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new!! 2020/1/10 更新
これまでこのブログに掲載してきましたアエロリットの競走馬データとこれまでの追い切り評価、 レース前予想コメント、回顧コメントをまとめた記事です。
これまでのレースのふり返りや今後の予想にお役立ていただければ幸いです。
目次
- アエロリット 競走馬データ
- アエロリット 有馬記念 2019
- アエロリット 天皇賞(秋) 2019
- アエロリット 毎日王冠 2019
- アエロリット 安田記念 2019
- アエロリット ヴィクトリアマイル 2019
アエロリット 競走馬データ
芦毛
生年月日 2014年5月17日
調教師 菊沢隆徳 (美浦)
馬主 サンデーレーシング
生産者 ノーザンファーム
産地 安平町
主な勝鞍 17'NHKマイルC(G1)
近親馬 ラックサラディン
血統 父:クロフネ 母:アステリックス
アエロリット 有馬記念 2019
レース回顧
2019/12/22 有馬記念 14着
①キセキの出遅れや、意外な馬が前に行ったりと少し序盤の隊列に異変があった中、アエロリットが逃げて58.5秒の軽快なペースに
②ただし、2番手以下の各馬はアエロリットから離れての追走だったため、その1000m通過58.5秒、1900m通過1分52秒9も激ハイペースではない
⑤早々とアエロリットが脱落してスティッフェリオが先頭に代わる4コーナーにかけてのシーンで、後続は延々と脚を使い続けての押し上げとなったうえに、2分30秒5の好タイム決着も重なったため消耗度の高いレースとなったとみられる
有馬記念 2019 回顧
レース前 予想
2019/12/22 有馬記念 14着
※ 12番枠より外で、過去に有馬記念で3着以内に入っていない馬は苦戦必至
該当馬➡➡➡クロコスミア、アルアイン、ヴェロックス、アエロリット
(海外戦歴を挟むのは、キセキ、シュヴァルグラン、フィエールマン、リスグラシューの5頭)
※前々走→前走馬体変動が±6㎏以内だった馬が、近17回の全好走馬のうち42/45頭という状況
(前走~前々走で海外出走のあった馬を除く)
該当馬➡➡➡アエロリット、アーモンドアイ、クロコスミア、サートゥルナーリア、スティッフェリオ、スワーヴリチャード、レイデオロ、ヴェロックスの8頭が満たす
近代有馬は「枠順」が好走ポイントに占める割合が高い。 内枠は当然有利に働くし、当日の馬場状態と展開によっては好走マスト条件になる年も。
加えて、先の適性論にも関連して、リピータークラス以外では有馬で初めて馬券になった時の枠番は、ほぼ皆11番枠より内となっている。
例外は、アドマイヤモナーク(ダイワスカーレットの強烈“肉を切らせて骨を断つ”競馬による展開利)、ゴールドシップ(1人気)、レイデオロ(1人気・稍重)となっていて、余程の馬か、余程の運がないと・・・といった感じが見てとれる。
今年でいうと、クロコスミア、アルアイン、ヴェロックス、アエロリットあたりは苦戦必至の様相か。
有馬記念 2019 予想
レース前 追い切り評価
アエロリット
中間C
(前走時) 馬もよく頑張ったが、本当に素晴らしいラップを刻んで、中距離でのベストパフォーマンスと言っていい去年4歳秋の毎日王冠が55キロで1分44秒5(前半1000m59.0秒、ラスト1F11.7秒)だったのに対し、今回1800m地点を56キロを背負って1分44秒台後半くらいで通過し、ラスト1Fもおそらく12.0秒程度でまとめて1分56秒7で走りきった。
ただ、結果的に、瞬発戦にならなかったらこうなる、それだけのことでもあり、この馬は完全に瞬発戦にしてはいけない馬で、それをちゃんと自ら防いで3着を死守した。
そして、それによって、このアエロリットの存在があっても、この天皇賞(秋)での「瞬発戦デフォルト」は揺るぎない、と考えてしまったホネの命運は尽きた格好で、その意味では、◎サートゥル同様に、このアエロリットという存在に泣いた今年の天皇賞(秋)だったということなのかもしれない。
【調教注目馬】12/22(日) 中山競馬
アエロリット 天皇賞(秋) 2019
レース回顧
2019/10/27 天皇賞(秋)3着
①レースは、この日の馬場として、アエロリットの逃げとして考えた場合に、非常にゆったりとした前半5F59.0秒の入りから後半5F57.2秒で上がる展開で、コースレコードに0.1秒差の1分56秒2の好タイム決着に
③逃げた3着アエロリットの内を突いたアーモンドアイが、内ラチ沿いから3馬身突き抜け、2着には3番手から(見かけ上※)渋太く伸びたダノンプレミアムが入った
アエロリット
馬もよく頑張ったが、本当に素晴らしいラップを刻んだと思う。
中距離でのベストパフォーマンスと言っていい去年4歳秋の毎日王冠が55キロで1分44秒5(前半1000m59.0秒。ラスト1F11.7秒)だったのに対し、今回1800m地点を56キロを背負って1分44秒台後半くらいで通過し、ラスト1Fもおそらく12.0秒程度でまとめて1分56秒7で走りきった。
ただ、結果的に、瞬発戦にならなかったらこうなる、それだけのことでもある。
この馬は完全に瞬発戦にしてはいけない馬で、それをちゃんと自ら防いで3着を死守した。
そして、それによって、このアエロリットの存在があっても、この天皇賞(秋)での「瞬発戦デフォルト」は揺るぎない、と考えてしまったホネの命運は尽きた。
その意味では、◎サートゥル同様に、このアエロリットに泣いた今年の天皇賞(秋)だったということなのかもしれない。
天皇賞(秋) 2019 レース回顧
レース前予想
2019/10/27 天皇賞(秋)
※「当日単勝50倍以上」「8枠」「父ND系」あたりは鬼門で、穴馬はこれらを除くところから
該当馬➡➡➡アエロリット、ドレッドノータス、ウインブライト、アルアイン、ランフォザローゼス、カデナ、スティッフェリオ、ケイアイノーテック、ゴーフォザサミット
天皇賞(秋) 2019 予想
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アエロリット 毎日王冠 2019
レース回顧
2019/10/27 毎日王冠 2着
アエロリット 2着アエロリットは、去年のこのレースが、1分44秒5で上がり33.8秒にまとめてV、今年は自身上りが34.5秒で2着。
ペースを落とし過ぎて負けるんじゃないかと見ていたが、いやはや今年のほうがキツイ競馬をしているといっていいくらいの内容だった
(指数的には昨年のほうが上だが、これはこの日の馬場ではもっと時計を出せてもいいのに……という高速馬場の産物とみている)。
勝ち馬が斤量差もあって強い競馬をしただけで、3着以下は十分突き離しているのだから立派で、たぶんこの日のパドックの感じで、仮に横山典騎手がのびのびと走らせていたら、結果はどうあれ57秒台で前半1000mを駆け抜けていたのではないかという感もあって、やはりここからあと1Fの延長はどう考えても厳しい印象だが、府中でマイルの競馬をさせたらまだまだ一線級。
ラップが異例のものだっただけに、ここから天皇賞(秋)を目指してどうこうというより、むしろマイル戦線に繋がるレースとなったのは間違いない印象で、アエロリットを筆頭に上位入線組はやはり今後もここよりも短いところでの飛躍が期待される、そんな感想。
毎日王冠 2019 レース回顧
レース前予想
2019/10/27 毎日王冠
※「前走G1・休み明けで今回乗替り」での参戦、は狙う価値ありのパターン
該当馬➡➡➡アエロリット、モズアスコット
※中山・阪神中距離重賞などに実績のあるタイプの好走例が意外にも多い
該当馬➡➡➡アエロリット、ダノンキングリー、ペルシアンナイト、マイネルファンロン、ランフォザローゼス
まず何といっても今回は、乗り替わって津村騎手でのアエロリットという点がポイント。
どうやったって、横山典騎手ほどこの馬を(言葉は悪いが、あえて分かりやすく表現する目的で)無責任なまでに奔放に走らせるのは、それは無理がある(「ああノリさんだからね、やりかねないよ」と同じように「ああ津村騎手だからね、やりかねないよ」という状況になっていれば別だが、あれはいろんな意味で別格の騎手だからそう言われるわけで、普通ありえない)。
というわけで、速過ぎれば「ある程度」の調整を行うだろうし、遅過ぎると感じれば「ある程度」押してペースアップを計ってと、久々の制御下のアエロリットがけん引するレースになるとの見立て。
他、レース全般の傾向としては、「瞬発戦を好位から上がり3位以内でV経験」「府中1800〜2000OP戦好走歴」「前走G1・休み明けで今回乗替り」といったところに妙味があり注目。
……アエロリットは「前走G1・休み明けで今回乗り替わり」にも当てはまってるのか。。。
ますます目が離せないなぁ。
アエロリットは、ラップ的にダノンを評価している以上、下げざるを得ない馬。
どちらかといえば、今回は馬券面ではなく展開面でどういうレースメイクをするかに注目していて、個人的にはやはり津村騎手で抑え込み過ぎてのスローで最後の最後にキレ負けパターンとみているシーン。
次も明確に天皇賞(秋)と決めているようだし、距離延長を控えて叩き台のこんなところで、掛かるほどのマイラー競馬をさせるわけにはいかないはず(実は陣営からも「ここはキレ負けしてもいいから、折り合いを気をつけてくれ」と出てたり?)。
それでも、馬券内に残られる確率は十分にあるわけで、特にダノンの隙を見つけて勝負する、という人は今回外せない存在だろうが。
毎日王冠 2019 予想
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アエロリット 安田記念 2019
レース回顧
2019/6/2 安田記念 2着
戸崎騎手×アエロリットでは落ち着いた前半の流れになる、というところまではほぼ見立て通りの序盤のペース
今の馬場で、このラップ、この時計の出方は残念ながら凡戦気味。
指数的に昨年を下回ったのはもちろん、2年連続の出走で力を出し切った各馬(アエロリット、サングレーザー、モズアスコット等......)で、数%程度パフォーマンスを落としたような格好。
2着アエロリットは、序盤(3F目あたり)で少しペースを落とし、レース全体の展開見立てとのマッチ感も含めて「しめしめ」と思ったのだが、上にも書いた通りその後の運びが「戸崎騎手やるな」という……。
ほぼ、1mmも緩めず、かといってペースを上げすぎず、結果ラスト1Fも11.6でまとめることに成功した、といった感じだろう。
もう少し、ペースを落としていたら、ゴール前でまとめて交わされていたはず?!
安田記念 2019 レース回顧
レース前予想
2019/6/2 安田記念
※安田記念は17年のような瞬発戦決着3に対し平坦戦7(そして昨年は消耗戦)と、東京マイルとしては異質な平坦主流レース
該当馬➡➡➡モズアスコット、サングレーザー、フィアーノロマーノの平坦ドンピシャ“3銃士”に、ステルヴィオ、ロードクエスト、エントシャイデン、ケイアイノーテック、アエロリットあたりまでは平坦戦適性で上位
※前年12月以降にG1出走ありの馬が連軸中心
該当馬➡➡➡アエロリット、サクラアンプルール、サングレーザー、モズアスコット、ステルヴィオ、ペルシアンナイト、アーモンドアイ、ロジクライ
アエロリットは、 前走であのペースを刻んでしまったリスクは高いハズとみている。
そして、今回乗り替わり。
姑息に着を狙ってくる(=それが「これまでの今開催への超速への警戒心」も相まって、上記スローを招くとの見立て)競馬を、戸崎騎手がとってくると想定。
どこかでも書いたが、この府中開催での戸崎騎手はそういう競馬を選択している。
内をロスなく、一発を狙う、という意味では結構期待が持てるのだが。
ただ、今回、それがアエロリットにとっては、鞍上とのケンカ、ペースを落とし過ぎての不発を招く可能性は少なくない。
馬自身能力が高いことに疑いようはなく、迷いなく玉砕ペースでいければ残っていいのだが。
「去年の安田記念、この人何番手で運んだ?」という点を、忘れないでおきたい。
安田記念 2019 予想
アエロリット ヴィクトリアマイル 2019
レース回顧
2019/05/12 ヴィクトリアマイル 5着
アエロリットも時計的な価値はさておき、当然健闘の内容。
ヴィクトリアマイル 2019 レース回顧
レース前予想
2019/05/12 ヴィクトリアマイル
※前傾ラップになることも多く、「ハイペース耐性」が求められるレース(ここ2年のように馬場状態が違ってくるとまた話は別だが)
該当馬➡➡➡ハイペース耐性がありそうなのは、アエロリット、レッツゴードンキ、アマルフィコースト、プリモシーン、ワントゥワン、ソウルスターリング、フロンテアクイーン、ラッキーライラック(ちょっと微妙かも?)
あとはもう、それこそ高速&ハイペース耐性と枠を優先で、▲レッドオルガを最上位に、△プリモシーン、△アエロリットの順に評価し、×ワントゥワン、×ソウルスターリング、×フロンテアクイーンあたりまで警戒。
▲~△の3頭については備忘メモとして減点部分を記しておくと、
▲レッドオルガはこの一族だし中心視して狙うにはもう少し人気薄で買いたかったところと、この鞍上の1枠でのリスクとのバランスを鑑みて、
△プリモシーンは消極的に乗らなければいいが……という懸念と、出来ればもう少し外枠が理想だったこと、
△アエロリットは海外遠征明けで調教内容からも最悪太め残りのリスクすらありそうなこと などを理由に一枚割り引いた感じ。
ヴィクトリアマイル 2019 予想
レース前追い切り評価
2019/05/12 ヴィクトリアマイル
アエロリット
中間B-
5/8調教は、良いとは言いづらいが自身3番目の時計で、今のタフな美浦坂路ではラスト2F25.2秒もまずまず。
助手騎乗なら及第点かも――師騎乗 (前々走時)
11/14調教◯ 同レース出走でほぼ同じ全体時計のミッキーグローリーを見てしまうと分が悪いが、遅い時間帯に相変わらずの好タイム。
自己2番目の好時計で、ラップにしてもこの日の馬場では12.1-12.8は十分目立つもの。
あとは助手騎乗かジョッキー騎乗か馬なりか一杯かなど――調教師騎乗(馬なり)
(3走前時) 10/3調教◯ この日の一番時計で素晴らしいラップ。
ジョッキー騎乗でのものなのだろうが、それにしても好調教で、好調必至。
4F~1Fまで全てのラップで自己ベスト更新で、全体時計も当然のベスト。
【調教注目馬】5/12(日)東京競馬
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