競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

馬場傾向ハッキリで今年は本命党向きのレース?いやいや宝塚記念は…… 6/23(日) 宝塚記念2019 予想 過去のレース傾向分析&各馬評価まとめ

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――だって、前走で決まっていたんだもの。

5番人気以内でなければ◎にと。

そして、今日☂降るの!降らないの!どっちなの!

 

宝塚記念2019  過去のレース傾向

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

過去10年のレース上がり平均が35.7秒という特異なG1。

そのため、上がりが掛かってこそ真価というタイプ向きは明白

 

該当馬➡➡➡アルアイン、ショウナンバッハ、スワーヴリチャード、タツゴウゲキ、ノーブルマーズ

 

 

同年のドバイ遠征馬で当日単勝10倍未満に支持された馬は好走率6割

 

該当馬➡➡➡スワーヴリチャード、レイデオロ

 

 

通算4勝以上、且つ5連対以上を満たしていない馬の好走は15年近く遡っても3頭ほど

 

該当馬➡➡➡エタリオウ、クリンチャー

 

 

近年の好走馬のほとんどは「ハンデ戦以外の2000m重賞連対」のある馬

 

該当馬➡➡➡アルアイン、キセキ、スワーヴリチャード、マカヒキ、リスグラシュー、レイデオロ

 

 

乗替りは、前走重賞勝ち馬を除き、当日3番人気以内の人気馬以外は手元にある近17年で2着1回3着1回のみ(複勝率2%)

 

該当馬➡➡➡リスグラシュー、エタリオウ、スワーヴリチャード、スティッフェリオらは、レイデオロ、キセキに次ぐ残りの“1議席”に入ってこれないようだと苦しいか

 

 

といった感じ。

 

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考察&まとめ 

 

よく言う“脚の遅い馬”、のためのレース。その代表例がゴールドシップ(13~14年と連覇)。


そして、今回のメンバーは誰もが上位6~7頭による争い、とみているようなオッズが特徴的。

そして実力的に、その売れ方にも納得の構成。

 

各馬の前走(各レースの回顧サマリーは後述)についてだが、今年の場合「G1大阪杯がスローで低レベルの凡戦」だったことが最大のポイントか。

その意味では、レースレベルからは金鯱賞2着リスグラシュー、有馬記念2着レイデオロに、前走(大阪杯)はともかく昨秋の内容を考えればのキセキ、同じく昨秋レベルに戻ってくればのスワーヴリチャードといったところが「順当なら・・・」の存在。

 

余談だが、昨年このレースを制した音無厩舎(ミッキーロケット)といい、宮本厩舎(ノーブルマーズ)、高野厩舎(ショウナンパンドラ)、平田厩舎(カレンミロティック)、梅田厩舎(ショウナンマイティ)等々、関西の“坂路厩舎”(時計を出してくる)の一発が多い印象で、このレースで求められるタフさ(?)やラップ適性に、もしかしたらマッチする部分が多いのかもしれない。

今年で言うと、スティッフェリオ(音無厩舎)に、クリンチャー、ノーブルマーズの宮本厩舎2騎、そして矢作厩舎のリスグラシューといったところは、その点においてはしっくりくる存在。

 

各レース回顧

 

・大阪杯

まず、予想の大コンセプト「川田騎手のキセキなら、“間違いのない”締まったハイレベルレース」が、早々に崩れ去って焦ったレース。

雨上がりの馬場とはいえ、G1大阪杯で前半1000mが61秒3(良)というのは、あまりにも遅すぎる。

結果、掛かって全くパフォーマンスを発揮できていない馬や、それ以前に少し緩くタフな馬場を苦にした馬などが全滅といっていい有り様のレースとなった。

凡戦ゆえ、あまり各馬へのコメントも浮かばないような、そんなある意味特殊なG1となった。

 

キセキ(2着)

スタートは速くなく、好発を決めたエポカドーロにハナを切られる。

多少誤算の展開だが、そこは川田騎手。

きっちりと馬込みからポジションを押し上げて2番手を確保。しかしまあ、そこからが......。

ラスト800mからはさすがにプレッシャーをかけ続けてのペースアップを演出したが、そこまでの2番手に大人しく収まっての前半61秒3ペースのお膳立ては、かなりのやらかしだったというのが個人的な見立て。

結果、レースレベルも異様に低いレースとなって、2着好走とはいえこの馬自身の指数パフォーマンスは自滅に近い結果(それ以上に、他馬が自滅してくれたから順序的に2着しただけ)という内容に終わってしまった。

ちなみに、大阪杯としては近2年はもちろんのこと、G1昇格前を含めても下位の決着レベル。

インべた、直線も内を突いた1、3着と違い、3分どころを通っての競馬という点は少し評価できるが、それでも・・・。

 

アルアイン(1着)

当日のツイート(「重だったシンザン記念以外、平坦戦~消耗戦では馬券外無い」じゃなくて、「古馬になってから、馬券は全部平坦戦~消耗戦に限られる」だな。正解は。)の通り、馬場を見た上でその適性から当日に評価を引き上げた馬。

内をソツなく立ち回って、直線でも逃げたエポカドーロの内を突く騎乗が勝利を呼び込んだ。

最後のキセキとのクビ差もそれによるところが大きい。

こういう立ち回りの上手さで、各馬が差のないパフォーマンスになる中でクビ差だけ出るような勝ち方が非常にこの馬らしい。

一方で、先に挙げたように凡戦と言っていい大阪杯。

この内容では、やはりこの馬の評価は“G1ウィナーとしてG2では上位常連”とはならず、むしろ“G1でもG2でも変わらず上位数頭のうちの中の安定株だが他馬の凡走待ち”に変わらない。

加えて、上記リプライツイートにも書いたが、「古馬になってから、馬券は全部平坦戦~消耗戦に限られる」が今回も守られたので、今後も瞬発力を問われない展開で(狙うべき)。

 大阪杯2019 レース回顧

www.yosounohone.com 

 

・金鯱賞

思いの外、当日日中から雨が降って稍重馬場で行われた。

ただ、決着時計は2分00秒1と、前年(稍重2分01秒6)と比較しても時計は速く、走りやすい状態だったとみられる。

この日の芝5鞍は全て先行馬が勝っていて、ほぼ似たり寄ったりなコース取り(内3~4頭までのところを通って、最後は早めに抜け出して内ラチ近くを通る)での決まり手となっていた。

“ゴールデンロード”状態になっていた印象。

そして、そのゴールデンロードを通って見事勝利したのがダノンプレミアム。

もともと強い馬だし、「引っ掛かりそう」と思えるくらい調教時計も出しまくっていたし、その点にまつわる次走への懸念を除けば、長期休養明け復帰初戦としては100点満点と言っていいレースぶりで戴冠。

 

結局、2着リスグラシューにしても、3着エアウィンザーにしても、最後はちゃんと伸びるところに乗っていたレース。

対照的に、終始外々を通った組は軒並み上位勢とは離される結果に。

とはいえ、2着リスグラシューは直線半ばまでは、1、3着馬とは違ってかなり外を伸びてきてのものだし、道中も枠なりに外々を回っていた。

今日のレースだけで測れば、3着エアウィンザーとの力量差は3/4馬身以上は明白で、この馬も立派。

 
金鯱賞2019 レース回顧

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・天皇賞(春)

もちろん時計の出る馬場ではあるのだが、超高速馬場だった前週をふまえると、今ひとつ「そのまんま高速馬場です」と言い切るにはなんだか煮え切らない、そんな当日の馬場。

過去比較での、当日の糺の森特別、鷹ケ峰特別のラップ・走破時計を見るに、明らかにマイルドな高速馬場になってレースを迎えた。

その中で、ザックリ言うと、レースは前半はそこそこ軽快に流れ→中盤でペースが急に鈍化→勝負どころにかけて、さあここからペースアップという矢先、逃げ馬の急ブレーキなどもあってペースが上がらず→結果、ラストはレース上がり34.5秒と近年でも非常に速くなってゴール。

後ろからはノーチャンスだし、かといって前につけているだけではこれまた厳しい(前目につけて、さらにラストも34秒台で上がってくる必要がある)展開となった。

結果、ディープ産駒のワンツー、2頭による後続突き放しと、あからさまな結果に。

 

エタリオウはまさかの最後方ポツンからのマクリという意味不明な競馬で論外(もちろん、「2着はいらない、勝つことだけを考え」たことによる気負いからくるものだろうと推測はつくのだが)。

 
天皇賞(春)2019 レース回顧

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・鳴尾記念

開幕初日の馬場だが、翌日日曜を見てもかなりソフトに仕上げてきている印象で、時計は出ない。

その中で、ラストは11.9-11.5-11.5-12.3の平坦戦。

鳴尾記念としては、前半1分00秒4は速くないが、上がり35.3秒も速くない。

それでいて、「前半が流れた」との鞍上コメントも聞こえてきており、これで体感的には遅くない、という馬場の様子。

 

ノーブルマーズ(5着)

序盤で5番手あたりまでしか行けず。

キレ味勝負にならなかったのは良かったものの、位置取り的に苦しくなってしまって、前を捉えられず後ろからもそこまで詰め寄られずの5着。

行きっぷりが悪くなっているが、休み明けの状態面ということもあるか。

叩き良化型だけに、本調子には遠い印象。

 

(中略)

ここから、宝塚への一つの馬場シナリオも手中にすることが、この鳴尾記念予想のおかげで出来たわけだし。

すなわち、エアレーションによりソフトに作って→どんどん踏み固められて時計が出るようになり→場合によっては最終週に内有利にまでなっていっている、という仮説。

 このあたりには、引き続き注目していきたいところ。

 
鳴尾記念2019 レース回顧

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阪神は、前週の雨も土曜の局地的な大雨もなく、府中とは真逆で「思ったよりも降らない」状態のままで日曜を迎えることになりそう。

そして馬場は、上の鳴尾記念回顧でも書いたシナリオに近い、ここにきて内・先行有利に。

土曜は差し届くシーンも見られたが、それらはあくまでペースも手伝っての外回り戦でのものとの印象で、内回りの午後の2鞍を見ても後方一気は難しいだろう。


まず、普通に好位で運んだら“キセキ馬場”

そのキセキどころか、アルアインまで加わって、レイデオロと3頭による複勝1番人気横並びの争いが起こっている(土曜夕方時点)のも、如実に土曜結果を受けての挙動だろう。



ギャンブルの鉄則「逆張り」作戦なら、明らかに内枠・先行以外を狙いにいくべきレースだろう。

もちろん、大前提として根拠が見出せる差し馬が見つかれば、の話だが。

 

ただいつもそうだが油断した時こそ「そうはならない」のが競馬であり、この宝塚記念というレース質から考えても、誰もが考えている方向とは真逆に振れる可能性は十分と感じている。

去年のワーザー(10番人気2着)であり、16年のマリアライト(8番人気1着)であり、15年のデニムアンドルビー(10番人気2着)であり、と近年は馬場状態も手伝ってではあるにせよ、差し勢が穴を開けているのも事実。


リスクを取らないなら、素直な入りからのキセキ→アルアイン→レイデオロとかなんだろうが……。

クソつまらないし、これなら直前に「やーめた」してしまいそうだ。

「そんなのは宝塚記念じゃない!」って、“イヤだイヤだ”してしまいそうだ、いい歳して(笑)


冗談はさておき、いつもの姿勢を貫き、『◎4着!◯△▲がワンツースリー!』とかを覚悟の上で攻めるか……。

それとも、降参して、慣れない人気筋に厚めにいく作戦で新生ホネとなるか。


いずれにせよ、そう考えると、意外に戦術には選択肢がありそうで、これはこれで面白い宝塚記念なのかもと思い始めた土曜夜である。

それもこれも、この割れ加減オッズによるものだろう。

  

 

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※まだ結婚前のこと、相方とケンカをしていた時に当日を迎えたある年の宝塚記念。予想は完ぺき、ただ馬券は間に合わず……レースどころではない中でも、ぼんやりと眺めていたテレビの向こうでは無情にもスタートの時を迎えた。そこで出たのが『あゝ宝塚記念を、棒に振ってしまったよ』のひと言(しょんぼり付き)。当時は、今以上に競馬への関心が薄かった相方は、「ん?今それ⁉︎」と驚愕したらしいw  ホネの伝説の名言である。相方に今だにそれを語り草にされているのは言うまでもない。しょーもな!  すみません、そんなホネですので過度な期待は厳禁かと(笑)いつも応援ありがとうございます(^^) 

 

 

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予想印は!?ホネ的注目馬!

 

◎マカヒキ

前走は特殊な展開の凡戦ゆえ、普通に負けた組は評価はできないが、最後方からラストで外に持ち出して伸びたこの馬だけは情状酌量の余地。

取り立てて高いパフォーマンスのない近走だが、注目したのは去年の大阪杯。当時の4着は内容が濃い。

そして、これだけ、中間の調教内容に熱がこもっていて、前走時でも上昇していたところからさらにもう一段階上がってきているのであれば。

ほぼメンバー中唯一、ここへ向けての上昇度が明確に伝わってきたこの馬に託す。

たぶん例によって、最後方とかだろうが、描くのは、前走での負けを踏まえつつ最内枠から後手だけは踏みたくないキセキと、それを突く(場合によってはハナを叩くまであると思っている)エタリオウによる、まさかの先行馬崩しの展開。そこで、この馬の末脚が爆発するシーンに期待。

  

 

◯リスグラシュー

まさかの差し展開想定なら心置きなく買える、外の差し馬。

レイデオロも、掛かるのには一定の警戒を払いつつということで、恐らく中団あたりからで想定の展開だと怖い馬なのだが、こちらを上に取った。

その理由は、同じ海外遠征明けでもドバイと香港の“遠征質”の差という点と、金鯱賞時もこなしていて「海外帰り初戦でしたからね~」の言い訳がリスグラシューのほうがしっくりこない印象であること、そして最大の理由の「中間の調教内容」。

1週前の坂路が助手騎乗でのものということなら、◎同様にこちらも濃い内容を経てここを迎えられると踏んでいい。

先にも書いた、“坂路ビシビシ”(Σ(・ω・ノ)ノ! ホネブログそのものじゃないか!(笑))厩舎という点もしっくりくる。

舞台適性云々はさておき、2走前金鯱賞で3着に下したエアウィンザーは、次走初G1挑戦の大阪杯でアルアイン、キセキから0.2秒差の5着。

金鯱賞での、この2頭の3/4馬身差以上の力差は明白だったという点からも、単純能力比較で大阪杯で1〜4着の間にリスグラシューが来れていたという可能性は低くないとみている。

凡戦すぎたといえど、仮に大阪杯に出ていた場合上位の位置づけはやはり揺るがないとの印象。

そして、そして、金鯱賞当時シュタルケ→今回レーン。

これが最大のこの馬の強みだったりする。

正直、シュタルケであそこまでの競馬をされたら、ある意味降参だ。

ハーツクライ牝馬が不振なこの条件でも、過去ほぼ人気通りか以下の着順といった感じで妙味はまずなくとも、評価せざるを得ない。

 

 

以上の2頭が大本線。

2頭以下の▲、☆は当日状況次第では追記するかもしれないが、今のところ◎○で予想的にはガッチリという感じなのであえて書かないでおく(書いたとして、たぶん▲スワーヴ☆ノーブルとか、そんな感じになるだろう)。

 

そして、キセキ△レイデオロ

キセキは、軸馬として絶大な人気を誇りそうでキャラ的に単勝では譲っても、複勝ベースではレイデオロと2分してのトップタイの支持のままレースを迎えてもおかしくなさそう。

この馬が飛ぶか飛ばないかで、大きく配当が変わってくる(特に3連複)し、上位数頭が抜け出た状況ではまずこの馬の扱いは重要。

先にも記した通り、今回ポイントになってくるのが「極端な競馬しか許されない最内枠」と、この馬にとってはどうなのか?の「抑えるのに苦労するくらいの好調モード」。

包まれて万が一最後方とかになったら最悪だし、すなわち多少焦りながら前へ前へと序盤から出していかざるを得ない競馬になるとみる。

実は、ピンかパーになりそうという算段。

来るなら勝ち切るし、来ないならオーバーペースや位置取りの失敗により大敗もあり得るとみる。

この馬頭の馬券は当然買うつもりだが、以上の理由から△評価とした。

 

そして、レイデオロももちろん買うが、本命などには積極的には買いたくないシーンという印象。

宝塚記念を真剣に獲りたいとは思えず、当初から描いていたここへの参戦ではないだろうし、何度も言うが“坂路ビシビシ”厩舎が狙いのレース。

また、ドゥラメンテやブエナビスタが敗れる、とにかく王道じゃない馬(ラップ的に)のためのレースということも引っ掛かる。

 

 

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