競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【マイルチャンピオンシップ 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / マイルG1トレンドとスロー気配を蹴散らせ

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――前走・平坦戦というのがほとんどのメンバー構成(毎日王冠、富士S、京成杯AH……)というのも、なにか一助となってくれそうで。

 

目次

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マイルCS 2023 レース概要

 

 

マイルチャンピオンシップ G1

2023年11月19日 3回京都6日目

発走時間:15:40

京都競馬場 芝1600m

サラ系3歳以上 オープン

2022年優勝馬:セリフォス 牡3   1:32.5 D.レーン

 

 

マイルCS 2023 枠順

 

 

1 1 ソウルラッシュ 牡5 モレイラ
1 2 ビーアストニッシド 牡4 和田竜二
2 3 ダノンスコーピオン 牡4 団野大成
2 4 エエヤン 牡3 デムーロ
3 5 ジャスティンカフェ 牡5 坂井瑠星
3 6 ダノンザキッド 牡5 北村友一
4 7 エルトンバローズ 牡3 西村淳也
4 8 ソーヴァリアント 牡5 池添謙一
5 9 シュネルマイスター 牡5 ルメール
5 10 マテンロウオリオン 牡4 横山典弘
6 11 セリフォス 牡4 川田将雅
6 12 レッドモンレーヴ 牡4 横山和生
7 13 セルバーグ 牡4 松山弘平
7 14 バスラットレオン 牡5 鮫島克駿
8 15 イルーシヴパンサー 牡5 岩田望来
8 16 ナミュール 牝4 ムーア

 

 

 

マイルCS 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には瞬発戦:平坦戦5分5分のコース。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.6-12.2)が定義

ナミュールエルトンバローズマテンロウオリオンエエヤンソーヴァリアントセルバーグあたりが適性上位のメンバー構成。

 

 

追い切りからの最終評価については、エエヤン一本釣りに変わらずも、次点候補にジャスティンカフェセリフォスの2頭をあげておく。 (11/19 10:10追記)

 

 

 

マイルCS 2023 過去レース傾向

 

 

4年ぶりに京都開催で行われる。19年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

 

前走掲示板勢が圧倒的好走占有率のG1

該当馬➡➡➡イルーシヴパンサー、エルトンバローズ、シュネルマイスター、セリフォス、ソウルラッシュ、ソーヴァリアント、ナミュール、マテンロウオリオン、レッドモンレーヴ

 

基本的には、内半分の枠が必要な一戦

該当馬➡➡➡1~4枠のソウルラッシュ、ビーアストニッシド、ダノンスコーピオン、エエヤン、ジャスティンカフェ、ダノンザキッド、エルトンバローズ、ソーヴァリアントは、チャンス拡大

 

スプリンターズS、天皇賞、毎日王冠経由組はここに入っても好走することが多く、特に今回5番人気以内に推されるような馬は半数近くが好走しているので警戒は怠れない

該当馬➡➡➡エルトンバローズ、シュネルマイスターが該当か

 

といった感じ。

 

 

 

マイルチャンピオンシップ 2023 レース傾向分析&考察

 

 

コースとしては瞬発戦決着も間々発生するこの京都マイル戦なのだが、ご存知の通りこのマイルCSは9割がた平坦戦~消耗戦になる持久戦ラップのG1。

前回(19年)は、まさかの10年に1度(瞬発戦決着)を引いたわけだが、普通は後半に急加速など入らないラップで決まるというのが特徴といえる。

 

傾向面ではまず、前走で5着以内の馬が好走馬の圧倒的シェアを誇るレースとなっている。

これを覆して好走したのは、13年以降では14年Vのダノンシャーク1頭のみで、同馬も前哨戦・富士Sで1人気に推され7着とはいえコンマ3秒差だった(さらには、前年のマイルCS1人気3着でもある)。

 

そして、Cコース替わりも手伝ってか内寄りの枠というのもかなり重要な印象。

基本的に、外枠からは上位人気か先行策をとった組しか好走できておらず、対して4枠までからは穴も出ている。

同様に13年以降、「外枠で先行策も取らず」好走したのは前述のダノンシャーク(12番)くらいだが、ご存知あの競馬は完全に内枠馬のそれ。

インベタで回ってきて、さらに最後も8番枠フィエロの内を突くという、岩田康Jのファインプレー騎乗だった。

その意味でも、人気どころ以外で真ん中より外の枠から、先行策なども取らずまともに外々を回ってくる競馬では通用しづらい性質のレースといえるだろう。

 

また、前回(19年)も該当馬によるワンツーを果たすなど存在感をアピールし続ける「前走スプリンターズS、天皇賞、毎日王冠のいずれかを経由し、今回当日5人気以内だった馬」は、19年まで京都開催時の直近17回で(11-5-4-21)。

ハイレベル戦を使ってここに上位人気で出てくる実力馬たちは、なかなかの安定感を誇っている。

 

 

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マイルチャンピオンシップ 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ソウルラッシュ / セリフォス 他

まず、「セルバーグが行くでしょう」は容易に想像がつくが、あとに続く2番手グループが朧げで一瞬「そのセルバーグですら一発あっても?」とよぎるようなメンバー構成。

ただ、そこはG1。(おそらく)高速状態のCコース替わりや、鞍上の顔触れ的にも、近走以上の積極姿勢で強豪の末脚を前で封じ込めようとしてくるとみる。

 

枠順未定の現時点では、ソウルラッシュマテンロウオリオンに注目している。

 

ソウルラッシュは、前走もG1に向けて悪くなかったと思っているが、何より3走前内容が心強い存在。

当時の1〜3着は58キロという点も踏まえ、G1戦線で中心を担っていくのに十分な内容だったと評価している。

中9週と少し間隔が空き、このレースの主要ローテーション外での臨戦については気にならない。

むしろ、この馬にとっては中9週でも少し間隔が短いのでは? とそっちの心配のほうがあるくらい。

あとは当然、週末の雨が残ってソフトな馬場で行われてくれればこの馬としては願ってもないチャンスに。

 

マテンロウオリオンは、前走がここと似た先行手薄様相で前に行ってくれるのを前提に狙った馬なので、個人的に目は切れない今回。

さすがに、陣営もここは前付けでと考えているようで、あとは自然体で良い位置に収まることができれば。

3歳時に、右回りの坂を下りながら直線を迎える競馬でみせたコーナーでの手応えが忘れられない馬で、その適性については3走前水準からも窺える部分。

前述のソウルラッシュが、結構な激流(前傾度)に転んでチャンスUPという狙いに対して、こちらは想定の先行策で前残り可能なペースに落ち着いた時の複穴要員という位置づけで考えている一頭(もちろん、鞍上の“逆張り”で後方一気→流れてハマる、という目も無くはないだろうが)。

平坦戦ラップは合うし、今度こその思いで。

 

あとは、人気どころからセリフォスを、この持久力勝負G1と自身の瞬発戦特化型戦績のギャップで嫌えればというところ。

平坦戦は新馬戦の一度のみで、安田記念も昨年のここ(阪神施行)も瞬発戦を戦えているというのはちょっと恵まれ過ぎている印象も(それこそが近年のマイルG1戦線のトレンドといえばトレンドだが、4年ぶり京都開催のここは、それをぶっ壊せるとも思っていて)。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

稍重のままここまで良回復に時間がかかるとは思っていなかったが、7Rを前にしてようやく良馬場に変更された。ただ、前日からそうだが時計は出ていて、レース時点では、通年平均比-1.0秒/1000m 程度で行われることになりそう。問題は、どこが伸びるかだが、これについては正直微妙なところで、9~10Rあたりで前を通した人気薄が粘り込みを見せてきても驚けない情勢と思っている。とりあえず、例年のこのレースがそうであるように、(荒れてきて水分も含んだ今週だったが)いつもと変わらずマイルCSは内枠と前と人気馬で決まる想定で見積もっておく。

まず、人気3頭に関しては、単勝観点ではセリフォスだけ唯一「買い」なオッズを刻んできている情勢。それでも、この馬に張れないのが悲しいところだが(詳細前述)。

ちょっとマテンロウオリオンは外に入ってしまったし、自身の外にも内にも行く馬がいるこの並びも微妙で、第二の矢で複一発狙い十分として対抗にとどめておく。

替わって、急転直下◎はソーヴァリアントに打つ。現状のオッズは維持しないと思うが、それでもこれはだいぶ想定より狙いやすい状況。鞍上にも、右回り替わりにも、マイル2戦目での上昇にも期待しておきたい。ハイレベル過ぎた場合決勝ラインには届かないと思うが、その場合にも3着線上からは抜け出してこれていい。▲ソウルラッシュ☆シュネルマイスターら、マイラーズC組をギャフンと言わせるのは、マーク薄れた本領発揮の元中距離馬というシナリオで。(11/19 13:40追記)

 

 

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