シリウスステークス2019 予想
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シリウスステークス2019 レース結果
ホネ的! レース回顧/レース分析 シリウスS2019
レース全体のふり返り
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シリウスステークス 2019 各馬ふり返り 予想と結果
予想編では、事細かには書かなかったが、「上がりが速い(36秒台より速い脚)≠瞬発力」という、すなわち12.0-12.0-12.0のトータルで見る前者と1Fごとのラップ差を見る後者≒“一瞬のキレ”と称されるやつ、13.5 - 12.5の区間に刻まれる1.0秒等の加速力との差を突く気満々だったレース。
このレースに関しては、“瞬発力”ではなく、12.2-11.9-12.4のような場合によっては持久力ともとれる上がり36秒台の脚の速さが強みになる、そう考えて各馬の上がり3Fにだけ意識を傾けて予想したのだが……。
ご存知の通り、先述の通り、シリウスS初のW瞬発戦となってしまい、なんなら上がりの脚は遅くてもいいから、好位につけて瞬発戦対応力があればこそという展開となってしまった。
真逆……ʅ(◞‿◟)ʃ
メイプルブラザー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡11着
真っ二つに分かれた後方馬群の外目9番手あたりを追走し、途中から押し上げていくと、一団になった3〜4コーナーで6頭くらい横並びの大外を回される不利。
この時点でほぼノーチャンスだったが、さらにまずまずの伸びを見せて直線で伸び始めたところから、マッスルビーチ、キングズガードの間に挟まれ再度の不利に見舞われ、もう少し良い着順を拾えていそうな中での11着大敗となった。
ちなみに、この馬は上がり36秒台は使えても、瞬発戦ラップへの対応力は乏しい平坦馬で、先の“真逆の”シリウスSではどのみち好走は無かった、そういう◎だったというのが振り返りの大半。
タイムフライヤー
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡6着
引っ掛かったこともあったのだろうが、それにしても前走パフォーマンスからすると情けない低パフォーマンスでの6着で、直線を向いた時の2番手での手応えからは相当ラスト1Fで止まってしまったというレースぶり。
鞍上の指摘する「1F長い」は恐らく当たっているのだろうが、前走エルムSが瞬発力などまるで求められないラップでの非常に強い競馬だったところからのこの2段階瞬発戦に、前走時が休み明け+18キロで今回が-20キロと急激すぎる馬体重変動。
適正体重に戻したといってもこの短期間での肉体面の波には同情を拭えない印象で、ラップ面、状態面から仮に今回が1800m戦だったとしても、強い競馬は見せられていなかった一戦とみたい。
すなわち、今後1800mであろうが2000mであろうが、まずは馬体面を含む状態の推移には注目しつつ、瞬発戦以外で、この馬のベストパフォーマンス発揮ならこのレベルはあっさり勝ち切らなければならない馬とみておきたい。
メイショウワザシ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡3着
シンプルに見れば、押してハナに立ったのにヤマカツライデンに突かれてかなりのハイペースを余儀なくされ、飲み込まれそうになった4コーナーから再度伸びて強い競馬、となる3着粘り込みだが、せっかく詳細に中間ラップと異例の瞬発戦になったという点を浮き彫りにしたので、真実は逆とみておきたい。
つまり、この馬が強い競馬で残ったわけではなく、上手く息を入れた鞍上のファインプレーと、それでもこの馬を交わすことができなかった4着以下があまりにも低レベルだったことによる3着だったと。
ちなみに、このラップだけに、シリウスSの3着馬指数としては異例の低さで、もしかしたらレース史上最低値かもしれないという状況。
この馬に関しても、重賞で馬券になったこと自体は褒められるが、むしろ同斤量(54キロ)で4着に敗れた前走オープン阿蘇Sのほうが断然上のパフォーマンスだったりするのだから。
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ロードアルペジオ
最後に追加した☆ロードアルペジオ(13着)は、全く自分の指数でも走れておらず故障発生かと思うような止まりっぷりで、道中の追走も全く余裕がなく、最後はほとんど馬なりで終わった。
ロードゴラッソ / アングライフェン
1着ロードゴラッソは、ここでは上がりの速さが足りず末脚の速い馬たちに飲み込まれるだろうとみて軽視したが、瞬発戦実績が豊富でそのラップ適性を存分に発揮する条件が整ったここで重賞初制覇。
それでもやはり上がりは3位しかマークできておらず、4コーナーで先頭に立った鞍上の積極策でカバーした格好だし、何よりこの勝利で記録した指数そのものはオープンVレベル程度で、4歳ということでの成長力に今後期待するしかないという判定。
2着アングライフェンがまた、その勝ち馬(クビ差)とともに「相変わらずオープン馬の競馬やってんな」という内容で、このレースの低レベル状況を表してしまっているのだが、ただこの馬に関してはダートではこれまで瞬発戦実績がなく、その中でこの瞬発力勝負で好走してきたことは評価に値し、川田騎手もさすがの騎乗を見せたというところか。
マッスルビーチ
その他、少しだけ気があった5着キングズガードも含め、このオープンレベル決着では特にどうこう言うことはないのだが、人気もしていたし、別の意味で注目していた(本当は5番人気単勝1○倍くらいで、先物買い本命◎にしたかった)マッスルビーチ。
ちなみに、ひょんなことから当ブログがご紹介に預かってしまったキッカケの馬でもある。。。(私が不勉強な血統面などを中心に予想を展開。必ず毎週、「予想記事の穴はあけず、穴は狙う!」非常に親近感の湧く同じパパさんブロガー「さくらもり」さん↓より。個人的には、予想結果などを伝えるモチーフ画像も毎回楽しみにしていたりする)
話を戻して馬のことだが、今回前走のど派手なパフォーマンスにハンデ戦での50キロということもあって、単勝3.8倍の2番人気まで支持を集めたわけだが、大きくテン乗り、不利、瞬発戦ラップの3点が響いての凡走だったという印象で、この馬が前走指数で走れば仮に53キロのままであってもこのレースを勝てていたというレベルの決着だっただけに、少なくとも0.8秒差9着がこの馬の実力ではないし、自身がパフォーマンスを下げたことによる影響とみたい。
テン乗りの部分に関しては、前走鳥取特別の福永騎手の4コーナーと今回の松岡騎手の4コーナーを見比べても分かる通り、明らかに急かして直線を向いている今回、鞍上の性格的にも乗り替わって脚を余して負けることだけは避けたい初騎乗時特有の状況的にも、(個人的には読み通りの部分とはいえ)爆発的な末脚を封じ込める一つの要因になったのは間違いないだろう。
また、直線での不利については、(こちらが後続のメイプルブラザーらに不利を与えた格好でもあるが)前走同様にササり加減になったところを立て直そうとした際に、外から伸びてきたメイプルブラザー、キングズガードがいたことにより追えなくなってしまったことが末脚に影響を与えていた。
ただ、これについては、テン乗りとも密接にリンクする、そもそも馬群を押し上げて運んだことによる影響であって、大外を伸ばした前走の競馬でのド迫力差し切りVの理由の一つがここにあるのかもしれず、右回りでは特に大外を伸び伸びと走らせる必要がありそう。
あとは、前走も2走前も連勝2つは平坦戦を上り最速で差し切ってのもので、今回が瞬発戦で差しにくい展開だったという点で、この状況では先の2点がたとえクリアになっていたとしても、もしかしたら人気以上に走ることは難しかったかもしれないという疑念を残す部分。
いずれにしても、前走とは斤量が3キロ減にも関わらず段違いの指数パフォーマンスダウンの一戦で、ある意味では心配無用の敗戦だったとみている。
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— yosounohone (@yosounohone) August 25, 2019
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— yosounohone (@yosounohone) August 24, 2019
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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