競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【調教注目馬(先週の回顧)】11/24(日) 東京・京都競馬 特殊馬場のこの日の府中芝戦は全て「◯・◯」がキーワードに!

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――ほぼ全馬と言っていいんじゃないでしょうかね。

普通の良馬場時よりも恩恵を受けていたという、その極端なまでのこの日の「内・前」有利バイアス。

 

目次

 

11/24(日) の調教注目馬はこちら

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5回8日東京競馬 調教注目馬 予想と結果

 

 

 

【東京3R】2歳未勝利

マイネルミンドール

予想➡➡➡

中間C+ 

(前々走時) 8/22調教◯ デビュー前の2歳馬で、7時台に52秒台、12.1-12.5なら、助手騎乗で初戦突破級だろう――ジョッキー騎乗

 

結果➡➡➡1

不良馬場を2番手で運び、早め先頭から1番人気ロードオマージュの追撃をギリギリ振り切っての勝利。

タフな馬場とオルフェーヴル産駒得意のこの条件ということも後押ししたか、同馬との内外手に汗握る長い叩き合いを制した。

 

 

 

【東京8R】オリエンタル賞

ジョブックコメン

予想➡➡➡ 

(前走時) 8/18調教◯ 時計の出る馬場でベスト更新は当然としても、この日は7時台に3.1秒更新の51.9秒の1番時計に12.0-12.5の24秒台フィニッシュとかなり優秀で、助手騎乗なら要注目だろう――助手騎乗

 

結果➡➡➡2

終始中団の内ラチ沿いを進むと、直線では持ったままの手応えで4〜5着馬の外に持ち出してラストで3着争いから完全に抜け出す競馬で、後続に1馬身半差をつけて2着。

勝ち馬のピースワンパラディは強く、2馬身差をつけられたが、得意の重馬場(不良)で勝ち切りはどうかも馬場の助けさえあれば十分クラス好走は可能なことを示した。

 

 

 

【東京10R】ウェルカムS

プレミオテーラー

予想➡➡➡ 

当日朝紙面チェックにて最終追い切りを評価して

 

結果➡➡➡2

重馬場まで回復したとはいえ、この内前残りの重馬場で当日に評価を上げて狙うと、後続を離して前傾ラップの瞬発戦にまとめるという絶好展開に持ち込み2着。

ラスト1Fで後続に飲み込まれるかに見えたところから、勝ち馬を除きその差を詰めさせなかった。

 

 

 

【東京11R】ジャパンカップ G3

カレンブーケドール

予想➡➡➡

中間B 

11/13調教◯ この日の美浦坂路で12.3-12.3はさすがで、助手騎乗なら好仕上がり――助手騎乗(G前仕掛け) 

 

結果➡➡➡2

最内枠が、この不良馬場明けの重でも絶好で、とにかく内前が終日良かったことをフルに生かしきって2着。

相手(マーフィー騎手)がさらに上だったとはいえ、津村騎手もよく乗った結果だろうし、前付けで上がり36.9秒で上がってきていることからも馬自身タフな馬場は苦にしなかった(ここに入ると460キロ台の牝馬では相対的に苦しいかとみたが、失敗)。

記事タイトルとして取り上げた(【調教注目馬】11/24(日) 東京競馬 ただ一頭「確実に上昇している」と言い切れる ジャパンカップ 出走馬はやはり…… - 競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と調教注目馬&レース回顧】) のに、人気と馬場で大きく評価を落としてしまい残念だった。

 

 

スワーヴリチャード

予想➡➡➡

中間C 

11/20調教◯ 開門直後とはいえ、この馬としてはびっくりするような50.6秒のスプリンター調教を消化し、終いがまた11.7-12.2と凄い(おそらくジョッキー騎乗だろうし、額面だけでは何とも判断しづらいが)――ジョッキー騎乗

 

結果➡➡➡1

不良馬場で始まってレースまでには重に回復して行われたレースを、内の好位から逃げたダイワキャグニーの内を突く冴え渡るO.マーフィー騎手の判断力をもって3/4馬身差で勝利。

上がり36.5秒はレース上がりを0.7秒上回っているし、タフな馬場、持久戦が得意なのだろうが、そもそもは上がり3Fの速さが武器の馬であり、その意味ではやはり守備範囲の広さ(総合力)という点でも優秀だし、やはり以前に記した「左回りでの直線の長さ、反して右回りでは直線の短さ」が最重要な馬。

 

 

ユーキャンスマイル

予想➡➡➡

☆前走狙い馬☆ 

(前走時) 距離不足感は否めなかったが、待ちに待った左回りG1で、その使い方も上昇度も不気味な存在だった今回、惜しくもクビ差4着に泣いたわけだが、その結果よりも何と言ってもパドックで見せたかなりの極上仕上げに驚かされた。 

 

結果➡➡➡5

この不良明けの重馬場で、内前圧倒状況では、さすがに内が前走みたいにポッカリ空くようなラッキーチャンスは絶対に起こらないだろうと、当日に全く怖くなくなった大外後方一気のこの馬は、この状況のJCではどこまでいっても4着指定席とみていたが、案の定の外から差してこの馬の競馬でやれるだけのことはやっての5着。

それ以前に、パドックでの雰囲気からして怖さは無くなっていて、前走時から今回、どれだけ迫力を増して出てくるのかとみていたら当日ツイートの通り案外なスケールダウン感で周回していた。

ただ、それにしては頑張ったともいえる上がり36.7秒での4コーナー12番手からの5着で、この不向きな状況下まさしく「格好をつけて」くるのだから、ここから先距離不足と差し不向きを排除したレースでは、この馬の天下がやってきてもおかしくない、そんなキンカメ産駒の充実一途状況。

 

 

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5回8日京都競馬 調教注目馬 予想と結果

  

 

 

【京都1R】2歳未勝利

スリーグランド

予想➡➡➡

☆次走注目馬☆ ☆前走狙い馬☆ 

(前走時) 二の脚が非常に遅くダッシュがつかず後方からになると、レースは序盤に1,2,3,4番手につけた馬の1~4着で決まるという真逆の展開になり、しかも決着レベルが非常に高い1勝クラスみたいなレースで、弱い相手ならすぐに勝ちあがれる指数をマークしての5着。

 

とにかく、3コーナー過ぎからはムチも飛んでの押し上げで、掲示板に入った馬の中では別の競馬をしてのもので全く悲観する必要はないし、ダートスタートのほうがいい、距離延長ですんなり好位確保なら楽勝かも、などの可能性もあり、楽しみ。 

 

10/30調教◯ 助手騎乗なら、この日の開門直後でも、2歳未勝利クラスとしてはやはりこの51.3秒は無視できない――ジョッキー騎乗(一杯)

 

結果➡➡➡12着

この日も中団から運んだが、手応えが全く残っておらず12着大敗と、前走はなんだったの?という内容に終わる。

前走が1分25秒9で好パフォーマンスで、この日が1分28秒1とあまりにも内容が薄すぎる敗戦となっているのだが、ただこれで距離延長の可能性は高くなってきていて、その点はこの産駒ということも含め2桁人気での一発など、まだまだ未勝利出の激走は注意しておいたほうが良いか。

 

 

 

【京都3R】2歳未勝利

ガリレイ

予想➡➡➡

中間B

 

結果➡➡➡3着

この日もスタート直後は最後方からになるが、調教での好状態もあってか途中から行きっぷりよく押し上げ中団後方9番手の馬群の中、3.5列目といったところで直線に向き、そこから勝ち馬の後を追うように伸びて3着。

上がりは最速をマークしていて、さすがに前走フルゲートの前傾戦で経験を積んでいただけのことはあるといった感じの、この日も前傾戦のなか勝負根性をみせて馬群をよく伸びていた。

500キロを超す馬体でまだ絞れてもよさそうなことから、さらに調教強化が可能な次回は、この馬にとっての未勝利突破勝負のシーンか。 ☆次走注目馬☆

 

 

 

【京都5R】2歳新馬

アブレイズヒーロー

予想➡➡➡ 

11/20調教◯ 8時過ぎのデビュー前の時計としては、全体、終いともに助手騎乗でかなり1勝濃厚級――ジョッキー騎乗

 

結果➡➡➡15着

2番人気の支持を集めていた馬だが、レース前に終わっていた可能性大の最下位15着に終わる。

確か、パドックで周回中に前の馬を追い抜いていってしまったり、どんどん挙動が怪しくなっていっていたというリアルタイムの記憶があり、スタートもポンと出てハナに立つくらいの勢いから直線を向いたらパッタリという止まり方だったことからも、気性面で現状は1200m以下でないと苦しいところなのだろう。

 

 

ダヨネ

予想➡➡➡

◎メイショウコジョウの相手に穴馬が1頭欲しくて最終的に追加

 

結果➡➡➡9着

最後は止まって、低指数の6着敗退に終わったが、4コーナーの手応えや直線でササって5着馬にぶつかりそうになるところまではなかなかの脚を見せていたし、1週前CWはまずまずの快走といえる時計で、姉たち同様やはりスプリント路線で狙うべき馬だろう。 ☆次走注目馬☆

 

 

 

【京都9R】白菊賞

ヒルノマリブ

(レースケン)

(3走前時) 楽に3番手に取り付くと、直線であっさり突き離し4馬身差完勝。

2着馬も弱くなかったし、自身の指数は既にこの時点で3歳未勝利戦に出ていても勝っていていいレベルで、牝馬にしては馬格も十分で、成長度という意味でもスプリント路線で楽しみ。 

最終追い切りを評価して

 

結果➡➡➡3着

ここをヘタに勝ってしまわなかったことでスプリント路線に戻ってきてくれないか......とりあえずスピード任せにスプリント路線を当面走らせてあげて欲しい馬なのだが。

案の定、前半36.8秒の初の後傾戦でほとんど手綱を引っ張り切りで折り合いに苦労したまま運んでも、よく大崩れせずに走ったと思うし、それこそが性能の高さを表していると思う。

最後は、内で前残りワンツーの1~2着馬に対し、3分どころを通ってゴール前ではひと際目を引く伸びで迫っての3着で、ちょっと色気をもって中距離を使い続けてしまわないかとの心配も。

 

 

 

【京都10R】渡月橋S

ボンセルヴィーソ

(レースケン)

(前走時) 10/23調教◯ この厩舎だけにこの全体時計の自己ベスト大幅更新の51.9秒は驚かないにしても、終いの12.6-12.1には驚かされた。

 

7時過ぎのものだし、助手騎乗ならオープン馬のものと言っていい時計だろう――助手騎乗

 

結果➡➡➡1着

前走時に「オープン級調教」とした馬だが、57キロのものとしてはオープン級どころかオープンを勝ってしまってもおかしくない指数レベルでの好内容V。

それでも、前走内容はそんなにハイレベルではなかったわけで、いかにこの1400mが合い、とりわけこの京都1400mがベストかということだろう。

確かに、鞍上も3分どころの内ラチ以外では「まさにそこ」という一番伸びるところを通していたこともあったのかもしれないが、ラップ適性的には瞬発戦がこれまでほとんどの馬で、この日は消耗戦に近い平坦戦となっての好走と、「流れ」よりも「コース形態」でこの舞台が極めて合うとの印象。

 

 

 

【京都11R】オータムリーフS

バイラ

予想➡➡➡

 

結果➡➡➡5着

あの出遅れ(2馬身ほどの不利)から最後方16番手で直線を向いて、矢のような伸びで上がり34.4秒をマークして5着まで挽回したのはなかなか素晴らしく、休み明けでこのパフォーマンスというのは自身としても上々で、良くなってきているのは確か。

(目立つ)大外強襲でなく、最内で少しでも目立っていないのなら特に次走狙う場合には良いかもしれないが、これで異様に売れて単勝1桁台とかになったりした場合には、このゲート失敗リスクから嫌い時。 ☆次走注目馬☆

 

 

ヴァニラアイス

予想➡➡➡

11/20調教◯ 8時過ぎに、自身2番目の時計で11.8-12.2フィニッシュなら、助手騎乗で重賞級――ジョッキー騎乗

 

結果➡➡➡3着

2番手から、逃げ馬が逃げ残る展開を3着に粘り込み、乗り慣れた鞍上に戻って53キロではあるが十分オープン勝ちレベルの指数まで上昇させていて好感。

調教的にも、「助手騎乗なら」重賞級の内容で、実際にはジョッキー騎乗でオープン3着と、それなりの走りを見せていて、実力的には1番人気に支持されての通り十分オープン突破級のものがあるのだろう。

 

 

テーオージーニアス

予想➡➡➡

(4走前時) 5/2調教はこの馬にしては、秀逸というほどでもないが、9時近くにこの日ではレアなラストは12.5-12.3の加速ラップはさすが。助手騎乗なら、引き続きクラス上位か ※騎乗者不明 

 

結果➡➡➡2着

前半34.7-後半35.6と、(逃げ馬,2番手で1,3着の)結果の通り差してくるにはキツい上がりの速い流れの中、きっちりと34.9秒の上りをマークして2着に突っ込んできており、1200mであればさらにやれていい。

 

 

 

【京都12R】京阪杯 G3

アイラブテーラー

予想➡➡➡

中間C 

11/21調教◯ 全体はやや物足りず、ラストも少しだけ要したというのがこの馬単体としての評価だが、内容次第ではこの日の横比較ではなかなか――助手騎乗

 

結果➡➡➡2着

ちょっと自身のものとしては特筆するほどの内容とは見ていなかったが、上がり1位の脚で馬群を割って伸びており、これで2戦目以降の1400m以下戦では全戦1位を続けていてその意味で非常にえらい馬。

レースとしてはこの2着指数は平凡だが、重賞初挑戦でこの内容なら、とりあえず瞬発戦以外ではこの末脚は武器になっていきそう。

 

 

ライトオンキュー

予想➡➡➡

☆前走狙い馬☆ 

11/20調教◯ 開門直後でのものなので、軽めであることが前提だが、その場合終いの11.7-12.0はやはり相当速い――ジョッキー騎乗 

 

11/13調教◎ 8時台に自身2番目の50.0秒に、12.8-11.6-12.3の超速ラップで、1番時計マークでもありジョッキー騎乗一杯とかでない限り十分重賞好走レベル――ジョッキー騎乗(一杯)

 

結果➡➡➡1着

調教内容的には、この馬としては“まだまだ上がある”といって差支えない、ジョッキー騎乗(一杯)という点を見ても全開ではないものだった中での余裕の完勝ぶりで、陣営が春のスプリント王を目指すローテを意識しているのも頷ける。

ただ、そのためには、高速中京の場合、1分8秒1の持ち時計をあと1つ近く詰めての好走を事前に見せておいてくれないと、少なくとも安心して印を打つところまではいかないが。

 

 

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