――さあ、8月後半から続いたここ一連の「黒岩厩舎祭り」の集大成、3Rキャンディフロス。
目次
シリウスS2019 予想はこちら
9/28(土) 阪神競馬の調教注目馬はこちら
※週半ばに調教注目馬の結果とレース回顧記事をアップしています。
レース結果から次走注目馬などを紹介していますので、ふり返りや今後の予想にご活用ください。
坂路調教評価 9/28(土) 中山競馬
【中山1R】2歳未勝利
ロードオブイサチル
(前々走時) 縦長の展開で、前半35.0秒でも上がりは37.8秒と掛かったレースを好位から進め、チャンス十分だったが……。
直線ではモタれていたりと、若さが敗因だったかも、という内容だが、調教からは次走もチャンスは大きいと思われるし、今日は何せ、不良馬場で特殊な競馬。
6/19調教◯ この時期のデビュー前の牝馬で、8時近くに終い12.5-12.3の加速はこの日では秀逸で、助手騎乗なら、勝負級か――ジョッキー騎乗(一杯)
【中山2R】2歳未勝利
ナスノフォルテ
中間A
リトルマンマミーア
中間B
【中山3R】2歳新馬
キャンディフロス
9/25調教◯ 良いには良いのだが、この厩舎で開門直後でもあり、この52.4秒、12.5-12.0というデビュー前としては出来過ぎな時計は、慎重に評価したほうがいいか――助手騎乗
9/19調教◯ この厩舎だがデビュー前に、9時近く、ラスト2F24秒台というのがこの日ではかなり速い、というのがポイント――ジョッキー騎乗(馬なり)
9/11調教◎ おそらくジョッキー騎乗だろうが、この厩舎でもデビュー前の2歳馬でこの日の馬場の開門後少し経ってから、52.6秒、12.3-12.0は非常に目立ち、もしこれが助手騎乗なら末恐ろしい馬。
この日の馬場ではラスト2F24秒自体が優秀で、ジョッキー騎乗でなければ古馬オープン馬含めてもラストの伸びはNo.1だろう――助手騎乗(直線仕掛け)
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【中山6R】3歳以上1勝クラス
カマクラ
(3走前時) 展開不向きな中、外々を通って上り最速の5着で、前半1000m60.5秒は今の馬場では速くないし、しかも向こう正面はこの日はそこそこの追い風が吹く中でのレースに加え、逃げ馬がかなり離して逃げたため、2番手モンツァ以下は実質結構なスローとなった中でのもの。
案の定、4コーナー4番手-2番手-4番手決着となっていてやむなしで、着順的にも、指数的にも大きな変動がなく、もどかしい競馬が続くが、調教でも試行錯誤が続いている通り、次あたり一発あっても良く、距離的には、もっとあったほうがより良さそう。
【中山7R】3歳以上1勝クラス
アルカイクスマイル ☆前走狙い馬☆
(前走時) 少頭数もあって楽にハナで運ぶが、3コーナーからは3着馬に外からプレッシャーをかけられ続ける格好になると、最後はその直後から2頭を目標にして伸びてきたキャンディスイートに捕まっての2着。
順調に指数は伸ばしてきていて、やはりあと1勝くらいはいずれあげられるだろう。
9/4調教◯ 6時近くに、自己ベスト更新の52.2秒、加速ラップでの12.7-12.2は助手騎乗なら非凡と言える内容で、1勝クラスは圧勝していい――ジョッキー騎乗
(前々走時) 久々に加え、初の番手からの競馬で最後に失速して4着という内容は、3番手で直線に入るも最後は前の1~2着から離されて、2~3馬身差の3着争いからも脱落、指数パフォーマンスを下げ、残念ながら今日は実力を出し切れなかったというもの(次走は、「何がなんでも」で行くだろうし、引き続き楽しみ)。
8/7調教◯ 5時台でのものだが、自己ベストタイで12.4-12.0は非常に良く動けていて、助手騎乗でのものなら1勝クラスは楽に突破できていい、2つくらい上のクラスの時計――助手騎乗
ドゥエルメス
中間B
(前走時) やはり自己ベスト指数をマークしてきたが、そもそもが弱すぎで、未勝利を勝った時のように逃げられないと500万下ではチャンスはない。
5/8調教◯ この日の終い24秒台はかなり速く、しかも9時台の非常に遅い時間帯でのもので、助手騎乗なら、自身2番目タイの時計でもあり楽しみ――助手騎乗
【中山8R】3歳以上1勝クラス
バットオールソー ☆次走注目馬☆
(前走時) この不良馬場のスピード勝負で普段よりもさらに追走に苦しんだ感じで、後方3番手からになってしまいさすがにキツかった。
それでも4コーナーを回っての伸びは秀逸といっていいもので、展開さえハマればいつクラス突破なってもと予感させるものだったし、調教内容からも次走が楽しみ。
中間A 6/12調教◯ 6時半頃の時計だが、この馬としてこの終いの加速ラップは目立つ――助手騎乗(G前仕掛け)
ワディアルヒタン ☆次走注目馬☆
(前走時) 逃げるべくして序盤にハナに立ったが、5~6頭一団の先行争いが長く続き、楽はさせてもらえず、3コーナー手前ではもう手応えをなくし、ズルズルと下げて大敗となってしまったが、この苦しい経験と調教内容からは、案外次走が最大のチャンスとなるかも。
6/20調教◯ この厩舎で、前日を見ても時計の出る馬場という可能性は小さくないのだが、1勝クラスで9時近い時間帯に11.7フィニッシュはこの日では断トツで、助手騎乗なら、注目必至――助手騎乗(G前仕掛け)
ファムファタル
(前々走時) 8/14調教◯ 1勝クラスの3歳馬としては十分過ぎる、50.7秒の自己ベストに12.5-12.1-12.3の好ラップで、助手騎乗なら、連勝級――ジョッキー騎乗
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【中山9R】カンナS
コミカライズ ☆前走狙い馬☆
(前走時) ハイペースを2~3番手で運び、最後は差してきた3番人気馬に詰められながらもこれを振り切っての勝利となったが、同じ位置から運んでいた2番人気馬が8着に敗れていることからも価値ありで、この内容だけでも1勝クラスでも通用していいと判断できる。
7/24調教◯ 前走1番人気に支持されただけのことはあって、好時計で、何よりこの時期の2歳未勝利クラスで、5時台とはいえラスト2F12.1-12.7が目立っており、助手騎乗なら勝負級だろう――助手騎乗
テーオーマルクス
(前走時) 8/28調教◯ この厩舎でも、助手騎乗でのもので、開門30分程度たった時間帯に2歳馬で終い12.3-12.3なら、相当良い。
アルムブラスト
中間C+
(前々走時) 好位からの競馬で、大外枠ロスは最小限にすることができたが、勝ち馬も強く、指数的にも勝ち馬のマークした指数、この馬ともにこの時期の2歳新馬としては上々な内容。
いずれも、スムーズに運んでのものではあるが、やはりこの馬も勝ち上がりのチャンスは大きそう。
6/12調教◎ 今の馬場(※決して遅いというわけではない)で、デビュー前に12.0-12.1フィニッシュは強烈で、あとはこの厩舎ということと騎乗者だかという感じ。
ちなみに、併せたとみられるアーバンイェーガー(3勝クラス)が54.0-38.0-24.4-12.1という時計で、またこの日のラスト2F24秒台前半記録は他に数頭のみで、2歳馬では断トツ――助手騎乗(馬なり)
5/30調教◯ 7時台に11.9-12.9の終いは、デビュー前の2歳馬としては今週では相当優秀で、助手騎乗なら、この全体時計でも評価していい――助手騎乗(馬なり)
【中山11R】秋風S
ルガールカルム ☆次走注目馬☆
8/7調教◯ 軽めの全体時計だが、終いの12.4-11.9(7時台)というのはこの日では図抜けている※騎乗者不明
8/1調教◎ そこそこ時計が出るようになっているこの日の美浦とはいえ、6時台後半に12.6-11.8は強烈で、時計の出るタイプでもラスト11秒台は自身初、全体時計も自己ベスト並みの52.2秒をマークしてのものなので、助手騎乗なら勝負必至か ※騎乗者不明
(前走時) 3/30調教◯ 土曜の早い時間帯だが、自己ベスト更新に、終い12.8-12.0と変わらず好調期同様の秀逸なラップで、この日の一番時計をマークと、助手騎乗(軽め)なら抜群の出来だろう――助手騎乗(馬なり)
(3走前時) 1/9調教◯ この日の馬場的には全体時計はたいしたことないが、終いの12.7-12.1がやはり強烈で、助手騎乗(一杯以外)なら本命級か。
1/3調教◯ 遅い時間帯に、この全体時計で、終いも12.6-12.3のラップは助手騎乗なら優にこのクラス突破級の時計。
(4走前時)11/21調教◯ 遅い時間帯に自己ベスト並の好時計、終い12.4で優秀、助手騎乗なら高い評価できる――助手騎乗
モアナ
(前走時) 今日は勝ちに等しい競馬で、単純に目標にされた分だけといった内容で、キレが無いので常に何かに差されるリスクは常に付きまとうが、すぐに勝ち上がれて不思議ない。
ジョーアラビカ
(前走時) 9/4調教◯ 9時近い時間帯に自身2番目の全体時計に、11.7-12.4なら助手騎乗で十分ベスト級内容で、あとはレース運びだけ――助手騎乗 ☆前走狙い馬☆
(3走前時) 出遅れて最後方からになってしまうが、インを突いて伸びて上位争いを演じ、3着なったかというところへ、外から3着馬が襲いかかり惜しくも4着。
ここ2戦のゲート難が改善すればやはりクラス突破できる能力はありそうだが、2勝クラスとしては凡戦でレースレベルは微妙。
7/24調教◯ 土曜の4時台でも、とりあえず12.0-12.0は好内容――助手騎乗 ☆次走注目馬☆
(4走前時) まず、このクラスのこの距離のペースでは、追走手一杯だったというのが今日の特記事項で、4コーナー17番手という位置取りからレース上がりを1秒上回る最速33.8秒で上がって、しかもこの日の大外を追い込んで4着まで来たことは驚きだったし、加えて前走などはマイルで逃げて勝利していた馬が、次戦でこの極端な競馬になっても自己ベストパフォーマンスを更新してきているあたり、3勝クラスから上の素質を感じさせる。
次走、距離延長で買いたいのは誰もが満場一致となるところだろうし、人気でしか買わせてもらえないのだろうが、それでも外せない印象があり、調教内容の良化からしても同様。
中間B(最終追切含め2勝クラスでも評価せざるを得ない)
6/16→19と連続好調教で◎ いずれも7時前後でのものだが前走時からの良化が目立つ時計で、16日に終い12.4-12.2でも十分好内容だが、19日はさらに12.1-11.8と文句なしのラップをマーク(確かに時計は出る馬場だが)と、助手騎乗なら連勝まで――16助手騎乗(強め)、19助手騎乗(一杯)
レジーナドーロ
(前走時) 8/22調教◯ 今の馬場でも、この馬としては坂路で初めてまともに追われて自己ベスト2秒更新&1番時計の51.0秒、終い11.7-12.4を叩き出していて、助手騎乗なら、特にラスト2F24.1秒は3勝クラスでも優秀とみていいかもしれない。
レッドレグナント
(前走時) 4番手あたりから楽に差し切りってのV内容は、ギリギリ3勝クラスでも好勝負になって良いレベルだが、やはり時計の掛かる馬場の助けは必要で高速馬場では苦しいだろう。
それに、このレースの勝ち馬馬番を見ても分かる通り、近年2番→2番→3番ときての今日のこの馬は1番枠からのVで、次も引き続き、ケン(もしくは、相手の1頭まで)としておくべき。
最終追い切り函館W◯ ☆前走狙い馬☆
(前々走時) 初速は遅くないが、次々と先を越され中団からになってしまうと、しかも、3コーナーにかけて若干掛かるそぶりを見せて、スムーズさを欠き、この馬の先行して好走というパターンにならなかった。
それでも、パッタリとは止まらず最後まで走ってはきたが、時計的にもここまで速い馬場だと厳しいというところもありそう。
兄弟がダート長距離や障害戦デビューを果たしているくらいの血統で、ロードカナロア産駒といえど、やや鈍重さは否めない印象で、少しでも時計が掛かる馬場、もしくはダート長距離では狙いたいが。
5/15調教◯ 自己ベスト更新で、ラスト12.5-12.4はこの日ほとんど見られない24秒台であり、助手騎乗なら1000万下どころか、さらに上のクラスの時計といってもいい――助手騎乗
エクレアスパークル
(3走前時) 4/3調教◯ 8時台に自身3番目の時計で、終い12.3-12.2の加速ラップと、間隔が空いたが好状態にはありそうで、助手騎乗なら、休み明け、1000万下でも一発狙ってもいい――助手騎乗
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傷口に塩を塗るってやつ、ありますよね? 最近、蚊に刺されると、刺されてすぐ薬より何より塩でこするのが効くというのを読んで実践しているのですが、それを見ていたチビが、「○○(名前)ちゃんもやる~」って、真似してやろうとしたのが、まさに傷口への・・・・・・ゾゾゾ(・_・;) それはやめておきなさい(笑) byよもやま話のホネ
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中間追い切り評価
(最終追い切り評価は含まず。主にコース追い調教タイムからS>A>B>C>D)
【中山2R】ナスノフォルテ 中間A
リトルマンマミーア 中間B
【中山7R】ドゥエルメス 中間B
【中山8R】ホウオウモントレー 中間B-
【中山9R】アルムブラスト 中間C+
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小倉7R、安定の▲○的中!(ガンケン→リフタスフェルト)
— yosounohone (@yosounohone) August 25, 2019
ガチガチの1→2番人気決着(^^;
想定通りの、33.2-36.0という超前傾(-2.8秒)戦。
— yosounohone (@yosounohone) August 25, 2019
ふっふっふ。
そして、ただの1→2→3番人気をお膳立てし、心の本命ライトオンキューがあわやの期待を持たせる絶妙4着。。。(; ・`д・´)
あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— yosounohone (@yosounohone) August 25, 2019
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
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