――過去にも指摘の通り、この馬に関しては「凡走の理由」というより「いつでも好走止まりがデフォルトの理由」っていうだけの話なんですけどね。
その意味では、今回の“作戦”は一瞬ハマるか!?と思って見ていましたが・・・。
どうでしょう、OPクラスなら8倍くらい見当妥当(7~8回に1回程度なら偶然ハマって勝てるか)といったところでしょうか。
目次
10/27(日) の調教注目馬はこちら
スポンサーリンク
4回9日東京競馬 調教注目馬 予想と結果
【東京1R】2歳未勝利
プロヴィデンス
予想➡➡➡◯
(前々走時) 7頭立て7番人気(単勝51.7倍)での3着だが、この馬自身前走から指数を下げていて、4着以下がかなり不甲斐ない指数。
中団インから、それら伸びあぐねる内外の馬たちを下して最後に3着に浮上してゴール。
ただ、この人気だからこそ買えたというもので、人気で狙える能力は示していない。未勝利突破も苦しい。
最終追い切り 函館W▲
結果➡➡➡1着
スタートが速く、余裕でハナに立つと、直線でも後続を寄せ付けず突き離し5馬身差V。
この産駒らしくダートで開眼を果たし、マークした指数も2歳未勝利としてはかなりの好指数で、1勝クラスなら余裕で戦えそう。
【東京3R】2歳未勝利
シゲルタイタン
予想➡➡➡▲
(前走時) 9/20調教◯ 同厩のシゲルチキュウと併せてのものとみられるが、9時近くに53.1秒、終い12.0-12.5は助手騎乗なら未勝利突破は十分な好時計――助手騎乗(一杯)
結果➡➡➡2着
2番手から抜け出して、残り1Fでは後続を2馬身ほど離して粘り込みを図ったが、最後の最後に大外を伸びた勝ち馬トーセンタイミングに交わされて2着。
引き続き未勝利突破級の指数はマーク出来ているが、勝ち味には遅いかもしれない。
【東京5R】2歳新馬
シチリアフレイバー
予想➡➡➡◎
最終追い切りの美浦Pでの絶好時計を評価
結果➡➡➡2着
まずレース全体として、所謂“良血勢”が多く、そこに妙味が多分に生まれていた場面で、結果としてもそれがハマったレース。
前半1000m64秒の新馬戦らしいペースを2番手から運び、外から来た勝ち馬と馬体を並べて長く脚を使って勝ち負けを演じての2着で指数もそこそこ。
最終追い切りでも超速時計をマークしていたように、前向きな気性の持ち主のようでと、その意味では初戦駆けも納得のタイプだったか。
トウケイタンホイザ
予想➡➡➡▲
栗東CWでの最終追い切りはこの厩舎でもデビュー前としてはなかなか
結果➡➡➡1着
まずレース全体として、所謂“良血勢”が多く、そこに妙味が多分に生まれていた場面で、結果としてもそれがハマったレース。
内枠から好位の一角に位置し、直線では2着馬を後ろから外に持ち出して差し切っての勝利は、指数的にはそこそこだが府中1800mの新馬戦だけに結構価値は高いかもしれず、血統的に地味ではあるが、侮れないかも。
エブリワンブラック
予想➡➡➡△
最終追い切りそこそこを評価して相手に
結果➡➡➡3着
出遅れて最後方からとなるが、鞍上が大外から進出してうまく挽回し、3番手から勝ち馬の外をジリジリと伸びて3着を確保。
この日は最終的に4番人気とそこそこだったが、どうしてもキタサンブラックの全弟でこのタッグで新馬戦上々の着順なら今後は人気先行必至だろうし、指数も至って平凡でこの先はどうか。
この日は、パドックで馬っ気を出していて危うく“全切り”しそうになった馬(かろうじて◎▲からの3複は堅守したが)で、そのあたりの気性面にも注意が必要。
ケイアイタカブナ
予想➡➡➡◯
南Wでの最終追い切り時計は悪くなく人気薄でも狙う
結果➡➡➡8着
出脚遅く、序盤には折り合いを欠くような仕草も見せて後方2番手からになるが、直線では大外から挽回するなかなかの末脚を披露しての8着で、調教時計からも次走はマストバイな印象。 ☆次走注目馬☆
【東京11R】天皇賞・秋 G1
ダノンプレミアム
予想➡➡➡抜
中間B
結果➡➡➡2着
1週前の格下と併せての遅れを最たる例として、「この馬にしては……」という印象が拭えない中でも、他も目立った内容が無く、事実「中間B」評価以上はこの馬のみという状況下で、見事2着好走を果たす。
その1週前に遅れた相手ボンディマンシュもこの日1勝クラスとしては上々の内容でクラス突破を飾っており、相手も良く動けていということだったのかもしれない。
ユーキャンスマイル
予想➡➡➡△
(前走時) 8/25調教◯ 坂路自己ベストを、今の決して速くはない栗東坂路でマークし、助手騎乗ならラストの12.0-12.1は秀逸クラスの時計。
自身としてもこれまでの加速ラップでのベスト内容が12.7-12.4ということを考えると、良化度合いが極めて大きそう――助手騎乗(強め)
結果➡➡➡4着
距離不足感は否めなかったが、待ちに待った左回りG1で、その使い方も上昇度も不気味な存在だった今回、惜しくもクビ差4着に泣いたわけだが、その結果よりも何と言ってもパドックで見せたかなりの極上仕上げに驚かされた。
次がJCなら、相手次第では確勝級か⁉︎ 相手次第では(笑)
【東京12R】西湖特別
ペプチドバンブー
予想➡➡➡△
☆前走狙い馬☆
(前走時) 1番人気の支持を集め、調教もかなりの内容で迎えた一戦だったが、後方のまま馬群の中でもがき伸びずそのまま10着でなだれ込んで終わった。
まず初の良馬場ダートというのがポイントとなった印象の負けっぷりだが、これまでの渋ったダートでの指数をベースにすると、これでこの馬の現時点の力はある程度出し切った内容という可能性もあり、クラス慣れ、上昇がないと案外ここからも良馬場では苦戦するかも。
9/25調教◎ ジョッキー騎乗なのだろうが、それでも9時近い時間帯でのこの時計は凄い内容で、2.1秒の自己ベスト更新に、12.8-11.5-12.2で、ジョッキー騎乗でも2勝クラスならアタマ勝負とさせてもらわなければ――ジョッキー騎乗
結果➡➡➡1着
稍重発表の渋った馬場もやはり味方につけたか、基本的には内の好位で進めた2,4,5着馬で決まる展開を、4コーナー11番手から差し切っていてなかなか強い競馬であり、良以外なら、3勝クラスでも楽しみ十分。 ☆次走注目馬☆
スポンサーリンク
4回9日京都競馬 調教注目馬 予想と結果
【京都1R】2歳未勝利
グラナリー
予想➡➡➡◎
10/23調教◯ 未勝利馬としては、この厩舎でも全然いい12.5-11.8の終い――助手騎乗
(前走時) 2番手から直線では勝ち馬タマモツワモノと併せ馬で先頭に躍り出ようかという見せ場を作ったが、ラスト完全に失速してしまい5着と、この馬は距離が長いか。
9/19調教◯ 時計が速すぎるこの日で、この厩舎で開門直後という点でどうかもデビュー前に、このレベルの全体、ラップの2歳馬は要チェックだろう――助手騎乗
結果➡➡➡1着
4コーナー1〜4番手の1〜4着決着を、逃げ切りVなのであまり目立ったところはないが、マークした指数だけは重馬場といえどなかなか。
ヴェーラ
予想➡➡➡◯
☆前走狙い馬☆
(前走時) 単勝1.3倍の支持を集めたが、逃げて手応え良く運んだ勝ち馬、◯サウンドサンビームとの4コーナー1馬身差をクビ差まで詰め寄って終わっての2着で、ちょっと追い抜こうとしない気性面なども原因かもしれず……。 ☆次走注目馬☆
10/2調教◯ 2歳馬で、この日とはいえ9時近くに51.7秒、12.6-12.3-12.4は調教駆けタイプとしても目立ち、助手騎乗なら引き続きアタマ期待の手あり。
結果➡➡➡4着
頭が高い。
スタート後、気合をつけたら一瞬掛かっているし、ルメール→浜中騎手の乗り替わりで指数パフォーマンス的にも下げてしまっているしで、直線でも、同じ脚色になったところから、鞍上がほとんど諦めたような感じになっているところからしても、着差以上に余程ノーチャンスな手応えだったということだろう。
やはりルメールでも苦労していた通り、そもそもそんなに勝ち上がりのチャンスが大きくない?!
【京都5R】2歳新馬
ケヴィン
予想➡➡➡◯
最終追い切りの坂路時計を、助手騎乗単走でのものということで再評価
結果➡➡➡1着
序盤には頭を上げて、見た目以上に掛かり通しといった感じで1コーナーの入りも苦労した感じだったが、徐々に落ち着いての追走となり、4コーナーを回る際には鞍上が「勝てる!」と思ったか後ろとの差を確認しながらの追い出し。
そのまま、断然人気フライライクバード以下を千切って、高指数での圧勝。
【京都7R】3歳以上1勝クラス
ボンディマンシュ
予想➡➡➡◯
☆次走注目馬☆ ☆前走狙い馬☆ 中間B+
10/6調教◯ 助手騎乗なら8時台でもあり、この日では優秀な印象の52.9秒、ラスト2F24.8秒で侮れない――助手騎乗(馬なり)
結果➡➡➡1着
4コーナーにかけて抜群の手応えで徐々に押し上げると、直線に入ってすぐさま半馬身ほどリードを築き、最後はこれを1馬身1/4馬身差にまで広げての勝利。
3戦オール連対の1400mも合っているようだし、中間の動きからもここ(1勝クラス)突破までは順当といった感じか。
ただ、2勝クラスだと、現状ちょっと足りないか。
スポンサーリンク
【京都10R】御陵S
パキュートハート
予想➡➡➡◯
当日朝紙面チェックにて最終追い切りを評価して
結果➡➡➡2着
3番手から単独先頭の競馬で直線ラスト100mまでは押し切るかに見えた競馬だったが、最後にメイショウエイコウに交わされ2着。
良い目標にもされてしまったし、結果的に差し展開を思うと、ワンテンポ先頭に立つのが早かったし負けたのは仕方なし。
指数的には自己最高レベルに伸ばしてきているし、大型馬なりにひと叩きでの上昇と、次走でのオープン入りのチャンスは大きいか。 ☆次走注目馬☆
ゴルトマイスター
予想➡➡➡▲
中間B
結果➡➡➡10着
ゴールドラグーンを先に行かせてあっさり2番手に収まると、そのゴールドラグーンとともに直線ではみるみる後続に交わされ、2頭共倒れで10着大敗。
壊滅的な前崩れの厳しい流れとは思えず、距離延長と1900m自体も敗因か。
【京都11R】カシオペアS
カフェブリッツ
予想➡➡➡消し
中間B
結果➡➡➡7着
中間はかなりしっかりと動けていて、当日はまさかの+28キロ(558キロ)で、さすがに相手にも買うのをやめてしまったが、4コーナーでの手応えといい直線半ばまで単独先頭の競馬といい、次は明らかに楽しみな休み明け初戦の負け方。 ☆次走注目馬☆
ソーグリッタリング
予想➡➡➡◯
(前走時) ソラを使う難しさ、これに尽きるといった負けっぷり。
あんなに手応えが良かったのにという3着惜敗で、まさに「差し届かないし、差されやすい」の目論見通りの今回で、 “いつでも重賞制覇のチャンスがあって、いつでもそのチャンスはチャンスでしかない”が続く馬で、馬券的にはそれに賭け続けたほうが良いだろう。
どうせ、単オッズに妙味が出てこないことも含めて。
結果➡➡➡3着
この日は意識してか、いつもより1列後ろの中団馬群追走の形をとるが、行きたがるのをなだめるのを終始苦労しながら運び、直線では1〜2着馬と横並びの叩き合いを演出して相変わらずな3着。
58キロが最後に響いたと見る向きもあるのかもしれないが、この負けは完全に気持ちの問題。
残り20m付近での挙動を見れば、相変わらずなこの馬の弱点露呈の瞬間がハッキリと映し出されている。
【京都12R】3歳以上2勝クラス
ローザノワール
予想➡➡➡消し
結果➡➡➡7着
スタート直後は押してハナに立とうとしたが失敗に終わり、気性面、砂を被らせると脆いなどの懸念からか、向こう正面では馬群から離れた大外を通す“Bプラン”(?)発動で、この日は競馬にならずの7着。
スタート後の課題はつきまとうが、そこさえクリアすれば2勝クラスは余裕で突破して良いだけの力はある馬で要注意。
スポンサーリンク
3回6日新潟競馬 調教注目馬 予想と結果
【新潟5R】2歳新馬
メイクアウィッシュ
予想➡➡➡◎
当日朝の最終追い切り紙面チェックで◯シーシーサザン(1番人気)くらいしか目につかず、相手探しで中間内容を評価してこちらを◎に
結果➡➡➡1着
前3頭が後続を離して引っ張る前傾ラップの展開を、決して行きっぷりが良いとは言えない追走で、コーナーで早々追い出されてからの手応えもイマイチでひやひやしたが、直線ではグイグイと伸びて残り100mで3着争いに加わると、最後は勝ち馬に迫る勢いを見せてクビ差2着まで浮上。
コーナーで外に膨らんでいたり、勝ち馬、3着馬と違い減量無しだったりと、この着差ならここでは一番強い競馬をしたとみて良さそうで、指数も稍重での“暫定”評価としてではあるがなかなかの値をマークした。
【新潟10R】寺泊特別
オールポッシブル
予想➡➡➡△
☆前走狙い馬☆
10/18調教◎ 今の栗東坂路で、開門から15分ほどたった時間帯に50.9秒、ラスト11.9-12.6は助手騎乗でのものなら、前々走時7/3の49.5秒と同等の評価を与えられるかも――ジョッキー騎乗(一杯)
結果➡➡➡18着
追い出してから全く手応えがなくさすがに最後は鞍上も追うのをやめての最下位18着大敗で、全く競馬をしていないのでノーカウントで良い一戦。
指数評価的にはこのレース結果(2歳未勝利レベル指数)で、どうしても必要以上に下げられてしまう形になるので、今回のレース前での指数評価を参照したほうがいい。
クールティアラ
予想➡➡➡◯
☆前走狙い馬☆
(前走時) 軽量52キロ、3歳牝馬、外目の枠に入った人気馬、ということで格上挑戦の形でも順当といえば順当なV。
スタートを決めてからが速く、外ラチを確保したのが10番枠のこの馬で、今日は何もかもがうまくいっての“逃げ切りV”ではあったが、まだ3歳牝馬ということを思うとこの指数はハイレベル。
さすが連勝で飛び級3勝クラスを一発クリアしただけのことはあって、古馬オープンでも常連になれる。
8/21調教◯ 時計の出るこの日の馬場だが、開門直後ではない時間帯に自己ベストを2.0秒更新する51.1秒に11.9-12.4は2勝クラスでもなかなかのもので、この厩舎でも助手騎乗なら好走に期待の手もあり――助手騎乗
結果➡➡➡17着
オールポッシブル(18着)同様、半ば過ぎに追い出してからの手応えがあまりにもなさ過ぎて、鞍上が完全にやめての17着で、ノーカウントの競馬。
恐らく気持ちが切れてしまったパターンで実力を全く出し切っていないことを考えると、この17着大敗で印象を悪くするようなら、次に千直に出てくる時は単勝で楽しみかもしれない。
こちらも、このレース結果(2歳未勝利レベル指数)でどうしても必要以上に下げられてしまうため、今回のレース前での指数評価を参照したほうがいい。
PR
〜平日も競馬を楽しみたい方へ〜
手数料、年会費無料で予想情報も充実!
楽天競馬おススメの3つのポイント
1, PC、スマホから全場、全レース馬券が購入できる!
2, 馬券購入で最大10%ポイント還元!
3, PC、スマホから無料で全レース映像、パドックが楽しめる!
【楽天競馬】が【楽天銀行(旧イーバンク銀行)】でご利用可能に!
先週のレース回顧はこちら
・【天皇賞(秋) 2019 レース結果・回顧】1頭“ペガサス”が混じってました?
・【アルテミスステークス 2019 レース結果・回顧】ホネの願い叶って......3/4馬身差でもリアアメリアが圧勝で“超大物”誕生へ(?)
・【スワンステークス 2019 レース結果・回顧】ダイアトニックVで“らしい”平穏決着も、4着以下にも注目したい一戦
・【調教注目馬(先週の回顧)】10/26(土) 東京・京都・新潟競馬 3戦目で1勝クラス楽々突破のアンダープロミスは意外にも次戦不発に要警戒?
競走馬データ
・アーモンドアイ・ダノンプレミアム・サートゥルナーリア....他
「競馬予想のホネ」はTwitterをやっています。
Twitterではブログの更新情報はもちろん、レース当日の馬場の様子や、パドック、ブログ掲載馬のレース直前、直後の評価など、ブログには掲載しきれない内容をツイートしています。
まだフォローしていない方は是非フォローよろしくお願いします!
あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— yosounohone (@yosounohone) August 25, 2019
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— yosounohone (@yosounohone) August 24, 2019
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
スポンサーリンク