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――今回ばかりは逆転の発想でいって欲しい、馬と喧嘩してくれてもいいと思っている……。
目次
- 天皇賞 春 2020 レース概要
- 天皇賞 春 2020 枠順
- 天皇賞(春) 2020 ラップ適性・追い切り
- 天皇賞 春 2020 過去レース傾向
- 天皇賞 春 2020 レース傾向分析&考察
- 天皇賞(春) 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
- 5/2(土)の重賞予想と追い切り注目馬はこちら
天皇賞(春)5/3(日) 京都競馬の追い切り注目馬はこちら
5/3(日) 東京競馬の追い切り注目馬はこちら
5/3(日) 福島競馬の追い切り注目馬はこちら
天皇賞 春 2020 レース概要
天皇賞(春) G1
2020年5月3日 3回 京都 4日目
発走時間:15:40
京都 芝3200m
サラ系4歳以上 オープン
2019年優勝馬:フィエールマン 牡4 3:15.0 C.ルメール
天皇賞 春 2020 枠順
天皇賞(春) 2020 ラップ適性・追い切り
瞬発戦※ラップ、平坦戦ラップがほぼ5分5分という条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.5-12.0-11.9-12.2)が定義
キセキ、トーセンカンビーナ、モズベッロ、ダンビュライト、メロディーレーンとマッチ、若干瞬発戦寄りなのがフィエールマン、エタリオウ、シルヴァンシャーあたり。
追い切りからは、フィエールマンが中間で他を圧倒、最終追い切りを考慮してキセキがまずまず良い感じ。
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天皇賞 春 2020 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※上りの高速化とともに波乱含みとなり、34秒台後半の脚が求められるレースになってきている
該当馬➡➡➡ミッキースワロー、キセキ、ユーキャンスマイル、エタリオウ、フィエールマン、トーセンカンビーナあたりは、この距離でも問題なくそのレベルの脚が使えそうか
※基本的に、勝ち馬は「前走4コーナー4番手以内」が必須
該当馬➡➡➡エタリオウ、キセキ、スティッフェリオ、ダンビュライト、フィエールマン、ユーキャンスマイル
といった感じ。
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天皇賞 春 2020 レース傾向分析&考察
傾向面としては、菊花賞の上がりの高速化は、現代競馬の象徴といってもいいほどで、ひと言「顕著」だ。
10年平均ごとに、ザックリ「◯◯秒の壁を突破」みたいになっている変遷状況。
近年は、レース上がり34秒台に突入する年も多くなってきており、ここまでに安定して34秒台の脚を使ってきているようなタイプでないと苦しい戦いになっている。
例えば、昨年のフィエールマンが34.2であり、グローリーヴェイズ、パフォーマプロミスが34.7であったというように(全て昨年の天皇賞(春)当時/上下限値を除いた過去好走時上り平均タイム)。
また近年の勝ち馬のほとんどが「前走4番手以内」である、という点からは「長距離戦での上り3F」に加え、前走で既に好位の競馬を実践しつつここも4角で先団に加わっていられるだろうとのイメージがつくタイプであることが重要と伝わってくる。
昨年は、「前走6番手」だったフィエールマンが勝利したが、そのフィエールマンの「前走(AJCC)6番手」といえどVTRを見ればわかる通り、限りなく4番手、5番手と横並び、なんなら直線を向いたところでは単独4番手ではないかと思うくらい“形式上”の6番手というもの。
そして、この近10年「前走4番手」以下から勝利した馬はそのフィエールマン含め3頭いるが、その3頭すべてに共通するのが前走2200m以下戦であったという点。
言わずもがな、なるほど納得な+2番手くらい許容状況であった。
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天皇賞(春) 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎エタリオウ
連穴を狙うならここしかない印象。
後方からしか競馬ができないのならいざ知らず、近走で見せたように好位からの競馬はやろうと思えばできる。
M.デムーロ騎手の気負いからきたものと見ているポジションミス、菊花賞“焼き増し”競馬で4着に散った昨年は度外視可能。
ここへきての川田騎手へのスイッチなら「沈むなら沈むがいい」くらいの積極策もイメージ可能。
人気でも、他に比べるとどうしても減点材料の少ない◯フィエールマンは仕方ないとしても、こちらもその他人気馬を出し抜く条件は十分揃った。
ただ、雨の降り出しが早まった場合は微妙(イメージと実適性から、過剰人気振れするため)。
◯フィエールマン
例えば、決定的に◎に当日マイナス材料が多く出てきたりした場合、1番人気でもここは大人しく◎にしてしまうであろう対抗馬。
何より、先にも書いた前年にいくら形式上とはいえ「前走4番手以内」をクリアせずに勝利していること、これで淀3000m超で2戦負けなしというのが、尋常じゃない舞台適性示していると考えている。
「データを覆した馬は、それだけで稀代の能力または適性の持ち主である」という見立て。
▲トーセンカンビーナ / ☆ミッキースワロー / △モズベッロ / △ユーキャンスマイル / ×メイショウテンゲン
△ユーキャンスマイルは決して乗り易くない馬で、この決して容易ではない舞台で急遽の乗り替わりは、とことん運がないとしか言いようがない。
もともと、前走快勝で一気に言われ出しそうな「右回り克服」について、もう一回危険視してみたいと思っていた馬。
真っすぐ走らなければぶつかってしまうような内ピタリ併せ馬の形でのG2制覇一度では…、しかもテン乗りでは…、能力上位は認めても重視は出来ない。
キセキは、適性はあるしこの舞台において乗り替わりの鞍上ももちろん強力。
ただ、前走は当時のコメント通り相当な重症という印象で、ゲートにしても、ゲートを出てからもあの状態なのだから、1戦で、鞍上ひとつでどうこうなるものではないと思っている。
あと数戦早くこのレースを迎えられていたら…...。
好きな馬だっただけに、中途半端な印は与えたくないので無印。
☆ミッキースワローは、再三指摘している通り意外と使える脚が短く、右回り小回りでこそと思っている馬。
直線の長い淀外回り、且つある程度好位から長く脚を使って好走する天皇賞(春)というレース質からも、ミスマッチ度合いは案外大きいと思っている。
ダンビュライト、スティッフェリオといった、おそらく4コーナー先団がイメージできる2頭は、ちょっと上り3Fの速さで見劣り、キレ者たちの伸びあぐね待ちとなってしまうところ(スティッフェリオは、さらに前走を3割増?した待機策を示唆しているので、そもそも先団にすら居なそうだが)。
そして2頭ともそうだが、「ちょっと距離は…」という慎重モードではやはり、このレースを好走することは容易ではない。
スティッフェリオの人気ならいざ知らず、去勢明け初戦でのダンビュライトは案の定、穴人気のゾーンにいるし。
それなら、多少脚質面の不適合は許容して△モズベッロ、といきたいところだが、こちらは「ユーキャンをモタれ癖で安心できないと嫌っておいて、何も同じ課題を抱えるこっちを狙わんでも」ということで、買っても本線ではない相手△までか。しかも、結構人気しそうで。
もっと許容して▲トーセンカンビーナの3着拾い作戦に期待したほうが割に合うか。
こちらは、本当に上りの速さとしては速過ぎるくらい十分に足りているのだが、何せ最後方まで覚悟しなければならない点が惜しい部分。
普通なら全てが上手くいって、2〜3着線上といったところだろう。
ただ、この鞍上と馬と陣営との“信頼感”は長距離G1では非常に大きなアドバンテージで。
最後に×メイショウテンゲン。
ダイヤモンドS内容が見事な瞬発戦向きステイヤーで、京都でこの血統という点もしっくりくるが、決定的に弱点なのが上りのスピード不足。
母と比べても、安定して34秒台前半を刻めるタイプではない点が苦しい。
やはり、ひと雨あって相対的にその末脚の遅さを補える状況でないとちょっと相手本線には心許ないところか。
そしてこの馬が来る時、それは何か(≒フィエールマン?)がぶっちぎって勝つような後続バテ合い展開で、ミライヘノツバサあたりも連れてきているレースになった時だろう。
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月25日
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月24日
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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