競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【天皇賞(秋) 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 1年9ヶ月前に約束された本命

f:id:yosounohone:20200613092213j:plain

 

 ■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)


――「好走はしてきて欲しい」じゃなくて、ここは女傑にすら負けて欲しくないほどの……

目次

天皇賞(秋)2020 含む、11/1(日) 東京競馬の追い切り注目馬はこちら 

www.yosounohone.com

カシオペアステークス 2020 含む、11/1(日) 京都競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

 

福島民友C 2020 含む、11/1(日) 福島競馬の追い切り注目馬はこちら

www.yosounohone.com

天皇賞秋 2020 レース概要

 

 

天皇賞(秋) G1

2020年11月1日 4回東京8日目

発走時間:15:40

東京 芝2000m

サラ系3歳以上 オープン

2019年優勝馬:アーモンドアイ   牝4   1:56.2   C.ルメール

 

天皇賞(秋) 2020 枠順

 

 

1 1 ブラストワンピース 牡5 池添謙一
2 2 カデナ 牡6 田辺裕信
3 3 ダイワキャグニー セ6 内田博幸
4 4 ダノンキングリー 牡4 戸崎圭太
5 5 ウインブライト 牡6 松岡正海
5 6 フィエールマン 牡5 福永祐一
6 7 クロノジェネシス 牝4 北村友一
6 8 キセキ 牡6 武豊
7 9 アーモンドアイ 牝5 ルメール
7 10 スカーレットカラー 牝5 岩田康誠
8 11 ダノンプレミアム 牡5 川田将雅
8 12 ジナンボー 牡5 デムーロ

 

天皇賞(秋) ラップ適性・追い切り 

 

 

9割がた瞬発戦 ※ 、が発生する特化条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.7-11.3-12.2)が定義

戦歴からは、ダノンプレミアムジナンボーカデナクロノジェネシスといったところが瞬発戦特化で適性上位。

 

追い切りからは、ダノンキングリーフィエールマンアーモンドアイを上位評価。

 

 

天皇賞(秋) 2020 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

基本的に瞬発戦になりやすくまた上がりの速さを求められるG1で、自身の好走時平均上がりタイムが好走の目安となるレース 

該当馬➡➡➡ダノンプレミアム、ダノンキングリー、アーモンドアイ、フィエールマンといったあたりが、瞬発戦適性&好走時平均上がり順で上位


内枠はやはり好走の大きなカギになるレースで、特に人気馬が1~4枠に入ると好走率がかなり高い

該当馬➡➡➡ダノンキングリー


「父SS系」「母父ND系」がレースにおいて毎年幅を利かせていて、中心は「SS系×ND系」でほぼ決まりのレース

該当馬➡➡➡カデナ、ダノンキングリー、フィエールマン


「当日単勝50倍以上」「8枠」「父ND系」あたりは鬼門で、穴馬はこれらを除くところから

該当馬➡➡➡ブラストワンピース、ダノンプレミアム、ジナンボー、カデナ、ウインブライト、ダイワキャグニーあたり

 

 

といった感じ。  

 

スポンサーリンク
 

天皇賞(秋) レース傾向分析&考察

 

 

昨年は、牽引したアエロリット(3着)のハイラップ仕上げによって、締まった平坦戦決着。

上記傾向面などにも、多分に影響を与えたとみているやや異質な天皇賞(秋)となった印象が強い。

 

ただ、基本的にデフォルトは「瞬発力」と「上がり3Fの速さ」の両方を求められるレースとして随一のG1というのが特徴的な天皇賞(秋)。

「瞬発力兼上がりの速さ」については、1か月後のジャパンカップもほぼ同様なのだが、急加速ラップでなおかつレース上がりが34秒台になるような年も多いようなそのレース質から、それぞれを“併せ持つ”ことが必要。

目安としては、自身のこれまでの好走時上がり平均が34秒台前半以下かつ瞬発戦連対数が最多というあたり。

ちなみに、牝馬や3歳馬の好走が多いのも、いずれもそういったレース(瞬発戦かつ上がりが速い)が多く発生する条件で、それぞれ牝馬路線、クラシック路線最上位クラスが出てくるからと考えている。

もちろんそれに加えて斤量利も作用するからではあるのだろうが。

 

また、コース形態、実力拮抗のハイレベル戦、などの理由から枠はやはり重要。

内枠は好走の大きなカギになるレースで、特に5番人気以内で1~4枠に入ると手元の近14年集計で(9-6-4-16)好走率約5割超とかなり好走率が上がる。

 

血統的には、父SS系×母父ND系配合の馬が毎年必ずと言っていいほど好走馬に名を連ねる点もレースの特徴。

 

あとは、「単勝50倍以上の大穴」や「8枠」「父ND系」などの不振は顕著で、これらを除いた馬の中から上がりの脚の速い馬たちを狙いたいレース。

PR

無料提供。。
天皇賞秋2020
カシオペアS
東京・京都メインダブル無料提供!
これはもう乗るしかありません!!
━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━
天皇賞春で高回収率飛び出す!
天皇賞秋トライアルも的中~

◎天皇賞春→67,500円/1350%
◎毎日王冠→10,140円/188%
→(天皇賞毎日王冠買い目画像
無料情報で三冠的中
◎皐月賞 →36,600円/654%
◎東京優駿→14,880円/276%
◎菊花賞 →22,860円/423%
→(三冠的中買い目
ワイドも10月毎週的中してます。
→(10月ワイド集計表
━━━━━━━━━━━━━━
天皇賞秋&カシオペアS
買い目はこちらから確認↓
→東京・京都メインの無料情報
アーモンドアイ有力ですが注目は人気薄馬です。春に続き高配当狙える予感!

画像

天皇賞(秋) 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎ダノンキングリー

3つ目に挙げた傾向的にもこの馬一択でいいだろう。

アエロリットのいない今年は、昨年と違い瞬発戦想定で良さそうで、「瞬発力兼上がりの速さ」で上位評価のSS×NDのこの馬を狙う。

(試算してみて、案外)上がり平均の速いフィエールマンという手もなくはない今回なのだが、さすがに左回りではこちらのほうが勝算が立つとみて。

何せ、今から遡ること約21ヶ月前共同通信杯のパフォーマンスからして、このレースために生まれてきたような瞬発馬だし、“念願”の場面がそのまま関係各所“悲願”のシーンになると期待したい。

そして、密かに毎日王冠等での平坦戦実績ももつ、この舞台の“鬼金”キャラ。

1週前時点、生涯ベストG1にふさわしい極上の出来がうかがえる。

この馬の特性を熟知している人なら皆思うところだろうが、「ここで極限仕上げで出してこなかったら、いつ仕事する?」というのを課せられるのが陣営にとっての今回。

変な気負いとかにさえならなければ。

 

 

◯ダノンプレミアム

まさか、ダノンーダノンと本線で狙うことになるとはといった感じの天皇賞(秋)だが、適性的に◯ダノンプレミアムは2番手で仕方のないところ。

前走安田記念では適性真逆で買えなかった馬がこの秋天では最上位級、というのはラップ的には至極当然の部分。

昨年のこのレースは、上記の通り展開が異質で、ダノンプレミアムにとっては流れに苦しみながらの2着。

サートゥルナーリアが飛び、アエロリットが残るようなラップで、ダノンプレミアム自身の伸びが「渋太い」ものに映ってしまうようなまさかの不向き展開の秋天だった。

本来の姿を見せられれば、キングリーを除いたメンバーでは最先着することも可能とみている。

 

 

▲アーモンドアイ

▲アーモンドアイは、前年が全くもってトップコンディションには遠かった中での勝利だった点がポイント。

状態は、去年とは雲泥の差とみる。

あとは、去年その状態で「ペガサスですか?」と思わせたほどのパフォーマンスを披露しているだけに、今この舞台でアエロリットの牽引が無くなった時、どちらに転ぶかだけだろう。

自身の不発で敗れる(それでも2着〜3着だろうが)とすれば、5歳秋復帰戦のここ。

この馬は賢すぎるほど賢い、ゆえにやめる時は自分でやめるスイッチを入れるとみていて、それが今回になる可能性は十分。

 

 

△フィエールマン / △スカーレットカラー

ハイレベルになった時、搭載エンジン(排気量)でもって浮上の余地があるのが△フィエールマン

人気だったら、距離不足で一蹴の今回だが、そうではないなら買い。

単純に、この馬のマークしてきた好走時上り平均値はメンバー中5本の指に入り、しかも3000m級での3本を含んでのものだけに、未知の楽しみはある。

ただし、一長一短で、少頭数さながら、落ち着いたペースで決着水準が上がらなかった場合には、さすがに苦戦するだろう。

ある意味、この馬が突っ込んでこれる(ハイレベル戦)秋天を願うばかりのところなのだが。


あとは、どうしても挙げれば人気馬、となってしまいがちなところで、クロノキセキといったところの件は割愛するが、人気薄なら△スカーレットカラー

平均上りの速さと直結する傾向のある牝馬という点、あとこの馬は人気の無い時にだけ買うべき馬という点から穴でこそ注視。

マイルは短く、この先の大舞台は長すぎる馬自身にとってもここはラストチャンスに近いはずで、絶対に抑えておく一頭とみている。

パドック次第では、この馬のために▲以下を下げる用意もしているつもり。

1週前はいくらこの厩舎とはいえ、助手騎乗でかなりの内容。

実際、陣営から「これまでは理由ある(G1での)敗戦。今回は100点満点」と“お墨付き”の態勢が整っている。

 

最後に、去年のこのレースとは違う流れなら3着チャンスあり、ここで真価を問いたいと思っている一頭ダイワキャグニーまで。

PR

画像