――中間時計も含めて、ここ最近や今週の馬場で「G1出走馬として」スゲェな、という時計は皆無に等しいとみています。
もし、この宝塚記念出走馬の追い切りの中で「超抜」という評価をしているとしたら、ここ1ヶ月くらいの栗東の馬場の時計の出方を見直したほうが良いかと。
坂路ならデビュー前の2歳馬でも51秒台前半-24秒台-12秒台前半、CWなら3歳未勝利クラスでも助手騎乗強めで67秒台-37秒台-11秒台が平気で出るような馬場状態が続いています。
6/23(日)阪神競馬
坂路調教評価
【阪神1R】
ププッピドゥ
6/12調教◯ この厩舎ではあるが、9時近くに未出走馬で52.0秒、12.2-12.6はなかなか速い――ジョッキー騎乗
ルミエールソレイユ
(前走時)勝ち馬同様に、スッと2番手につけるとコーナーで一旦位置取りを下げるも、直線を向いての加速はなかなかだった。
3着馬を交わしたあたりからは、勝ち馬を凌ぐゴール前にかけての伸びを披露し、最後はクビ差まで詰め寄った。 (最終追い切りを評価)
【阪神2R】
ルバクオーリ
6/18調教◯ 火曜の時計なので信ぴょう性はいまいちだが、助手騎乗でこのラップならこの馬としては良化の可能性はある――助手騎乗(1F追う)
【阪神4R】
バトルアグレッシブ
中間B
ミヤビパーフェクト
(前々走時)☆前走狙い馬☆
(3走前時)中間A-
【阪神6R】
サトノプライド
(前走時) 3/13調教◯ 遅い時間帯に自己ベスト更新。終いが少し物足りない減速だが、引き続き500万下なら通用していい。
助手騎乗なら勝ち負けまで――ジョッキー騎乗
3/1調教◯ 500万下としては、優秀な遅い時間帯での終い12.0-12.2。
全体時計も自己ベスト更新でなかなか――ジョッキー騎乗
ショウナンパンサー
(前々走時) 5/16調教◯ 今の馬場とはいえ、自己ベスト更新で、12.5-11.9は優秀。
助手騎乗なら、500万下ではかなりチャンス大きいだろう――ジョッキー騎乗
シャイニーロック
(5走前時) 12/12調教◯ 12.8-12.1は目立ち、この馬自身としても飛躍的な全体時計、ラストの良化。
おそらくジョッキー騎乗だろうが、仮に助手騎乗なら本命必至――助手騎乗
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【阪神8R】
セグレドスペリオル ☆次走注目馬☆
(前走) 除外
(前々走時) やっと絞れて、減量ジョッキーとはいえ、自己ベスト級パフォーマンスで僅差好走。
最後方追走で、いつもより位置取りが後ろになって差し切れなかったが、3着以下は引き離しており、十分好内容。
何より、ほとんど内々を通った馬が上位に来ている中を、ただ一頭大外を回して追い込んでの内容だけに、ここでは力が違うと言ってもいい競馬での2着だった。
指数自体は抜群に高いわけではないが、通ったコースや内容なども考えればクラス上位、さらに上でも通用して不思議ないか。☆前走狙い馬☆
クリノクーニング ☆次走注目馬☆(どうせ、次走「函館」だろうという先読み含めて→違ったが...)
(前走時) まず、この後の北海道シリーズに、今の好状態で使ってきて欲しい、という点を改めて記しておくためにここに記載。
出だしから脚が遅いことを丸出しのような、押して押しての中団イン確保、 4コーナーでの急加速での再びの押して押して。
それでも、直線では前が壁になるようなシーンもありながら渋太く伸びた。
2着争いの一角、というよりは、3着横一線僅差の中の1頭という感じだったが、良でも時計の掛かる今の阪神の馬場で久しぶりの善戦。
やはり、時計の掛かるシーンではさらなる上昇も期待できる。
6/5調教◯ いつもながらの好時計で今の馬場としては特筆するほどでもないが、助手騎乗でのものなら終いの12.5-12.1を加味すると出来上々。
この出来でこの後2年ぶりの洋芝参戦もしくは、重馬場参戦なら、クラス激走あっても不思議ない。
脚が遅いだけで力は足りると思うので、時計が速くなり過ぎなければ――助手騎乗
5/30調教◯ 相変わらず調教では動いていて、いつ1勝クラスは勝ち上がれても良いのだが......――ジョッキー騎乗
ハクサンフエロ (前走時) 例の“6.15除外事案”
6/19調教◯ 9時近くに自己ベスト更新、終いは11.9-12.1。
助手騎乗ならクラス卒業は近いか――助手騎乗
(前走時) ☆前走狙い馬☆
(前々走時) ゲートで落ち着きがなく、タイミングが合わず出遅れ。
最後方から、しかも勝ち馬とは違い大外を通ってよく詰めた。
2着馬と同じコースを、同じような末脚で伸びたが、直線入口での差がそのまま着差になってしまった。
少なくとも、今日の2着馬との力差は感じず、やはり能力はある。
中間B(5/16, 5/22 坂路助手騎乗で再評価)
(3走前時) 3/13調教◯ 早い時間帯だが、前週の自己ベスト並の時計に、終い12.1-12.2がこの日では上等。
助手騎乗ならクラス卒業のチャンスありそう――助手騎乗(馬なり)
イルーシヴゴールド
中間A-
(前々走時) 2/13調教◯ JRA未勝利で転厩緒戦だが、遅い時間帯に終い11.9-12.2ならこのクラスで通用しても不思議ない。
助手騎乗によるものならアタマまであっても――助手騎乗
イルヴェントドーロ
中間C+
(新馬戦時) 12/12調教◯ この厩舎ではあるが、それでもデビュー前の牝馬で52秒台、12.6-12.2は強烈。
おそらくジョッキー騎乗だろうが、仮に助手騎乗なら◎評価、本命勝負妥当。
ジョッキー騎乗でも1勝は確実だろう――助手騎乗
コパノケネディー
6/19調教◯ 前走時と同じ9時前の時間帯に、その時との比較で2秒詰める自己ベスト時計。
終いもまずまずしっかりで、助手騎乗なら引き続き楽しみ持てるデキか――ジョッキー騎乗
(前走時) 芝で初の逃げ。
それも、後続を離して、前半1000m58秒7通過の軽快なペースで、そのまま3馬身差をつけて押し切ってしまった。
まさにガラリ一変だが、調教は動いており、能力はあったということだろう。
今日のように楽に行かせてもらえれば、かもしれないが、マークした指数は次走1勝クラスでも楽しみなもので要警戒。 (最終追い切りを評価して)
エイシンロード ☆前走狙い馬☆
(前走時) 序盤掛かり気味に出ていき先頭に立つと、そのままマイペースで運び逃げ切り勝ち。やはり折り合いに課題は残すが、前走と同じようなスローでも、自分でペースを握って運べた分だけ前半1000mを過ぎたところからが前走より速く、この馬には良かった。
ペースさえ流れれば、楽しみのある馬。
500万下でも、折り合い次第。 ☆次走注目馬☆
(前々走時)次は確勝級か!?と言えるほどの、ロスをはねのけての3着好走。
向こう正面で力みっぱなし、手綱を引っ張って頭を上げてと大変な道中からの、終いしっかりとした伸びだった。
スムーズなら勝っていたかもしれない。
クードメイトル
(前走時) 4/25調教◯ 今の馬場とはいえ、少し経った時間に12.4-12.2の快ラップは、デビュー2戦目ということを考えてもかなり目立つ。
助手騎乗なら連勝のチャンスも十分――助手騎乗
【阪神9R】
ウィズ
(前々走時) 11/25調教◯ 日曜坂路の1番時計。
全体時計、終い2Fともに助手騎乗なら3歳馬では及第点のタイムをマークし、自己ベスト更新――助手騎乗
【阪神10R】
ペルペトゥオ
6/19調教◎ 3勝クラスとはいえ、さすがに凄みを感じる11.8-11.8フィニッシュ。
助手騎乗なら抜群のデキ。
全体自己ベストは0.6秒更新――助手騎乗
ベルクリア ☆前走狙い馬☆
6/13調教◯ 8時近くに終いまで好時計で前走並みかそれ以上の評価を与えられる時計。
助手騎乗なら、引き続きチャンス――助手騎乗
(前走時) 内枠から、前走のリプレイを見ているかのような効率的な運びのナイス騎乗。
とはいえ、こちらは前走ハンデ戦から3キロ増でのパフォーマンスアップで、力を付けているのは間違いない。
前走よりも速い流れを前目の位置取りで運べたという点も収穫で、クラス卒業も視野に。
5/14調教◯ 火曜の早い時間帯とはいえ、素晴らしい51秒台前半の自己ベスト大幅更新。11.6-12.1が秀逸。
この馬としては、いつも終いだけ秀逸パターンの馬だったが、ここにきて全体時計が速い。
ジョッキー騎乗かもしれないが――助手騎乗 ☆前走狙い馬☆
(前々走時) ちょうど勝ち馬の後ろの、2着馬のさらに真後ろの......という3頭縦1列のような感じで直線に入る。
そこから手応え十分に進出し、追い出されてからはグイグイと伸び、最後はテーオージーニアス以下を交わして僅差の3着争いから抜け出した。
上がり35.9秒をマークしており、いくら当日に稍重から変わった良馬場とはいえ、これだけの脚を使えるのだから、レース上がり36秒台で後方で溜めてという形がベストなのだろう。
アーバンイェーガー
(前走時) 手応え抜群に直線半ばを迎えたが……。
今日はあの運びでこの決着レベルなら、勝たなければいけなかったレース。
前走後に結構疲れが出たことだったので、もしかしたらそれもあってのパフォーマンスダウンかもしれない。
次走、詰めて使ってくるようならさらにパフォーマンスを下げてくるはずなので注意。 ☆次走注目馬☆
(前々走時) 前々決着とはいえ、余裕もあり最後までフルに追われるところなく振り切って完勝。
この競馬なら1600万下は十分通用だろうし、実際、1000万下好走組を相手に、3着に3馬身差、そこから4着にも2馬身半差をつけたレース。
この馬自身の最高パフォーマンスを更新し、やはり1300~1400mがベストとの印象。
4/3調教◯ 前走比較で終いが掛かってしまったが、この日に12.2-12.4はかなり速い。
しかも全体時計も3番目でのもの。
助手騎乗なら引き続き相当好調。――ジョッキー騎乗
(3走前時) ☆次走注目馬☆
3/20調教◯ 9時台に12.1-12.0はこの日ではかなり速い。ジョッキー騎乗か。
それでも、自己ベストであり、この日の上位勢では他に類を見ないタイムであり、好走十分。助手騎乗ならクラス卒業のチャンスまで。
3/6調教◯ 時計がかかり始めたこの日の馬場ならこの全体時計、12.9-12.8-12.5は出色。特にラスト2Fが非常にかかる中でのこの加速ラップは優秀。
助手騎乗なら、1600万下~オープン級といってもいいくらいか。
ライジングリーズン
(前走時) 2/27調教◯ 前走ほどではないが、自身2位をマークし好時計。
終いも12.4-12.5はまずまずで、助手騎乗なら、クラス卒業のチャンスあり――助手騎乗
プレシャスルージュ
(前々走時) 1/23調教◯ 全体時計優秀、終い12.5-12.1はこの馬としても上々の部類で、これで助手騎乗なら前走時並みかそれ以上の好状態と判断できる。
前走の1週前にも終い12.1とキレており、ここで1000万下突破を果たした――ジョッキー騎乗(馬なり)
(3走前時) 12/19調教◎ 抜群の時計で、1番時計、自己ベスト。
ジョッキー騎乗だろうが、それでも12.4-12.1-12.4は強烈なラップで、好調か――ジョッキー騎乗
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【阪神11R】宝塚記念
中間C+
6/16調教◯ 坂路では意外にもこれまであまり好時計がない馬なのだが、この日は時計面としては前走の大阪杯時(2着)同様かそれ以上のタイム、ラップを計時。
助手騎乗なら、好調そう――助手騎乗(強め)
(3走前時) 11/11調教は坂路で加速ラップでこの日上位の全体時計でまずまず。
マカヒキ
6/19調教◯ この日の馬場でオープン馬なら特別目立った時計ではないが、自己ベストをさらに詰めて終いもこの馬の標準レベルでキープ。
助手騎乗なら、まず好状態で出てきそう――助手騎乗
6/12調教◯ 8時近くに、自己ベスト並みの全体時計に、終いは12.4-12.1とこちらのほうが上。
あとは助手騎乗なら、今の馬場を差し引いても上出来か――助手騎乗(一杯)
(前走時) 3/27調教◯ 時計の出る馬場とはいえ、自己ベスト更新でラスト2Fも最速。
助手騎乗なら、出来良さそう――助手騎乗
リスグラシュー
中間B-(1週前6/12坂路は、助手騎乗によるもので再評価 ※助手騎乗によるこの馬の時計としては、18/11/1のエリ女一週前追い切り51.5秒に次ぐ2番目の時計。
当時は12.4-12.4-13.4(一杯)のラップで、今回は13.1-12.3-12.4(一杯)と折り合い面良化)
(前々走時) 3/6調教◯ 終い11.8-12.0。
助手騎乗なら当然好内容だし、この全体時計もこの馬としてもなかなか良さそう――ジョッキー騎乗
アルアイン
6/12調教は9時近くでの自己ベスト更新だが、終いの12.3-12.6が物足りないか。
助手騎乗だとしても、この全体時計に惑わされたくない感じ――助手騎乗(一杯)
(前々走時) 3/6調教◯ 遅い時間帯に、自己ベスト更新。
終いも12.4-12.3ときっちり加速ラップでフィニッシュ。
助手騎乗ではないかもしれないが、それでもこの中間一連の最終追い切りの時計としては良好――ジョッキー騎乗
2/27調教◯ 遅い時間帯に文句なしのこの馬の好調教。
12.3-12.1の好時計も、助手騎乗ならかなり評価できる――ジョッキー騎乗
2/20調教◯ 今の馬場ではあるが、遅い時間帯に自己ベスト級、ラストは12.0-11.9。時計だけみれば秀逸。
助手騎乗によるものなら普通に好走圏だろう――助手騎乗
2/14調教◯ 天皇賞秋前の自己ベスト同様の全体時計だが、今回は遅い時間帯でのもの。
助手騎乗なら好状態とみて良さそう――助手騎乗
(4走前時) 10/24調教◯ 2週連続自己ベスト更新で、字面上は良好。
この日の終い12.4-12.1の加速ラップもなかなか――ジョッキー騎乗
【阪神12R】
リシュブール
(前走時) 5/19調教◯ ラスト11.7は速い。
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※まだ結婚前のこと、相方とケンカをしていた時に当日を迎えたある年の宝塚記念。予想は完ぺき、ただ馬券は間に合わず……レースどころではない中でも、ぼんやりと眺めていたテレビの向こうでは無情にもスタートの時を迎えた。そこで出たのが『あゝ宝塚記念を、棒に振ってしまったよ』のひと言(しょんぼり付き)。当時は、今以上に競馬への関心が薄かった相方は、「ん?今それ⁉︎」と驚愕したらしいw ホネの伝説の名言である。相方に今だにそれを語り草にされているのは言うまでもない。しょーもな! すみません、そんなホネですので過度な期待は厳禁かと(笑)いつも応援ありがとうございます(^^)
中間追い切り評価
(最終追い切り評価は含まず。主にコース追い調教タイムからS>A>B>C>D)
【阪神1R】スノーベリー 中間B-
【阪神4R】バトルアグレッシブ 中間B
ジュディシャス 中間B-
アメリカンウェイク 中間C+
メイショウビジュー 中間C+
サトノソレイユ 中間C
ニシノコントラバス 中間C
ラコンコルド 中間C
【阪神7R】アドマイヤデジタル 中間C
【阪神8R】イルーヴゴールド 中間A-
イルヴェントドーロ 中間C+
【阪神11R】リスグラシュー中間B-(1週前6/12坂路は助手騎乗によるもので再評価
※助手騎乗によるこの馬の時計としては、18/11/1のエリ女一週前追い切り51.5秒に次ぐ2番目の時計。
当時は12.4-12.4-13.4(一杯)のラップで、今回は13.1-12.3-12.4(一杯)と折り合い面良化)
キセキ中間C+(1週前6/12CWだけは普通に速い)
今週のレースはこちら
6/23(日)東京競馬(調教注目馬)
6/22(土)阪神競馬(調教注目馬)
6/22(土)東京競馬(調教注目馬)
6/22(土)函館競馬(調教注目馬)
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