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――でも馬場判定については、(ポストした通り)このレースを終えるまで下せなかったというのが結論だったので、悔やむとしたら展開想定の部分だけ。
新潟大賞典 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 新潟大賞典 2024
レース全体のふり返り
新潟大賞典 2024 各馬ふり返り 予想と結果
ダンディズム
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡10着
直前にポストしたように、終わってみればやはり馬場が内回帰して外差しが薄れてしまい(それゆえ、鞍上も大外一気策すら取らず)、そのまま敗因になった様子の一戦。
前週~前日までは良い感じに外差し基調で推移していただけに、前日の馬場でやりたかったところ。
ヤマニンサルバム
予想➡➡➡消
結果➡➡➡1着
この馬に関しては、まずオッズの面。
左回り2000mのハンデG3で7番人気というのは、(予想自体もそうだったが)「やはり大外枠で折り合えないっしょ」と見られ過ぎていたためだろう。
馬場想定も異なっていたが、仮に前狙いであっても消していた可能性は相当高い。
そして、テン乗りの鞍上・斎藤新騎手も、おそらくこれなら行き切って折り合わせようとの判断からだったと思うが、逃げの手を選んだことが奏功した。
折り合いには難のある素質馬が、「ここではないだろう」のタイミング(主に大外枠などがその理由)で重賞を勝ってしまったので、そうそう狙える機会というのもなくなってしまったかもしれないが、レベルとしては悪くなかったので馬には好走チャンスは十分あるだろう。
人気を落とす材料(たとえば、差し馬場のG2で外枠……等)が揃った時に目をつぶって狙えたらいいなとしておく。出し切った場合のこの馬は十分G2射程圏だと思われる。
▲レーベンスティール 他
▲レーベンスティール(11着)は、勝ち馬同様にここにきて「以前より力む面が出てきた」と言われていたように、このスローな流れは歓迎しない流れだったと思われる。
顕著に折り合いを欠いたりなどの場面はなかったが、見た目以上に力んで四苦八苦したものとみられる。
58キロでの古馬初対戦でもあったここは度外視していいだろう。
◯ブレイヴロッカー(9着)は、◎同様に内回帰の当日馬場でお呼びでなくなってしまったことと、流れ的にもアウトだった。
その意味ではまた、G3ハンデ56キロ近辺では狙える場面がくるだろう。
2着キングズパレスは惜しい競馬だったが、それ以上に馬が成長しているかもしれないとの手応えを得られたことが大きかったのではないだろうか。
本格的に追い出されてから、悪癖の外へ外へ(右へ右へ)と行ってしまうところなく伸びてくることが出来ていた。
同じことの繰り返しと言ってしまえばそうで、取りこぼしの連続が続いているところだが、もっと早くに重賞を獲っていなければいけないもどかしいタイプがかなりの手ごたえを感じさせた一戦とみられる。
そもそも、この鞍上でこの日の馬場のスローを差してこの水準を刻んでいるというだけでも立派なもの。
「やはり重賞級」はすでに再認識されてしまうだろうし、そこではなく「G2以上の鞍上強化」の場面の複穴でだけ狙いたいところ。
3着ヨーホーレイクは、展開泣きは事実だったが、それにしても(斤量2キロ増換算しても)前走からパフォーマンス上昇があまり感じられなかった今回。
スローの最内枠で力んだ面もあっただろうが、それにしても額面自体が期待外れ。
こうなってくると、ひとまず独特なコースである中京への適性が高すぎる(他は過信禁物&特にスロー戦)キャラ扱いとしておかざるをえない。
他では、リフレーミングが好感触の一戦。
前日の馬場ならまだしもこの日に大外追い込みでこのレベルのコンマ5秒差なら、G3は大いにチャンスあり。
まずは、差し馬場でということにはなるが、意外と「この条件ではない」部分(実際、連戦上り最速のこの馬が、今日もよく伸びたとはいえ上り3位に終わっている)も戦績から丸分かりであるように、小回りの多少上がりを要した平坦戦(自身上り34秒台で最速など)などで重賞Vを狙っていけそう。