
レース全体概要部分(上記)にあまり書きすぎてしまうと、こちら(馬単体パート)に書くことがなくなってしまうほど筆が止まらなくなりそうだった。
そのくらい、レース全体=サートゥルナーリア一色、独壇場だったということ。
レースレベル自体、決着タイムなどからは超ハイレベルということはないレースではあるのだが、あの手応えで先頭から 10.8 - 10.2 - 11.3 を急坂コースで繰り出してくるとは(10.8をラスト3F目に入れて、その後10.2て!!? ハイ、お手上げ~\(-o-)/)。
今の馬場状態やら、1400m地点までが激遅(1分30秒2は過去10年で最も遅い)とか、いろいろとケチをつけようかと思ったのだが、やーーーめた。
見立て通り、瞬発戦なら最強ならぬ“最恐”、ダービーの敗因が「初めての平坦戦(というか、限りなく消耗戦に近い平坦戦と言っていいレベル)」にあったのでは、とラップ的見解に求めた、その通りになってくれたわけだし。
そしてだからこそ、1倍台半ばでも◎を打つべき馬と判断したわけだし(ブログでこんな照れ臭い◎、出来ることならもう二度としたくないけど)。
ちなみに、「こんなにスローで流れた年って……」と過去10年ラップを見ていて、「2011年がなかなか近いな、まあ全然上がりがサートゥルには及ばないけど。……ん?11年って・・・」と思ったら、そうオルフェーヴルの年でした。
そして、馬場差云々を差し引いても、少なくともこのレースで“魅せた”瞬発力ではサートゥルナーリアには全然及ばない、名馬オルフェーヴルをもってしても。
—―なるほど、と妙に納得してしまった部分。 たぶん、日本で、というかこの「軽質レース」ジャンルで日本に敵がいないとなれば世界一と言い切ってしまっていいのだが、瞬発戦最強は確実だろう。
あとは、(この先隙を突けるとすれば)まかり間違って瞬発戦以外のG1に使ってきたりした時にどうかくらい。
とにかく、この馬に関しては斬れ過ぎるゆえに、脚元にだけは注意して長く活躍して欲しいところ。
神戸新聞杯2019 レース回顧
レース前予想
過去のレース傾向
※レース、コースともに8割瞬発戦で、2割が平坦戦といった発生率となっている 該当馬➡➡➡サートゥルナーリア、シフルマン、ヴェロックス、ヴィントが適性条件
※勝ち馬像としては、「中9週~半年以内」「3勝以上」「OPクラスのレースで上がり1位経験あり」「OP勝利があり、かつOPクラスのレースで上がり1位経験あり」に複数当てはまっている馬が向く 該当馬➡➡➡サートゥルナーリア、ヴェロックスが全てを満たし最右翼、レッドジェニアルが次点、シフルマンが4番手
◎サートゥルナーリア ダービー(◯評価)に続き、特に書くことはない。
この少頭数のこのメンバーで、仮に渋っても重馬場とかそういう次元の話を持ち出すべき馬ではないだろう。
今回唯一書くことがあるとしたら、ここまでの調整面くらい。
さりとてこちらも、優秀過ぎてその中間の追い切り内容、過程について多くを語るほどでもなく、2週前の助手騎乗での秀逸時計に、1週前、当週月・木と文句なし。
変化点とすれば、全て「馬なり単走」の極めてソフト仕上げということくらいか。
本命選びに時間を費やしている場合ではない、ということでさっさと相手選びへ。
(ちなみにだが、このレースで1番人気馬は手元の17年集計で(10-4-0-3)とご存知の通り強いのだが、馬券外3頭中2頭は日本ダービーで1番人気を背負って馬券外だった馬で、その意味ではジンクスめいた何かは起こってもいいのかもしれないが……)
神戸新聞杯2019 予想
レース前追い切り評価
サートゥルナーリア
中間A+
(3走前時) 12/24◎ 助手騎乗かどうか以前に、この時計で11.8-11.8は特筆で、次元が違うか、マイラーかどちらかの感じ――助手騎乗
12/16も前週日曜同様に終いさすがの内容で、さらにこの日は全体時計も自己ベスト――助手騎乗
12/9調教は日曜の早い時間帯とはいえさすがの12.0-11.9でフィニッシュ――助手騎乗
【調教注目馬】9/22 阪神競馬
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サートゥルナーリア 日本ダービー(東京優駿)2019
レース回顧
2019/5/26(日) 日本ダービー 4着
予想➡➡➡☆サートゥルナーリア
結果➡➡➡4着
出遅れ。
あれでは敗戦はやむなし。
ただ、誰もが今後(次走までの間)謎解きに追われるであろう、最後にヴェロックスに交わされて4着、しかも5着ニシノデイジーにもあわや先着を許しそうになったという事実。
距離自体、Hペースで2400mだとスタミナ的にきつかった、等々……いろいろ説は唱えられていくだろうが、ラップ面からいうとサートゥルナーリアは今回が初めての平坦戦(というか、限りなく消耗戦に近い平坦戦と言っていいレベル)だった。
適性がないとはいえないが、後方から挽回していってもなおあの4角抜群の手応えで直線を向き、2位には0.2秒差をつけた上がり最速。
それでいて意外と1〜2着馬に最後引き離されてしまったことが最大のポイント。
ここに、やはり一瞬のキレが身上、長く脚を使う展開に巻き込まれると最速はマーク出来ても、削がれるものがあるというヒントが隠されているように思う。
残り300m地点を過ぎたところで極上の一瞬のキレをもって急加速で迫り、一旦は前に並びかけるかと見せかけ、残り100mからはニシノデイジーやクラージュゲリエよりも見劣るフィニッシュ。
この馬だけは、レース上がり12.0-11.9-12.0の中を、例えば 11.4-10.9-11.8(推測) といった具合に、慣れ親しんだ瞬発戦スタイルで戦っていたような気がする。
もちろん、「外々を回らされて……」というよくある失敗談ケースにも今回は当てはまる競馬になったわけだが、それだけであそこから伸びあぐねるほどここでは弱くない。
そう考えると、やはりラップ適性面が非常に気になるところである。
日本ダービー(東京優駿)2019 レース回顧
レース前予想
2019/5/26(日) 日本ダービー2019
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※近年の穴パターンは、「①ダービートライアル連対馬」か「②1800m以上重賞への複数出走経験かつ勝利経験」のいずれかに必ず該当(単勝20倍以上で好走した馬を対象)
該当馬➡➡➡①TR連対組は、リオンリオン、ランフォザローゼス(「サートゥルナーリアとヴェロックスもこれに該当!」(笑))。
②1800m重賞歴組は、エメラルファイト、クラージュゲリエ、ニシノデイジー、メイショウテンゲン(「サートゥルナーリアとダノンキングリーはここでも該当!」)
※「前走皐月賞組はその前走で4人気以内、皐月賞以外なら3人気以内」が基本。 近年の3着内馬の約8割を占めていて、昨年のコズミックフォースをはじめマイネルフロスト、ベルシャザール、ローズキングダムなども該当
該当馬➡➡➡サートゥルナーリア、タガノディアマンテ、ダノンキングリー、ランフォザローゼス、ロジャーバローズ、ヴィント、ヴェロックス
※キャリア4戦以内は好走例が少なく、近20年東京で行われたダービーで好走を果たしたのはゼンノロブロイ、ディープインパクト、サトノダイヤモンド、マカヒキ、レイデオロら全て当日3番人気以内だった計8頭のみ
該当馬➡➡➡3番人気以内のサートゥルナーリア、ダノンキングリーはいいとして、シュヴァルツリーゼ、ランフォザローゼスは善戦までか といった感じ。
皐月賞時は、年明け初戦だったサートゥルナーリアはもちろんのこと、2着ヴェロックスを除く掲示板5頭中3頭を「皐月直行ローテのノーザンF生産馬」が占めたのだから恐れ入る。
(当時◎ヴェロックスに託したのも、その叩き2戦目の強みを評価して……という部分が大きかったのだが)
この最大ポイントとみている、“皐月叩き台使いで軽々クリア”という事実と、それに密接にリンクするノーザンF(外厩仕上げ)の躍進……。
今年のダービーも当然抜きには語れないところだ。
◯サートゥルナーリアは、特段書くことはない。
最有力馬には当然異論はない。
皐月賞回顧に書いた『10回やったら9回勝つ』可能性のある馬。
ただし、それは鞍上ルメール込みでの話。
さすがに強力なD.レーンといえど、この大舞台では経験値の差は大きいはず。
と、これで『10回に8回』に都合よく減らしてみたりもした。 が、……。
それでも、単勝1.2倍というわけでもないし、全然この馬の単勝が割にあってしまう計算だ。
最終的に1.5倍として、個人的な算出勝率8割なら、回収率120%!十分じゃないか、、、 いや、それはあくまで個人的勝率見立ても含んだ机上の計算での話。
瞬発力比べで底知れない可能性を秘めた◎と、1.5倍対5.0倍なら◎ダノンを狙いたい。
単純に、ここで1番人気に屈して◎打って、この馬を飛ばしたくない、という別のささやかな願いもあったりして……(笑)
日本ダービー(東京優駿)2019
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レース前追い切り評価
2019/5/26(日) 日本ダービー2019
サートゥルナーリア
中間B (前々走時) 12/24◎ 助手騎乗かどうか以前に、この時計で11.8-11.8は特筆。
次元が違うか、マイラーかどちらかの感じ――助手騎乗
12/16も前週日曜同様に終いさすが。
さらにこの日は全体時計も自己ベスト――助手騎乗
12/9調教は日曜の早い時間帯とはいえさすがの12.0-11.9でフィニッシュ――助手騎乗
(3走前時) 10/3調教◯ 遅い時間帯に助手騎乗で加速ラップで良好。
これまでのよりもかなり遅い時間帯に自己ベスト更新――助手騎乗
【東京11R】
サートゥルナーリア 中間B
【調教注目馬】 5/26(日)東京競馬
サートゥルナーリア 皐月賞2019
レース後追い切り評価回顧
2019/4/14(日) 皐月賞 1着
予想➡➡➡△
サートゥルナーリア 中間C+ 評価
(前走時) 12/24◎ 助手騎乗かどうか以前に、この時計で11.8-11.8は特筆。
次元が違うか、マイラーかどちらかの感じ。――助手騎乗
12/16も前週日曜同様に終いさすが。
さらにこの日は全体時計も自己ベスト。――助手騎乗
12/9調教は日曜の早い時間帯とはいえさすがの12.0-11.9でフィニッシュ。――助手騎乗
も、この馬としては全然まだまだという評価。調教面だけでは評価を上げなかった。
結果➡➡➡1着
並みの馬なら十分好調教だが、この馬としてはそこまで目立つ時計には映らないものばかりだった。
もっとも、坂路で速い時計を出していないのは、転厩による調整方法の違いによるものと明白だし、今回は休み明け、(ダービーに向けた)お釣り残し仕様でもある。
ここからの調教のケタ違いUPが見られるだろう。
【レース回顧 】4/14 中山・阪神・福島 予想と結果
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レース回顧
2019/4/14(日) 皐月賞2019 1着
予想➡➡➡△サートゥルナーリア
結果➡➡➡1着
あえて何か書くことがあるだろうか(笑)
ホープフルからの直行で、しかも相手も、◎にしたからって手前味噌でもなんでもなく、結構強かったのに。
3着ダノンも含めて。
ちょっと失望した。
この先の国内戦で、成長力(の他馬との今後の曲線比較)とかの面を抜きにしたら、ほぼこの馬の出てくるレースでの逆転狙い◎が無駄になることを思うと。
着差はアタマ差、2着馬に不利を与えていたといえど、今日の競馬は圧勝も圧勝。
全力仕上げではない中で、これじゃあ……。
基礎能力で言ったら、たぶん5馬身先にいる感じだったはず。
ちなみに、この馬にしてはこの中間も全然大した追い切りではない(これも、並みの馬ならA級内容だが、この馬の過去を見ると普通といった感じ)。
ダービーに関しては、同じく直行ローテで僅差3着のダノン以外逆転の目はおそらく無い。
極限のキレ味勝負で100%ダノン向きレースに振れたとして、ハナ差向こうに分が出てくるだろうか。
いちおう、こちらはロードカナロア産駒。
いずれにしても押しも押されぬ大本命。
その時にとち狂って妄想しないように、忘れないうちに書いておこう。
10回やったら9回ほど勝つんだぞ、覚えておきなさい自分w
皐月賞2019 レース回顧
レース前追い切り評価
2019/4/14(日) 皐月賞
サートゥルナーリア
中間C+
(前走時) 12/24◎ 助手騎乗かどうか以前に、この時計で11.8-11.8は特筆。
次元が違うか、マイラーかどちらかの感じ。――助手騎乗
12/16も前週日曜同様に終いさすが。
さらにこの日は全体時計も自己ベスト。――助手騎乗
12/9調教は日曜の早い時間帯とはいえさすがの12.0-11.9でフィニッシュ。――助手騎乗
(前々走時) 10/3調教◯ 遅い時間帯に助手騎乗で加速ラップで良好。
これまでのよりもかなり遅い時間帯に自己ベスト更新。――助手騎乗
【中山11R】 サートゥルナーリア 中間C+
【調教注目馬】4/14(日)中山競馬
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