競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【新潟大賞典 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 馬場と順調さ欠く組の存在が悩ましい中心不在戦

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――当日追記まであまりにも書くことがなくて困った一戦でもある。

目次

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新潟大賞典 2023 レース概要

 

 

新潟大賞典 G3

2023年5月7日 1回新潟4日目

発走時間:15:20(予定)

新潟競馬場 芝2000m

サラ系4歳以上 オープン

2022年優勝馬:レッドガラン 牡7   1:57.7 岩田康誠

 

 

新潟大賞典 2023 枠順

 

 

1 1 トーラスジェミニ 牡7 木幡育
1 2 カラテ 牡7 菅原明
2 3 レッドランメルト 牡4 荻野極
2 4 ショウナンマグマ 牡4 石橋脩
3 5 ブラヴァス 牡7 今村
3 6 セイウンハーデス 牡4 津村
4 7 カレンルシェルブル 牡5 斎藤
4 8 モズベッロ 牡7 角田和
5 9 ロングラン セ5 勝浦
5 10 キラーアビリティ 牡4 北村友
6 11 イクスプロージョン 牡5 和田竜
6 12 ヤマニンサルバム 牡4 浜中
7 13 ピースワンパラディ 牡7 丹内
7 14 カイザーバローズ 牡5 藤岡佑
8 15 スパイダーゴールド 牡4 石川
8 16 ハヤヤッコ 牡7 丸山

 

 

 

新潟大賞典 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

舞台はほぼ9割がた瞬発戦ラップを刻む超特化条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

スパイダーゴールドカイザーバローズキラーアビリティと適性上位。

 

 

追い切りからは、調教編の5頭でお腹いっぱいという感じのココだが、他ではロングラン、という態勢。(5/7 9:55追記)

 

 

 

新潟大賞典 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

ラスト2F目急加速の瞬発戦がほとんどだが、後方から上がり最速ズドンは決まりづらく、中団から前がウィニングポジション

該当馬➡➡➡トーラスジェミニ、ブラヴァス、モズベッロ、キラーアビリティ、ハヤヤッコといったところは後ろから数えたほうが早い位置からになるか

 

ディープインパクト(系)産駒の期待値が高い条件

該当馬➡➡➡カイザーバローズ、キラーアビリティ、セイウンハーデス、モズベッロ、レッドランメルト

 

といった感じ。

 

 

 

新潟大賞典 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

『オースミグラスワンが上がり31秒9で勝ったレース』という歴史もあるレースだが、その実、大抵は“勝つのは脚が遅い馬”というこの新潟大賞典。

昨年も、決して抜けた瞬発力を有さないトップハンデ、レッドガランが好位から強い競馬で勝ち切っている。

ハンデ戦という側面もさることながら、そのコース形態イメージとのギャップなども手伝って波乱含みとなっている近年の新潟大賞典。

すなわち、後方の差し勢に注目が集まって前に妙味ありまくりなレース。

近い年から順に、勝ち馬の4コーナー通過順は⑤⑩④⑧⑥⑥③⑦⑪②番手とほぼ中団より前がウィニングポジションになっている。上がり最速Vが2回のみというのもまた、イメージギャップの最たる部分か。

ちなみに、後方からの差しが決まって「中団から前がウィニングポジション」が崩れている年は、だいたい①低レベルで前が失速し過ぎている(14年、19年など) ②前半が流れている(20~22年など) ③良ではない、のどれかに当てはまっている。 

 

あとは、別名「ディープ大賞典」としてもいいくらいこの新潟2000m重賞はディープの庭条件。

ブラックタイド、ディープブリランテなども含め、ほぼ人気以上に走ってくるとみてOKな特殊セッティングとなっている。

特に、ディープ直仔の場合、同産駒にしては珍しく、1~3番人気よりも4番人気以下のほうが率においても上回っているというのがこの条件の特徴で、それ故に狙う価値があるといえる。

ざっくり、人気のディープはそこそこに扱い、中穴以下のディープを重視すべきなのがこの新潟2000m重賞ということだろう。

 

 

 

新潟大賞典 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

渋って迎えることは濃厚だろうが、日曜午後くらいにまでなってくると外も伸びない(内~3分どころを通って、延々前が粘って交わさせない)馬場ということもあり得そう。

 

いずれにせよ、当日を待たなければ何とも言いようがないところだが、とりあえずディープで人気しないサイドの瞬発型カイザーバローズに、ヤマニンサルバムイクスプロージョンカラテの平坦戦型ではあるものの渋った馬場実績ありの脚力上位サウスポー3頭の浮上に狙いをつけておくこととする。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

こちら新潟は、並みの渋り方ではなく+3.0秒/1000mにも及ぶタフ馬場の印象。正直、ここまで時計が掛かるとは。

もう▲ハヤヤッコしか見えないというところなのだが、欲ボケ病のホネはいつものごとく単外しに邁進する。

タフ馬場の鬼◎ピースワンパラディで勝負といく。陣営も示唆しての通り、距離延長で違った競馬=前半分くらい? が見られていい場面だし、テン乗りの鞍上も早めに吹かしていくとみて。向こう正面の位置取りはほぼ諦めているだけに、外枠を活用して文字通り早仕掛けでコーナーを回って、2列目以内に来ていてくれれば。

これで今回行ける(ハナ)と確信が持てれば本命なのだが......の◯トーラスジェミニも、単はマストで抑える。スムーズに逃げれば今日なら(今日だけは)圧勝まで可能だと思うが、序盤は行き脚付かず押して押して3Fかかってやっと先頭、というのが怖い。現在16番人気ならその安心材料もクソもないところだが、◎というのは少しやり過ぎとみて対抗留め。

ほか、ロングランカラテも、この中途半端ではない馬場で上位へ。ただ、単純にこれらより前に直線で上位勢が前にいる想定でその点で突き抜けまでは......。

そして、気力的な部分からもこちらも脚質的にも大望まではどうかも、このタフ馬場でモズベッロも圏内には差し届いても。

週半ばに渋った実績持ちサウスポーのうちの一頭として挙げたヤマニンサルバムはここまで渋ったら厳しいはず。重実績はあるが、当時は何の問題もなく通年平均を超える時計の出せる高速なんちゃって重馬場で、ある意味最もギャップのある重実績と言えるほどで。(14:25追記)

 

 

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