競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【天皇賞(秋)2019予想】過去のレース傾向分析&各馬評価まとめ / 『核心』観るべきレースか?攻めるべきレースか?――1週間の問答の末に…...

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――本当は“確信”犯、なやつですが。

おそらく十中八九、観るべき、見届けるべきレースになってくれると思うんですよ。

でもね、、、穴党として、なまじっか、ブログやってるんですよ、こちとら!(笑)

 

目次

 

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天皇賞(秋) 2019 レース概要

 

天皇賞(秋) G1

2019年10月27日 4回東京9日目

発走時間:15:40

東京 芝左2000m

サラ系3歳以上オープン

2018年優勝馬: レイデオロ  牡4  1:56.8  C.ルメール

 

 

天皇賞(秋) 2019 枠順

 

1 1 カデナ 牡5 藤岡佑
1 2 アーモンドアイ 牝4 ルメール
2 3 ケイアイノーテック 牡4
2 4 スワーヴリチャード 牡5 横山典
3 5 アエロリット 牝5 戸崎圭
3 6 ユーキャンスマイル 牡4 岩田康
4 7 スティッフェリオ 牡5 丸山
4 8 マカヒキ 牡6 武豊
5 9 ダノンプレミアム 牡4 川田
5 10 サートゥルナーリア 牡3 スミヨン
6 11 ゴーフォザサミット 牡4 北村宏
6 12 ドレッドノータス セ6 坂井
7 13 ランフォザローゼス 牡3 Mデムーロ
7 14 ワグネリアン 牡4 福永
8 15 ウインブライト 牡5 松岡
8 16 アルアイン 牡5 北村友

 

天皇賞(秋) 2019 過去のレース傾向 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

  

 

基本的に瞬発戦になりやすくまた上がりの速さを求められるG1で、自身の好走時平均上がりタイムが好走の目安となるレース

該当馬➡➡➡アーモンドアイ、ワグネリアン、マカヒキ、ダノンプレミアム、ゴーフォザサミット、スワーヴリチャード、ケイアイノーテック、カデナ、サートゥルナーリアといったあたりが、瞬発戦適性&好走時平均上がり順で上位

 

 

内枠はやはり好走の大きなカギになるレースで、特に人気馬が1~4枠に入ると好走率がかなり高い

該当馬➡➡➡アーモンドアイ、スワーヴリチャード

 

 

「父SS系」「母父ND系」がレースにおいて毎年幅を利かせていて、中心は「SS系×ND系」でほぼ決まりのレース

該当馬➡➡➡カデナ、ゴーフォザサミット、マカヒキ

 

 

「当日単勝50倍以上」「8枠」「父ND系」あたりは鬼門で、穴馬はこれらを除くところから

該当馬➡➡➡アエロリット、ドレッドノータス、ウインブライト、アルアイン、ランフォザローゼス、カデナ、スティッフェリオ、ケイアイノーテック、ゴーフォザサミット

  

 

といった感じ。

 

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天皇賞(秋) 2019 レース傾向分析 考察&まとめ 

 

「瞬発力」と「上がり3Fの速さ」の両方を求められるレースとして随一のG1というのが特徴的な天皇賞(秋)。
「瞬発力兼上がりの速さ」については、1か月後のジャパンカップもほぼ同様なのだが、急加速ラップでなおかつレース上がりが34秒台になるような年も多いくらいのレース質か、それぞれを“併せ持つ”ことが必要。

目安としては、自身のこれまでの好走時上がり平均が34秒台前半以下かつ瞬発戦連対数が最多というあたり。

ちなみに、牝馬や3歳馬の好走が多いのも、いずれもそういったレース(瞬発戦かつ上がりが速い)が多く発生する条件で、それぞれ牝馬路線、クラシック路線最上位クラスが出てくるからと考えている。

もちろんそれに加えて斤量利も作用するからではあるのだろうが。

 

また、コース形態、実力拮抗のハイレベル戦、などの理由から枠はやはり重要。

内枠は好走の大きなカギになるレースで、特に5番人気以内で1~4枠に入ると手元の近13年集計で(8-6-4-15)好走率約5割超とかなり好走率が上がる(その意味では、今年くらい豪華メンバーが集うのなら、この天皇賞(秋)でこそ公開枠順抽選をやったら良い、そう思えるくらい注目かつ、重要なポイント)。

 

血統的には、父SS系×母父ND系配合の馬が毎年必ずと言っていいほど好走馬に名を連ねる点もレースの特徴。

 

あとは、「単勝50倍以上の大穴」や「8枠」「父ND系」などの不振は顕著で、これらを除いた馬の中から上がりの脚の速い馬たちを狙いたいレース。

 

 

今年は、早くからアーモンドアイVSサートゥルナーリアの対決が注目を集めている上に、両馬ともに瞬発力、上がりの速さともに申し分のない天皇賞(秋)適性馬だけに、「馬券はあと1議席ある」視点で行くか、それとも「アタマでの1発や、両雄並び立たず」を見越すか、いずれにしても近いところでは今年の日本ダービー前のように、人気馬を取り巻く状況の見極めが大事な一戦の様相という印象。

 

 

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天皇賞(秋) 2019 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ

 

個人的には、1つ目と3つ目に挙げた傾向で狙っているこの天皇賞(秋)。

非常に心許ないが、炙り出された有力候補はカデナゴーフォザサミットマカヒキの3頭。

正直、特別登録の時点から頭を抱えてしまった今年......。

 

このうち、マカヒキは最近では最後方に置かれてばかりで、よほど1~2着馬が大差をつけて突き抜け、(カメラが引いて、各馬が小さ~く遠目で映っているようなゴール前で)横一線の3着争いからハナ差だけ出るような展開にならないと厳しそう。

ましてや、5歳時にダメだった馬に6歳で期待をかけるというのも、このレースではなんか違う感が拭えず。

 

それなら、この中間「カイバ食いがすごくいい」など、明らかに調子上昇のカデナに賭けるほうが、オッズバランス的にも合うか。

ただし、この馬の場合使い詰めでここを迎えている点は非常に心配。

Targetの定義上は明け4戦目で、昨今のG1臨戦とは真逆を行く使い続けてのここへの出走で、近10年では明け4戦目以上で(1-0-0-15)といかにも厳しい。

 

ゴーフォザサミットは東京替わりは相当良いが、2000mって実際どうなの?との懸念はある。

だが、前走でまず序盤に掛かってしまって、インでその後は鞍上が終始抑え込むのに苦労しながら(むしろ良い行きっぷりと見なすこともできるくらい)の追走で、4コーナーを2番手で出て見せ場を作っての6着。

“スローな流れで、この掛かるくらいの行きっぷりが戻ってきたことは、次の「4東」「5東」開催に向けては非常に好感”とレース後に評していた馬。

というわけで、今年の夢はこの馬。

 

 

☆ゴーフォザサミット

◎ゴーフォザサミット!とは言わないがw、謙虚に☆ゴーフォザサミットで!

その理由のひとつ、この馬はオッズ傾向的に完全にアウト。

単勝200倍台というだけで常識的に考えてよくて5着が関の山といった感じだが、それ以上に天皇賞(秋)は単勝50倍以上の牡馬という時点でもうかなり厳しい。

さらに、これに関東馬という点を加えると8番人気以下で、かれこれ20年近く好走0。

余程舐められすぎているという確信がなければ、狙ってはいけないゾーンに突入している。

(その確信の部分が、今回のホネ予想の核心部分ではあるのだが……。)

そう核心……今回の天皇賞(秋)は例年とは格段にライトファン層の投票、上位2頭への熱狂的な支持層、信者レベルの異様ゾーンへの突入、etcの影響が大きく、極端化したオッズ状況になるハズ、その核心部分こそが今年特有のスタンス。

“オッズは人が作るもの”

そして、この馬は今回G1初ブリンカー

このオッズなら十分です、過小評価と判断させていただきます、有り難や〜。(人-)謝謝

 

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◎サートゥルナーリア
◯アーモンドアイ

今回は◎サートゥルナーリア派。

◯アーモンドアイが56キロを苦にするとは思わないが、56キロの同斤のぶんだけ、決勝戦ではハナ差くらいサートゥルナーリアが前に出てるんじゃないかなと。

「古馬初対戦」「大観衆の中のスタート課題」「徹底マーク」「休み明け」「府中でのパフォーマンス」……思いつく2頭に対するいろいろな見方を書いてみたが、総じてどれも結局のところ「やってみなけりゃあ」な印象しかない。

むしろ、(先の斤量面以外では)ポイントは唯一無二でパドックとしたいくらい、どれもそれだけに重きを置いて判断を下すのはナンセンスとしか思えない、そう考えている。

そして、そのリスクが大きいのは、押しも押されぬ1番人気のほうだと思っている。

 

 

ダノンプレミアム / ワグネリアン

オッズ的に、そこに手を伸ばすことはないだろうが、ワグネリアン、ダノンプレミアムは、それこそ当日の雰囲気次第では当然上位有力な存在。

もし、◎◯を逆転、あるいは割って入れると判断できるなら、馬単などはギリギリ手としてありかもしれないが、何せ安い。

確かに、ワグネリアンとか、1-2-3番人気決着に仕立て上げる、2〜3着拾いキャラとしてはすんげぇ嫌なんだけどね~^^;

 

 

▲スワーヴリチャード

こちらもオッズ次第で買えるかどうかの瀬戸際だが、この馬は何より少し衰えた感が出始めている点がいい。

長く活躍しているので余計にそう映るのかもしれないが、5歳馬で、大きいところの出番は多くとも実際のキャリアとしてはまだ16戦。

指数パフォーマンスを眺めても、今年に入ってからの国内2戦はいずれも休み明けでのもので、ともに余裕のある作りでの内容と考えると前年より指数が出なくて当然の状況下でのもの。

しかも、2戦ともに持続力の求められる流れを、3コーナー過ぎから早々にムチが飛んでのレース。

前走の宝塚記念なんかも、中間の追い切り内容からも微妙な状況で、あれだけやれるのだからやはり力はある。

コーナリングは別として、直線での挙動は圧倒的に良い左回りに替わるこの条件は久しぶりにこの馬のパフォーマンスがみられる条件(過去にも触れた通り、この馬は、「コーナーリング:右回り≧左回り⇒右回りなら直線の短いコース○」「直線の走り:左回り>>右回り⇒左回りならコーナーのキツくない直線長いコース」、という特徴がある)。

15:42過ぎ、きっと典さんが、良くも悪くも期待に違わぬレースをしてくれていることでしょう。 

 

 

 

まとめとして、(120%馬券妙味的観点のみで書くと、)残念ながら、◎○2頭両方に“アクシデント”が2重くらいで発生しない限り、やはりどちらもが馬券内を外すことは無いだろうと結論づける(しかも限りなく、1〜2着欄)。 

当然、馬券的には、穴馬☆ゴーフォザから、◎サートゥルナーリア、◯アーモンドアイの2頭への馬券がほぼ全てという今回(ただし、サートゥルナーリア、アーモンドアイへの3複だけは今回買わない予定。2頭同時馬券へ流すと、期待値的にリスクのほうが高い。っていうか、☆複勝で十分なんですけどね^^;)。

◎◯▲も3複8倍台とかだしなぁ〜、これは勝負を賭ける見当ではなく……。

 

万、万、万が一、前走同様に☆ゴーフォザがパドックで発汗も目立ち、暴発のリスクのほうが先立つようなら、黙って◎○の馬連1点(何倍?最終的に2.○倍とか?)に切り替えて気楽に眺めようかなと。。。

   

 

♩もう考えなくていいんだ〜と〜、思〜わせて〜欲しいの〜か〜も〜ね〜

 

 

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