競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京都新聞杯 2024 レース回顧・結果】再審査、再判断、再認識とそれぞれに……

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京都新聞杯 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ジューンテイク 2:11.2 33.6
2 ウエストナウ 2:11.4 34.0
3 ヴェローチェエラ 2:11.5 33.7
4 アドマイヤテラ 2:11.7 34.3
5 キープカルム 2:11.7 33.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 京都新聞杯 2024

 

5/4 京都新聞杯 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

気温の上昇も手伝ってか、芝は内外バイアス以上にここにきての高速化(通年平均非-1.5秒/1000mに近づいてきたか)が顕著

 

それにより、結果的前残り状況が多発していた(「実際には前半もっと飛ばさなければスロー」というレースばかりで、未勝利2200mでの前後半5F60.9秒-59.5秒はかなり速い)

 

前半1000m1分00秒3、11.8 - 11.2 - 11.3 - 11.3(瞬発戦)での後半58.2秒、全体2分11秒2は、馬場を考えると前半スローからの全体凡戦水準

 

ただし、後半は馬場もあって上々ラップを刻んでいることなどから、後方から上り上位で差を詰めた組などはG2以上級への飛躍もあり得る
 

 

 

京都新聞杯 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ファーヴェント

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

「そんなことって……」な本命馬。どう考えても、あのホームストレッチでの出来事で終わってしまったし、度外視でいい一戦。

その後は折り合いも欠いてしまっており、挽回観点では非常に面白い。

ただ、その影響度が大きく映りすぎていて、ここでせっかく本格的に雲隠れしていたオッズが、次で戻してしまわないかとの懸念も。

 

 

ヴェローチェエラ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

勝ち馬よりも1列後ろから、こちらは外を回しているのでなかなか。

前残りのレースの中でやはり評価最上位となるレースぶりだった。

 

 

インザモーメント / ジューンテイク / キープカルム

1人気インザモーメントは、道中折り合いを欠きっ放しだったし、これで0.6秒差にまとめているあたり力はあるのだろう。

 

勝ったジューンテイクも、あれだけ折り合いを欠きながらラスト1馬身差で完封してくるのだから脚力と距離適性(これまでの距離不足)は相当。

もっとも距離については、この気性だからもう少し短いところが総合的に見ればぴったりなのかもしれないが。

 

他では、5着キープカルムが再認識戦といった感じで好感触。

すなわち、「レベルが上がっても大敗しない」相手なりのタイプという部分についてで、ここは前走勝利直後の一戦で全く妙味がないとみて軽視したが、やはりこの特性を生かして相手強化(と見られた場面)での複穴で非常に楽しみだなと思うところ。

戦ってきた相手レベルからすれば、ここよりハイレベルなところで3着以内というのがあっても全く不思議なし。