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有馬記念2019 各馬ふり返り 予想と結果
キセキ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
スタートの出遅れが痛恨で、どうにかこうにか格好だけはつけたといった感じでの、11番手→9番手からの挽回5着で底力は見せた一戦。
ただし、例えば前につけてスティッフェリオあたりと同じような競馬(離れた番手から4コーナー過ぎにすぐさま先頭)をしていたとして、果たして2〜3着に交わされずに残せていたかは、本命◎を打った身としても正直半信半疑で、希望的観測になってしまうところである。
予想編でも触れた通り、調教内容と何よりも1週前に見せた行きたがるくらいの前進気勢で馬が変わってきているはず、と見込んで狙った今回、パドックでも前のサートゥルナーリアに追いつくくらいの気迫漲る久しぶりの“キセキのパドック”を見せ、返し馬では吊る首で走る気満々に映っていて、その見解に間違いはなかったと思っている。
ただ、このハイレベルメンバーで、ハイレベル決着で、スタートであれをやっていてはそれはもうノーチャンスで、逆に豪華メンバーでの今年の有馬記念が凡戦にならなくて(この馬があの競馬で届いてしまうような甘っちょろい一戦にならなくて)良かったという見方もあったりする。
リスグラシュー
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡1着
このメンバーに入って牝馬が、パドックで格の違いを見せていたことがまず素晴らしかった。
ただ、別格かな、リスグラシューは。
— yosounohone (@yosounohone) 2019年12月22日
見栄えだけなら、ここでは完勝も完勝。#有馬記念 #パドック #リスグラシュー
これにより▲評価からかなり◎キセキと並列に近いところまで直前に評価を高めることができ、(気持ち的にはキセキを応援し続けていたが、「たぶん敵わない」と思ったというのが正直なところ)この馬の単勝も含め狙うことができた。
中団インから直線で外に持ち出してあっさり先頭に並びかけてからの圧勝劇は、恐らく指数的にみても10年に一度級以上の伝説の有馬記念パフォーマンスとして語り継がれるべき競馬だったと思う。
この展開で、ラストを13.4-12.2-12.0で上がっているというのは、いくら今の改良された馬場状況を加味したとしても驚愕レベル。
本当にここまで絶頂期で引退する馬というのもなかなか無い話だが、それがただただ残念になるくらい超絶パフォーマンスだった。
なので、馬に関して次走コメントも何もなく、「お疲れさま」しかないのだが、先々に向けてこの馬が教えてくれたことは大切に大切に繋いでいきたいと思っている。
すなわち、「この厳しい有馬記念2019でリスグラシューが勝ち、サートゥルナーリアが2着したのは、紛れもなく急坂コースのタフな競馬で問われた底力を“坂路ビシビシ”調教が培った結果であり偶然ではない。昨今の超高速馬場競馬で求めらがちなコース調教でのスピード至上主義調整が主流となっても、本当に強い馬をつくるには(坂路での成長が)不可欠な要素である」という点、それを忘れないでいきたい。
ありがとうリスグラシュー、ありがとう矢作調教師。
サートゥルナーリア
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
確かにラップ上は13.4-12.2-12.0ではあるが、11番手→7番手での直線の入りだったこの馬とて、むしろ締まった流れのなか、持続力を駆使して2着したというのが実態だろう。
これまで、瞬発戦特化戦績でここも分類上瞬発戦ラップだったわけではあるが、この馬の場合好走/凡走ポイントはそこではなく、唯一抱える課題、その能力を出せるか出せないか、それに尽きるということだと思う。
掛かってどうしようもない、とかそういうことではないのでまだ“軽症”だと思うが、常に人気で登場してくる故、今回のように大本命がいてくれないとG1では常に過剰人気臭がぬぐえない状況が続きそうで、やはり疑いようのないポテンシャルの高さに、距離無関係の強さと、スペシャルな馬であることは事実だが、同時に信頼し辛い部分もある。
「来年はこの馬が日本でいちばん強いということに」というスミヨン騎手のフォローアップ、半分間違ってはいないとは思うが、馬券的にはこの有馬記念2着を受けての大いにナイスな案件とみて役立てさせてもらいたい2021年。
そして、出来れば「勝てない……勝てない……」と頂点を獲り損ね続けての来年の有馬記念で、3倍以上の単勝オッズで狙いたいところ。
アーモンドアイ
予想➡➡➡◆
結果➡➡➡9着
流れていたのでペースではないのだろうが、スタンド前の環境(歓声、位置、他馬の動向)によって行きたがってしまい、かなり消耗したまま走り続けて最後は余力なく沈んだ(9着)。
ただ、4コーナーにかけて中団から外を押し上げて行く時の手応えはさすがというものがあったし、この馬より後ろにいた勝ち馬リスグラシューよりも、こちらが突き抜けるかにも見えていたシーンも確かにあった。
完全にガス欠の競馬で、こればかりは馬が生き物なら、競馬も生き物なので仕方なく、一切評価を落とす必要のない一戦。
スワーヴリチャード
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡9着
陣営からは、最高の出来、最高の出来と言われていたが、正直。。。(予想編に書いた通りの)例の最終追い切りで「時が止まった」状態ではこのハイレベル有馬記念で脚下を掬われる、そういうことだと思う。
もちろん、思いの外岩田騎手(1番枠スカーレットカラー)が序盤から積極的に出していき、スンナリ内ラチをキープしてあとはインベタで終始運んで直線でも内ラチから末を伸ばすだけ、という青写真が、アッサリ崩れ去った影響もあっただろうが。
ワールドプレミア / フィエールマン
3着ワールドプレミアは「そのスブさにもかかわらず、豊さんやら、菊花賞馬やら、馬名的なサイン的な部分から過剰人気している点が・・・」ということで、逆に怖かった1頭。
鞍上のコメントからも再三「真っ向勝負では・・・」的なニュアンスが感じられた今回だったが、蓋を開けてみれば......。
本当に、流れ的に厳しいペースになって良かったのはもちろんだが、それ以上に武豊騎手。
今シーズンは、輪をかけて好判断が際立ってきているし、運とその読み(読みを通り越して、なんか馬券ファンみたいな予想力に近そう)で最後の最後に3着の座を引き寄せた印象。
4着フィエールマンに関しては、パドックでは気にならなかった発汗がゲート入り時点で目立ち、ゲート内でもかなりうるさくなっていた感じで、スタートしてからも序盤は怪しい素振りも見せつつだったが、すぐにサートゥルナーリアに交わされてしまったものの直線で一旦は単独先頭の見せ場まで作って4着。
好時計決着、グッドラックHもディープワンツーというこの日の馬場とはいえ、この展開で池添騎手でこの内容というのはかなり価値のある内容。
▲◯の馬連をメインに、なんとか的中という形で格好をつけることができた今年の有馬記念。
他でもない、アーモンドアイにしがみついた馬券にしなかったことが最大の勝因だったわけだが、そのこと以上に先述の通り、リスグラシュー、サートゥルナーリアという坂路追いを評価してきた馬たちのワンツーという結果が、当ブログ的には結構なビッグニュースであり、『ホネ元年』の奇跡だったように思う。
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競走馬データ
アーモンドアイ・ダノンプレミアム・サートゥルナーリア...他
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— yosounohone (@yosounohone) 2019年8月25日
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— yosounohone (@yosounohone) 2019年8月24日
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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