競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京成杯オータムハンデ 2019 レース結果・回顧】超絶レコードVのこの日のトロワゼトワルは“無敵”も、他上位勢には大いに敵有り!?

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――いやー、本編にしても、ツイートすることにしても、書くことがハッキリしていて楽ですわ。
東西とも、単に野芝超速合戦なだけで、中身自体は別、要はそれだけの話なんですよね。
2〜10着あたりの馬たちなんて、運びひとつでどうにでも入れ替わるレース(その中に◎居ませんけどね(°_°))
 
目次

 

京成杯AH2019 予想

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京成杯AH含む、9/8(日)中山競馬の調教注目馬はこちら

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京成杯AH2019 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 トロワゼトワル 1:30.3 34.9
2 ディメンシオン 1:30.9 34.2
3 ジャンダルム 1:30.9 34.2
4 カルヴァリオ 1:31.0 33.9
5 プロディガルサン 1:31.0 33.5

 

京成杯AH2019 ホネ的! レース回顧/レース分析

 
9/8京成杯オータムハンデ  ×不的中
 
レース全体の振り返り
  
阪神同様に速い馬場で、7R古馬1勝クラスで1分7秒2(2012年スプリンターズSでロードカナロアがマークした1分6秒7がレコード)を記録
 
 
レースでは、軽量牝馬、1400mスピードタイプのトロワゼトワルが独走でそのまま逃げ切って、1分30秒3のコースレコードを更新(従来のレコードは、2012年の当レースVレオアクティブがマークした1分30秒7)
 
 
2〜10着くらいはひと塊りで、これらの馬たちの記録した時計(1分30秒後半〜1分31秒前半)で、額面上はこの時期に行われる京成杯AHらしい普通の好タイムといった感じで、勝ち馬は常軌を逸したレベル
 
 
12.3 - 10.6 - 10.4 - 10.9 - 11.2 - 11.4 - 11.5 - 12.0の、きれいに3F目から0.2〜0.5秒の減速を刻みながらの独走V
 

 

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京成杯AH 2019 予想と結果  

 

予想➡➡➡◎プールヴィル

結果➡➡➡13

トロワゼトワルを追う立場の馬たちの最先鋒として、単独2番手で直線に向いたが、最後は失速し馬群に沈み13着。

完全に時計面での限界を示す内容とみられ、このペースでは(走破時計的に)無理があったということ。

多少は雨が降って時計が掛かるようになればちょうどおあつらえ向き、との判断での◎だったが、ほぼ雨はなく高速馬場のままレースを迎え、その意味では納得の失速だったか。

 

 

予想➡➡➡◯クリノガウディー

結果➡➡➡7着

内枠、鞍上強化、取ろうと思えば位置を取れる脚質ということで対抗としたが、なんといってもこちらも「多少渋って」こそで、それが崩れたのでやむなしの7着。

といっても、この馬の場合直線で前が塞がりまともに追えず、内枠メリットを最大限殺して大外に持ち出して、そのまま2ケタ着順で終了かにみえたところから、ゴール前にかけては目立つ伸び脚でロードクエストあたりまでを交わして7着まできているのだから、スムーズなら2着までは全然あって不思議なかったし、悲観する必要はなさそう。

 

 

予想➡➡➡▲グルーヴィット

結果➡➡➡11

印は変えなかったが、直前ツイートの通りこの馬への期待を強めたが……、馬体に異常がなければこの馬こそ、前走中京記念は稍重による恩恵が大きかったといえるところだろう。

◯などとは違い、スムーズに運んでのものだけに、時計的にはこちらのほうが限界を露呈した感じになってしまったか。

 

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勝った△トロワゼトワルはなんといっても


――体内時計がしっかりしているジョッキーなら速く見えていたのかもしれませんが、(自身は)馬との会話でやっていますので、この馬にとっては速くなかったです


の横山典騎手コメントにすべてが集約されている。

状態面は悪くなかったし、もちろん自由気ままに逃げさせたからってそれが奏功するとは限らないが、それをやってのけて勝たせるのだからやはり凄いし、そこには確かな技量と策士としての頭脳があった。

個人的には、10.6 - 10.4 - 10.9の部分の2F目から3F目に、完全に単独先頭に立ったのに僅かながらラップを上げていっているあたりに、コメント内容に嘘偽りはなく“出たなり”“馬任せ”の中にも緻密に計算されたものがあったことを証明していると思っていて、同時に評価している。

馬に関しては、特に強いとも弱いとも感想はない、そういうレースで、ああやっぱ(通常の馬場の)1400mの馬なんだなぁという感じ。

 

 
2〜3着のディメンシオン×ジャンダルム(4着カルヴァリオも含め)らは、この展開を好位で回ってロスなく直線を迎えてのものだけに評価は上げづらい。

 

2着ディメンシオンは、パドックで発汗もひどくチャカついてもいた中でよく好走したと思うし、この日活躍が目立っていた北村宏騎手がここでもファインプレーだったと思う。

ケガからの復帰後、直線の短い中山コースで、ようやく本調子となってきた印象で、この開催での同騎手には特に注目しておきたい。

 

3着ジャンダルムは、予想編でも触れた「野芝」で好転しそうという点と、こちらも藤井騎手の積極性がプラスになった好位粘り込みの競馬。

前につけたとはいえ、この消耗戦ラップ対応には少し驚かされたが、少なくとも綺麗な軽い馬場でのこの距離に適性があることはハッキリした。

もしかして、このレースを前付けでこなしたこの馬の適性は1200mまで詰まってくるかもしれないとも感じる。

 


対して、5着☆プロディガルサン以下にはスムーズさを欠いた馬たちも上位にはみられ、6着ストーミーシー、8着△ロードクエストあたりがそう。


☆プロディガルサンは、残念ながら内枠をうまく生かすことができず、また最後方から外に持ち出してという形になった挙句、ラストは単独2番手に抜け出す勢いを見せつつも鞍上コメントの通り(「ラスト、ソラを使っていた」)の競馬。

同じ脚色になったようにみせて、5着に終わったという内容で、仕方ない面はあるにせよ馬込みで怒らせるなどの工夫をせずに分かり切っている特性(ソラを使う)をまんまと出されてしまった鞍上の責任色も結構濃い敗戦。 ☆次走注目馬☆


ストーミーシーも、馬券内は全然あっていいイン突きでの良い伸びだったが、最後は窮屈で追えず残念な6着。 ☆次走注目馬☆


ロードクエストは着順だけみれば、“指定席”“専売特許”のいつもの感じという8着だが、57キロで全盛期に近づくべく指数をまた上げてきていて好感。

何より、 4コーナーで膨れたロスはこの決着では致命的だし、右トモも落鉄していた様子で、鞍上も最後は諦めていた。

そのレースぶりとパフォーマンス内容からは、いよいよ最初で最後の大穴2〜3着時期が近づいてきた雰囲気もある。 ☆次走注目馬☆

 

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