――今日の芝戦でも土曜と変わらずの傾向が続くようなら、そろそろ「◯◯◯症候群」の誘発、やはりあり得ると思います。
安田記念2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※安田記念は17年のような瞬発戦決着3に対し平坦戦7(そして昨年は消耗戦)と、東京マイルとしては異質な平坦主流レース
該当馬➡➡➡モズアスコット、サングレーザー、フィアーノロマーノの平坦ドンピシャ“3銃士”に、ステルヴィオ、ロードクエスト、エントシャイデン、ケイアイノーテック、アエロリットあたりまでは平坦戦適性で上位
※前年12月以降にG1出走ありの馬が連軸中心
該当馬➡➡➡アエロリット、サクラアンプルール、サングレーザー、モズアスコット、ステルヴィオ、ペルシアンナイト、アーモンドアイ、ロジクライ
※「前走4着以下でG1で5着経験なし」「前走京王杯SCで上がり3位以下」「前走(海外除く)1秒以上負け、10番人気以下」「7歳以上の高齢で単勝30倍以上」「前走2走ともに8番人気以下」に当てはまる馬は好走ほぼ困難
該当馬➡➡➡インディチャンプ、スマートオーディン、エントシャイデン、ロードクエスト、ロジクライ、グァンチャーレ、サクラアンプルール
※調教的には、坂路オンリーやWコース追いのみではなく、中間に両者をバランス良く織り交ぜた調整、いわゆる「坂路+ウッド調教」でビシビシ仕上げられたタイプに向くようなレース。(07年以降、不良馬場の14年を除き連続好走中)
該当馬➡➡➡ケイアイノーテック、サクラアンプルール、ステルヴィオ、ペルシアンナイト
といった感じ。
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考察&まとめ
馬場については、前日土曜をみると、芝5戦すべてが後傾ラップで“(実質)スローファイブ”だった点がポイント。
まず、それでも(安田記念が)例年通りなら、この前日傾向は踏襲しすぎないほうがベターという可能性があること。
Hペースの消耗戦でも、土曜傾向に引っ張られるようなオッズのままレースを迎えるなら、この点については妙味探しに活用したい。
一方、先週も書いた通り、騎手が(体感的に)速いと感じ出すと「スロー症候群に振れる」という側面も含まれているかもしれない。
もちろん、時計は変わらず速く、ある程度は「馬場想定は前週まま」で良いとは思うが、乗る側、買う側も人間であり、そろそろ「普通と感じる流れが、速い(から気をつけろ)」が現れ出す頃か。
そうなると、異例の“どスロー安田記念”まで可能性が浮上してくるという点には注意したい。
なにより、その想定方向にある程度の自信をもって、力強く踏み出すことが出来れば、そこには間違いなく金塊(妙味)が埋まっている。
そして、アエロリットは今回典さんではない......(おっと、失礼(^^;)
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予想印は!?ホネ的注目馬!
◎フィアーノロマーノ。
(安田記念にしては)スローの、1頭は前が残る展開を描く。
そして、その白羽の矢を立てたのがこの馬。
先行勢も手薄で、絶好調なら、行くだけ行ったったらいい。逃げても良い。
ここ2戦の鞍上とは違うが、その鞍上も含め期待したい。
一変して以降の調教の動きは間違いなくG1級のものだし、前走ダービー卿CTの内容もまさにそれ。
そして、笑ってしまった、調教後馬体重+20キロ!! 馬体重560キロ(5/30 栗東)ドーン!
「み、南半球産だもんね。今が成長期なのよね(^^;」
間違っても「自身の本命」とまでは言わないが、妙味バランスで。
調教を見ているものとしては、ここで買う。
◯ペルシアンナイト。
どスローまでいくとさすがにサンデー系に屈するくらいのキレだと思っているが、自身は少しタメを利かせて上がり勝負に持ち込みたいタイプ。
少し遅めの安田記念なら絶好のペースと見る。
去年は、直線で壁になって鞍上川田騎手が「申し訳ありません」を明言した一戦。
前走大敗も、「鞍上ヤメ」によるもので、最後まで追っていれば記録上の着差ではない。
あとは鞍上次第。
ちょっと信頼までは出来ないので対抗で濁すが、アタマまであっていい。
いやむしろ来る時はアタマくらいのつもり。
▲アーモンドアイ。
正直、負けないでほしい。
ただ、ガチンコ、ハイレベル戦になればいいのだが、そうではなくなった場合、この馬には「マイラーとしての大成を目指して、ここを獲りに来ているわけではない」点で少し苦しい。
鞍上も、負ける時には(展開で)あっさり負ける、そしてその時にはこう言おう、まで既に用意済みなはずの一戦。
☆ダノンプレミアム。
先週も書いたが、なんだかんだでG1を勝てていない川田騎手。そして、ダノン。
馬自体は、今回の想定のやや落ち着いた流れでベスト!と言いたいところだが、この枠だと前に馬を置くまでがひと苦労。
置けなければ掛かるリスクが浮上し「流れてくれー」になるし、置けたら置けたで(位置取りが悪くなって)瞬発力を削がれる展開は微妙で「あまり流れないでくれー」と......。
他力本願な部分、絶妙な形×展開待ちな部分、、、と、一方でそれを補える能力。
分かり切っていて尚、少し王者の戦前には遠いかもという印象。
アエロリットは、 前走であのペースを刻んでしまったリスクは高いハズとみている。
そして、今回乗り替わり。
姑息に着を狙ってくる(=それが「これまでの今開催への超速への警戒心」も相まって、上記スローを招くとの見立て)競馬を、戸崎騎手がとってくると想定。
どこかでも書いたが、この府中開催での戸崎騎手はそういう競馬を選択している。
内をロスなく、一発を狙う、という意味では結構期待が持てるのだが。
ただ、今回、それがアエロリットにとっては、鞍上とのケンカ、ペースを落とし過ぎての不発を招く可能性は少なくない。
馬自身能力が高いことに疑いようはなく、迷いなく玉砕ペースでいければ残っていいのだが。
「去年の安田記念、この人何番手で運んだ?」という点を、忘れないでおきたい。
穴で、前走時コメントにも書いたロードクエストは、人気も人気なので少しは買うが「三浦皇成騎手なら」と思っていたので、少しこの乗り替わりで興ざめ。
前走は回顧編にも書いた通り、絶好の負け方。
「安田記念に出てくるなら、人気薄必至だし、激ハイレベルペース想定での2〜3着には是非買いたい。前走(ダービー卿CT)時に書いたが、三浦皇成騎手が手に入れている感が強く、安田記念に出てくるなら同騎手でお願いしたいところ」と目論んでいたのだが。
あとは、なんだかんだディープ×内枠で怖い、ケイアイノーテック、サングレーザーあたりにも復活のチャンスも。
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その他今週のレースはこちら
6/2(日)東京競馬(調教注目馬)
6/2(日)阪神競馬(調教注目馬)
6/1(土)阪神競馬(調教注目馬)
6/1(土)東京競馬(調教注目馬)
鳴尾記念2019 予想