競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【追い切り注目馬】1/5(日) 中山競馬 中山金杯 長休明け叩き2戦目で一見良さそうでも……

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――これは罠、というほうに賭けたいトリオンフ。

前走チャレンジCも、基本的に好走組は次走狙いたくなくて、タイトルにある通り一見時計が出ているように見せているところも輪をかけている、との印象。

 

 

目次 

 

京都金杯 2020 含む、1/5(日) 京都競馬の追い切り注目馬 

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 中山金杯 京都金杯 追い切り 

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中山金杯 2020 予想 

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京都金杯 2020 予想

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1/6(日)京都競馬の追い切り注目馬 

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1/6(月) 中山競馬の追い切り注目馬 

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坂路調教評価 1/5(日) 中山競馬

 

 

 

【中山1R】3歳未勝利

デヴィニティ

12/31調教◯ 明け3歳馬のこの全体、12.5-12.2フィニッシュは額面出色で、やはり少なくとも1つは勝ち上がれて良い――助手騎乗※2本目

 

 

トーレスデルパイネ

☆前走狙い馬☆

《前走時》残り1Fくらいまでは4~5番手から伸びを見せていたが、そこでぱたりと止まり8着敗退。

 

ひとまず、新馬戦は掛かっていたこともあってもう1戦狙ったわけだが、指数的にはむしろ許されざる凡指数をマークしてしまったという印象の2戦目で、一旦この馬に対する評価を白紙に戻して、仕切り直しで調教評価をしたほうが良いか。

 

ただ、直千競馬、ダート短距離に出てくるようなら、単勝10倍以上であれば単狙いももう一回くらいは……

 

 

 

【中山2R】3歳未勝利

セイウンヒロイン

☆前走狙い馬☆ 

《前走時》ちょっと時計が掛かりすぎて、勝ち馬ミュアウッズでも平凡ちょい上くらいの指数でそこから3.5+5馬身離されての3着で、はっきりいって肩透かしだったが、508キロでもありまだまだ精神的にももう少し仕上がってくればといったところか。

 

しかも今回は、当週の最終追い切りを自重しての2週除外スライド明けの出走だった。 

 

11/27調教◯ 終いが非常に掛かり出したこの週の10時過ぎに、53.1秒、12.3-12.8というのはどの部分をとってもかなり秀逸な時計――助手騎乗 

 

11/13調教◎ この日の10時過ぎに、全体52.7秒で12.0-12.6の24秒台フィニッシュはデビュー前としては秀逸で、仮に助手騎乗なら確勝レベルかも――助手騎乗(直線仕掛け) 

 

10/18調教◯ 今の馬場でデビュー前に、9時近くの52.6秒、ラスト2F25.2は上々で、助手騎乗なら好勝負必至か※騎乗者未確認

 

 

 

【中山5R】3歳1勝クラス

マイネルミンドール

☆前走狙い馬☆

《前走時》不良馬場を2番手で運び、早め先頭から1番人気ロードオマージュの追撃をギリギリ振り切っての勝利で、タフな馬場とオルフェーヴル産駒得意のこの条件ということも後押ししたか、同馬との内外手に汗握る長い叩き合いを制した格好。 

中間C+

 

 

ルトロヴァイユ

《前々走時》9頭立てで、前半1000m65.1秒の超スローを2番手から3コーナーで早め先頭の競馬で、2強と目された2番人気単勝2.7倍のグラスデスティーノを楽々突き離して最後は2馬身半差V。

 

そのグラスデスティーノも後続に差をつけての2着で、指数も2歳1勝クラスくらいなら突破して不思議ないものをマークしていて、この少頭数のこのスローを考えるとそれ自体かなり優秀。

 

 

 

【中山6R】4歳以上1勝クラス

カウンターエア

《前々走時》超大型馬で間隔が空いての+22キロで、並みの1勝クラス勝ち負け水準に達しているのだから、絞れたら勝ち上がり必至だろう。

 

終始2、1番手で運んだ1、2番人気が、そのまま1、3着に粘りこむ展開を、5~6番手から好位差しの競馬で良く伸びていて、恵まれたものでない点も良い。

 

 

 

【中山7R】4歳以上1勝クラス

フィデリオグリーン

中間B

 

 

マリノジュリア

1/2調教◯ 坂路では初めて好時計で、自己ベスト大幅更新の51.4秒に12.4-12.3フィニッシュなら1勝クラスは突破出来ても――ジョッキー騎乗

 

 

ペレ

《前走時》12/11調教◯ 坂路で終いまで速い時計が初めてということを思うと、この日のラスト13秒台連発馬場で、10時台の12.7-12.5-12.7での自己ベスト更新というのは、1勝クラスということを考えると殊更出色といえるか――ジョッキー騎乗

 

 

サトノセシル

《前走時》好位で運び、直線で先頭に立つと残り200mを過ぎてからは後続を突き離す競馬で、ただ一頭後方から追い上げた2着馬にも2馬身半差、直線半ばまで横一線の叩き合いとなった3着以下勢にはさらに2馬身差をつけての完勝。

 

この日は追走も、手応えも良くなっており、この2戦目での上昇度を含めここでは力が違った印象。 

☆前走狙い馬☆

 

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【中山8R】 4歳以上2勝クラス

ザベストエバー

☆前走狙い馬☆ 

《前走時》逃げて3馬身以上のリードを保って直線を迎えると、2番手スナークスターとワンツー決着に仕立て上げ、最後は2馬身差Vとした。

 

展開的にハマったこともあるだろうが、指数も1勝クラスとしては立派で、これでダ1200mへの距離延長では3戦連続馬券。 

中間B-

 

 

 

【中山9R】招福S

フクサンローズ

1/2調教◯ 終い12.5-12.1だけこの馬としてもいつになく良い――助手騎乗 

《前々走時》前後半3F、4F、1000mのどれをとっても前後半イーブンの展開を、3コーナーから抜群の手応えで押し上げていくと、残り1Fを過ぎて2番手から突き抜けを図った、1番人気グッバイガールとの叩き合いに持ち込んで競り落とし、最後は2頭で後続に5馬身差を付け、2勝クラスとしても及第点の指数パフォーマンスをマークし単勝39.7倍での快勝。 

☆次走注目馬☆ 

 

9/25調教◯ この馬としてはいつもより遅い8時台に、自己ベスト更新の51.4秒、終い11.8-12.2は優秀で、助手騎乗なら2勝クラス好走以上は十分な可能性――ジョッキー騎乗

 

 

ロジペルレスト

☆前走狙い馬☆ 

《前走時》行きっぷりが非常に悪く、8着敗退よりもそっちのほうが非常に気がかりで、それが原因であれだけ向こう正面から動きまくってムチも入っていたら大敗やむなし。 

 

 

 

【中山10R】サンライズS

エンゲルヘン

☆前走狙い馬☆ 

12/31調教◯ 全体51.4秒はこれでもこの馬としては手緩いが、11.6-12.1はさすがに超速で、その時計の出し方には要注目――助手騎乗 

《前走時》序盤に行きたがった部分もあってかこの好状態でも好走は果たせなかったが、8着といえど4着からは0.2秒差でのものでもあり、京都以外ではまあこんなものかなといった感じ。 

 

中間B 11/20調教◯ さすがに開門直後の、ジョッキー騎乗(一杯)でのものなのだろうが、それにしてもいやに時計を詰めていて、ラスト12.7も持ちこたえている――助手騎乗(一杯) 

 

 

ジョーアラビカ

12/28調教◯ 土曜の4時台開門直後ではあるが、この日では他に見られない12.2-12.1フィニッシュが不気味――助手騎乗(強め) 

《前々走時》中団から手応えは抜群だったが、前が壁になって追い出しが遅れ、勝ち馬ライラックカラーが抜け出すのを待ってからの仕掛けになってしまったのが痛かった。

 

最後は、完全に勢いでは2着の競馬といった感じでの3着で、脚を余すことなく走り切ればオープン入り濃厚だろう。

 

この日は府中1400mの前後半3F3.5秒差の後傾戦を差しに回っての好パフォーマンスで、これまでの好走は平坦戦を中心に中山マイルから京都1800mにと、ここまで適性のよく分からなくなるほど好走スポットが広い馬も珍しいが、要するに現クラスでは力が明らかに上ということの現れなのだろう。

 

 

プレディクト

12/31調教◯ 開門してすぐというわけでもないのに、52.4秒の自己ベストに12.5-12.3というのは時計だけならオープン入りして良いレベル――助手騎乗

 

 

レコードチェイサー

12/31調教◯ 馬場は超速というわけではない中で、52.8秒での12.5-12.1なら終いは1勝クラス突破時(19年4月)の良かった頃以上に良いかも――助手騎乗 

《6走前時》4/18調教◯ 恐らくジョッキー騎乗だろうが、助手騎乗なら500万下は突破出来て不思議ない時計で、終いの12.2-12.4もかなり速く、地方からの転入馬だがJRAでの初勝利まであっても――ジョッキー騎乗

 

 

インスピレーション

《前走時》最後方からラストはインを割って良く詰め寄って5着と、これまでの戦歴通り、さすがに1400mはちょっと忙しかったかという印象の競馬だが、キャリアハイパフォーマンスを更新していて、調教内容通り良くなってきておりこれで3勝クラス突破にも目途が立った印象。 

中間B+

 

 

 

【中山11R】中山金杯 G3

トリオンフ

12/26調教◯ 8時過ぎ、全体はこれでも自身5~6番目の51.9秒だが、終いの12.2-12.2フィニッシュというのは、小倉大賞典Vのかなり良かった頃の時計に近いか――ジョッキー騎乗(一杯) ※一杯では鵜呑みにできない...... 

《前走時》16ヶ月ぶりを、しっかり負荷をかけた状態で臨み、逃げてスローでレースレベルも上がらず、これ幸いな凡戦G3で2着。

 

圧倒的に、自身のパフォーマンスを下げて、しかも後続は勝手に自滅したりという中での重賞好走なので特にないが、次走の調教内容だけは注目してもいいかもしれない。 

中間B

 

 

ギベオン

1/2調教◯ この馬の坂路でのものとしては初の好時計、1秒半ほど詰めての52.6に、終いは十分すぎる12.2-12.0の好ラップ――ジョッキー騎乗

 

 

クレッシェンドラヴ

☆前走狙い馬☆ 

中間C 

《前走時》予想編にも書いた通り、「ここで恥ずかしい競馬をしてはいけない」、オーソドックスに行くなら本命(軸)にして然るべきといった感じの今回、見事に重賞初制覇。

 

いつもの押し上げて馬場の中ほどを直線前半で抜け出して……という一辺倒競馬ではあったが、先に抜け出した2着ステイフーリッシュを交わして最後は1馬身1/4差に広げた。

 

それほど、ハイレベル戦とまでは言い切れないが今年の七夕賞(2着)よりは確実に指数を伸ばしていて、ジワジワと力をつけてきての5歳秋のステゴ産駒で、瞬発戦以外ではまだ上げてくる可能性はある。

 

ただし、このレースで外を回して伸びた馬は恩恵は間違いなく受けているはずで、その点だけは要注意。

 

 

アンノートル

☆前走狙い馬☆ 

《前走時》初ブリンカーで3番手から運び、前後半4F-3.7秒のレースで展開有利だったにせよ、直線でもよく食い下がっての5着で、内からは伸びてきたウインイクシードに寄られて怯むシーンもあってのもので、オープンでもハイレベル戦にならなければ3着は可能な指数になってきた。 

 

12/12調教◎ 今の美浦坂路で9時過ぎに自身4番目の52.2秒に、12.3-12.0フィニッシュというのは、助手騎乗なら激速レベル――助手騎乗

 

 

ブラックスピネル

☆前走狙い馬☆ 

《前走時》「瞬発戦の前受け」恩恵を受けてきたこの馬にとって、瞬発戦になったのは良いのだが、結果的に4番手構えではレース上がり34.4秒の流れでこの馬には一杯一杯だったか。

 

「(前につけるようにとの指示があったが行けず、)結果から考えると逃げた方が良かったのかもしれませんが、何とも言えません」との鞍上スミヨン騎手のコメントの通り、スタートを決めたがノーブルマーズ、テリトーリアルやら外枠勢に先に行かれて1コーナーに入る形になってしまったことがアダとなってしまった形で6着敗退。

 

今日はこの馬の競馬が出来なかったので、無視していい一戦ではあるが、この決着レベルになったことも含めて折角のG獲りチャンスを、少々もったいなかったなという印象。

 

 

ウインイクシード

《前走時》案の定、前走内容から「ここでは」な感じの2着好走で、指数も56キロということを考えると、前走並み水準と変わらず“充実感”で、前走は「内不利状況での健闘」、今走は「スローで内有利での当然の善戦」ではあるのだが1点、直線で結構窮屈で仮に手応えや馬の状態が微妙なら、◎アンノートルに寄られたところでひるんでしまってもおかしくはない中で沈むことなく好走したのはやはり好印象。 

☆次走注目馬☆ ☆前走狙い馬☆ 

《前々走時》中間、最終追い切りと総合判断としてはかなり良く、格下の身でも狙ったが、コース取りにしても、先行唯一の粘り込みにしても、苦しい状況でよくやった。 

中間C

 

 

ブレステイキング

《前走時》古馬重賞初挑戦、初関西遠征で3着好走は立派だが、それくらいしか……この重賞好走を気にせず冷静にオープンで勝てるかどうかを次吟味しなければならない馬。 

中間C

 

 

 

【中山12R】

ロードアクア

☆前走狙い馬☆ 

12/22調教◯ 新馬戦前以来の猛時計で、2秒近く自己ベストを更新する49.8秒、11.7-12.6の内容で、断トツの1番時計をマークしており、助手騎乗ならさらに上昇中か――助手騎乗(一杯) 

《前走時》キャリア4戦目、長期休養明けでのこの指数、ラスト突き放しての勝ちっぷりは見事。 

 

前日に続き、この日も伸びていた印象の3分どころ~中ほどのところを通ったことも良かったのだろうが、それを差し引いても次走即2勝クラス通用の好内容。 

 

6/9調教◯ 日曜の4時ちょうどでの追い切りとはいえ、助手騎乗なら2勝目はあげられていい馬の時計と言え、特に11.5-12.1のラスト2Fは優秀――助手騎乗(一杯)

 

 

アズマヘリテージ

12/19調教◯ 前日と比べると上位勢の時計が掛かり出した印象のこの日で、52.1秒、12.5-12.3はまずまず――助手騎乗(馬なり)

 

 

フォレブルート

12/26調教◯ 8時過ぎでの自己ベスト0.6秒更新の51.3秒に、終いの12.5-12.0フィニッシュも自身としても上位の時計で良さそう――ジョッキー騎乗(稍一杯)

 

 

ハイヤーアプシス

《前走時》開幕週土曜の高速絶好馬場を上位勢では唯一大外を回しての競馬で、4着まで来ていて普通に内容は濃い。

 

田辺騎手の手腕もあるだろうが、今日のようにハイレベル決着の前傾戦となると強く、そういう意味では良くも悪くも相手なりということを表しているか。

 

ただ、ちょっとこの4着は妙味観点では中途半端なことしてくれちゃったな~、という困りものの4着^^;

 

 

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中間追い切り評価

(最終追い切り評価は含まず。主にコース追い調教タイムからS>A>B>C>D)

  

 

【中山7R】フィデリオグリーン 中間B

 

【中山8R】オレノマニラ 中間B- 

     キタノオドリコ 中間C 

     セイウンリリシイ 中間C-

 

【中山10R】タケショウベスト 中間C+

 

【中山11R】クレッシェンドラヴ 中間C

 

【中山12R】ヴェルスパー 中間C+ 

      タイセイソニック 中間C

 

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