――「調教・前走レース内容メモ」と言いつつ、北海道シリーズゆえ普段使っている情報源では今回の中間時計は現段階未確認で、「前走レース内容メモ」オンリーですが。
8/17(土)札幌、小倉、新潟競馬の調教注目馬はこちら
札幌記念2019
1週前までの過去メモ(調教、前走レース内容)
ゴーフォザサミット ☆前走狙い馬☆
(前走時) 時計2つ以上速い、といった感じの平坦戦となった目黒記念を、56キロ以上勢では最先着、直線半ばまでは、勝ち切りもあるかという単独先頭の見せ場。
1~2着馬は大外追い込みの競馬で、それだけでも十分に価値のある内容だが、良馬場での自己ベスト指数をマークしていて、近年の目黒記念としてもなかなかハイレベルな決着指数の中での4着。
欲を言えば、この馬が連対するための瞬発戦になってくれればさらに良かった印象だが、これだけやれれば十分だろう。
府中では5戦して、全てコンマ5秒差であり、この得意舞台で瞬発戦になればG2以上も狙える。
サングレーザー
(前走時) 5/26調教◯ 前走時のベストに次ぐ自身2番目の時計をマーク。
早い時間帯だが、この日の1番時計でもあり、助手騎乗なら、ラップ的にもまあまあ――助手騎乗(一杯)
(前々走時) 序盤の位置取りもさることながら、想定と真逆の緩いペースでノーチャンスと、悲観なしとも、評価変わらずとも言えない内容での大敗。
3/27調教◯ 自己ベスト更新。ラストもそこまで止まっていない――助手騎乗
フィエールマン
(前走時) レースは前半そこそこ軽快に流れ→中盤でペースが急に鈍化→勝負どころにかけて、さあここからペースアップという矢先、逃げ馬の急ブレーキなどもあってペースが上がらず、結果、レース上がり34.5秒と近年でも非常に速くなった一戦。
今回この馬に関しては鞍上が凄かった、それに尽きるといった内容。
向こう正面手前で、持っていかれかけたあのシーンがその象徴で、その後は極端に抑えつけ過ぎるでもなく、馬任せに自由奔放にさせ過ぎるでもなく、絶妙な捌きと判断だった。
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ペルシアンナイト
(前走時) この馬は2年連続の不運に泣いた。
出だしのあの不利で、最後方は痛い。
今日はさすがにやめずに最後まで追った鞍上が、インをついて懸命に挽回しての10着(上がり32秒7は3位)。
ルメール騎手がコメントしていた通り、「5馬身くらい差があった」として差し支えない影響がこの馬にも、というかこの馬にこそあった。
ロードヴァンドール
(前々走時) あの稍重で全馬終いバッタバタだった阪神大賞典での経験が生きた格好。
3000mのあのレースを、粘り込めるだけのスタミナと前傾ラップ適性をもってすれば、他の先行勢とは違いこれでも得意の展開だったか。
あとは前走で着けたチークピーシズをやめ、ブリンカーに再度戻した効果、また前週(ラジニケ・アドマイヤスコール)で内を運んだ経験が鞍上にあった点も大きかった印象。
内に入ろうと思えばできたシーンでも、2~3頭分内を空けたまま運び続けていた。
ワグネリアン
(前走時) 雨上がりの馬場とはいえ、G1大阪杯で前半1000mが61秒3(良)というのは、あまりにも遅すぎる。
結果、掛かって全くパフォーマンスを発揮できていない馬や、それ以前に少し緩くタフな馬場を苦にした馬などが全滅といっていい有り様のレースとなった。
凡戦ゆえ、あまり各馬へのコメントも浮かばないような、そんなある意味特殊なG1となった。
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