競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【NHKマイルカップ 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 雨降りなら多少は

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――淀みない、ではなく淀みありなほうの流れになるとみて。

目次

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NHKマイルC 2023 レース概要

 

 

NHKマイルC G1

2023年5月7日 2回東京6日目

発走時間:15:40(予定)

東京競馬場 芝1600m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:ダノンスコーピオン 牡3   1:32.3 川田将雅

 

 

NHKマイルC 2023 枠順

 

 

1 1 フロムダスク 牡3 横山和
1 2 モリアーナ 牝3 横山典
2 3 ウンブライル 牝3 横山武
2 4 ショーモン 牡3 鮫島駿
3 5 シングザットソング 牝3 吉田隼
3 6 エエヤン 牡3 戸崎圭
4 7 オールパルフェ 牡3 大野
4 8 セッション 牡3 団野
5 9 ナヴォーナ 牡3 田辺
5 10 オオバンブルマイ 牡3 武豊
6 11 シャンパンカラー 牡3 内田博
6 12 クルゼイロドスル 牡3 デムーロ
7 13 ドルチェモア 牡3 三浦
7 14 ユリーシャ 牝3 松山
7 15 カルロヴェローチェ 牡3 レーン
8 16 タマモブラックタイ 牡3
8 17 ミシシッピテソーロ 牝3 柴田大
8 18 ダノンタッチダウン 牡3 川田

 

 

 

NHKマイルC 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

東京芝1600m自体は8割がた瞬発戦ラップ発生のコースだが、このNHKマイルCは前半で流れることが多く、近10回の“前半3ハロン平均”は34秒4と古馬G1並み。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

瞬発戦不安無く、流れても好パフォーマンス可能とここまでの戦歴から見込めるのは、オオバンブルマイダノンタッチダウンフロムダスクミシシッピテソーロモリアーナといったところ。

 

 

追い切りからの最終評価は、調教編と変わらずエエヤン、次点にシャンパンカラータマモブラックタイの2頭という構図。(5/7 9:45追記)

 

 

 

NHKマイルC 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

「芝1600m以上重賞・OP連対経験またはG2以上で3着経験」があることが重要で、近年の連対馬のほとんどは該当

該当馬➡➡➡ウンブライル、エエヤン、オオバンブルマイ、オールパルフェ、クルゼイロドスル、シャンパンカラー、シングザットソング、セッション、ダノンタッチダウン、ドルチェモア、フロムダスク、モリアーナ、ユリーシャ

 

前走1400m以下からのローテは、好走率ひと桁台の低調ぶり

該当馬➡➡➡カルロヴェローチェ、タマモブラックタイ

 

3番人気以内に推された関西馬は5割近い好走率で安定感あり

該当馬➡➡➡ダノンタッチダウン、ドルチェモア、オオバンブルマイ、カルロヴェローチェ(5/7追記)あたりに可能性あり

 

といった感じ。

 

 

 

NHKマイルC 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

20年までの京都開催の傾向として、上がりの高速化とともに波乱含みとなり34秒台後半の脚が求められるレースに様相を変えている近代天皇賞(春)。

実際、近年の勝ち馬には「1~3着時の平均上り3Fタイム(上下限値除く)」で34秒9以下のちょっとステイヤーとは思えないような上りスピードタイプが並ぶ。

関連して、上記した「前走4角4番手以内」が近年の勝ち馬の大半を占める傾向となって表れている。

「中距離戦か?」とツッコミを入れたくなるようなレース質に変わってきている、そういう表現がしっくりくるイメージ。

そして、これも関連するように、前走2200m以下から臨んだ1~3番人気馬が(5-5-1-3)※京都開催の近19回 と安定して走ってくるという傾向もみられる。

 

好走馬占有率という意味では、当日馬体重±0からマイナスの馬を狙うべきレースでもある。

近14年の好走馬32/42頭が当てはまっていて、G1でもあり「ひと叩き(ふた叩き...)を経て、キッチリ仕上げられて」出てくるのが通常、というごくごく自然な部分ではあると思うが。

 

 

 

 

NHKマイルカップ 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ダノンタッチダウン / ユリーシャ / ナヴォーナ / クルゼイロドスル 他

ここは、前走18着から1着へのカムバック、すなわちダノンタッチダウンに完勝、楽勝、圧勝を期待する一戦。

その大敗明けでも、人気の中心にはなってくるだろうし、後遺症的なものはあるかもしれないがそれは今回が終わってから(の判断)。

少なくとも、皐月賞の翌週には川田騎手を確保してここへの参戦が早々に明言され、「レース後の疲れはありません」とキッパリ、だったように肉体的な部分は問題ないだろう。

むしろ、これまで緩さが有り余っていた540キロ近いこの馬にとっては、皐月賞を叩き台に出来たことは歓迎材料。

府中マイルでの瞬発戦寄り決着なら、最後の最後にその脚力を爆発させられるはず。

あとは、馬場さえ普通の馬場ならというところで、その点ではレースまでの当日の降り具合がポイントで、直前まで見極めが必要な気配だが。

 

 

今年は、1400m型を含め逃げ馬という意味でも枚数が揃い先行プレッシャーは高く、まず前半は軽快に流れることが濃厚。

4F目で緩むか否かで決着タイムを含めレース質が決まるレースで、4割発生の近10回となっているようにこの条件にしては平坦戦になりやすい一戦でもある。

が、上記の通り今年は渋って行われることになりそう。

渋るとコーナーで緩みやすくなることから、実質稍重レベルに渋った馬場での瞬発戦狙いとする。

 

ユリーシャは、状態面には疑問符もそれ以外に関しては特に不安は無し。

渋った馬場の瞬発戦なら、あとはフル発揮さえできれば戴冠まで。

 

シャンパンカラーは、少し瞬発力では劣るが状態面を含めここに至る過程まで含めると、この想定での最上位キャラの位置づけ。

府中の稍重くらいなら全く問題なくこなせるタイプだと思うし、前走若干適性とはズレたレースでの内容から上昇必至の想定。

 

ナヴォーナは、初戦で示した素質を再評価出来るシーン。

キャリア1戦の身で、外を通しての競馬でそこそこの伸びを見せていた前走からは、上記2頭とは対照的に渋った上で完全外差し状態の瞬発戦で上位で狙えるキャラ。

 

クルゼイロドスルは、2走前平坦戦のデイリー杯2歳Sでのみ圏外、ほか瞬発戦では全連対というように現状は急加速を伴う展開でこそ。

その意味で、このレースにおいては渋ることこそが光明だし、そもそも血統的にもプラスとみてもいいくらい。

上記3頭と比べ、そうはいっても実際に稍重以上を走った姿を見ていないこと、それでいてどの馬よりも売れるであろうことから少し下げる予定。(取消)

 

カルロヴェローチェは、臨戦過程(馬自身距離延長はむしろ望むところだと思っているが)と、ただでさえ鞍上売れするところに渋ることでさらに妙味が薄れるとの見通し。

府中でも実質的に重以上のタフ馬場になれば良いが、その意味で雨量がポイントに。

 

 

今のところは、実質良に近い時計の出る稍重くらいを想定して、◎ダノンタッチダウン、◯シャンパンカラーでいく想定だが、当日の馬場やいかに!?

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

府中付近はここから強い雨を降らせる雲はそれほどかからなそう(時折、止み間もあるくらいか)。稍重にはなっているだろうが、8Rをみても予想外のことがない限り良のほうに近い(良>重サイド)状態とみて、初志貫徹◎ダノンタッチダウン◯シャンパンカラーでいく。

あとは、オッズとの戦いになってくるゾーンだが、インはインだと思う馬場でも、このメンバー×レースでは前は効かない(前崩れ)と想定して、ナヴォーナウンブライルモリアーナあたりを上位に、隠し玉はシングザットソングで。(13:50追記)

 

 

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