競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【函館記念2019 予想 過去のレース傾向分析&各馬評価まとめ】Bコース函館2000mの“鉄則”から一歩踏み込んだ◎

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――そう、一歩(ひと枠)踏み込んでしまったんです、内へと……。

さあ、吉と出るか、凶と出るか。

ただし、本文にも記している通り、当日「仮説」が成り立たない状況であれば、その一歩は引くことになると思います。(←13日夜執筆時点)

 

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函館記念2019 レース概要 

函館記念 G3

2019年7月14日 2回函館4日目

発走時間:15:45

函館 芝 右2000m

サラ系3歳以上オープン

2018年優勝 エアアンセム 牡7 1:59.8

 

 

函館記念2019 枠順

 

 

1 1 レッドローゼス 牡5 蛯名
1 2 アメリカズカップ 牡5 北村友
2 3 ブラックバゴ 牡7 斎藤
2 4 マイスタイル 牡5 田中勝
3 5 ドレッドノータス セ6 菱田
3 6 マイネルファンロン 牡4 丹内
4 7 カルヴァリオ セ6 吉田隼
4 8 メートルダール 牡6 武藤
5 9 ポポカテペトル 牡5 岩田康
5 10 ステイフーリッシュ 牡4 中谷
6 11 マイネルサージュ 牡7 国分恭
6 12 スズカデヴィアス 牡8 勝浦
7 13 アーバンキッド 牡6 横山武
7 14 ナイトオブナイツ 牡6 池添
8 15 ゴールドギア 牡4
8 16 エアスピネル 牡6 福永

 

函館記念2019  過去のレース傾向

 
 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

 

例年通りだと、最内枠だけは微妙もほぼ内枠優勢は間違いないところで、もう20年近く、2枠が(複勝率ベース)トップに立ち続けているレース

 

該当馬➡➡➡2~4枠は、ブラックバゴ、マイスタイル、ドレッドノータス、マイネルファンロン、カルヴァリオ、メートルダール

 

 

函館芝2000mは、それ自体がやや瞬発戦傾向のある平坦戦主流条件。この函館記念も持続力勝負となるのが基本線

 

該当馬➡➡➡マイネルファンロン、ブラックバゴ、アーバンキッド、カルヴァリオ、ドレッドノータス、ポポカテペトル

 

 

ハンデ戦らしく10番人気以下の穴馬の激走が毎年のように頻発するレースだが、ここ15年ほど関東馬は10番人気以下での激走はなし

 

該当馬➡➡➡(関東馬で2桁人気の)アーバンキッド、カルヴァリオ、ブラックバゴ、マイネルサージュ、マイネルファンロンあたりは苦戦か

 

 

といった感じ。

 

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レース傾向分析 考察&まとめ 

 
 
枠順傾向の強いレースで、1枠を除けばほぼ4枠から内が圧倒という成績で、特に2枠が好調。
これは、札幌開催を除く近9年でデータを取得しても、近5年で取っても傾向に大きな変化がないこと、また率だけでなく、単勝回収値・複勝回収値も好成績であることからも、かなり信ぴょう性が高いこのレースの特徴といえる。
 
ちなみに、このレースにおいて良に限ってということで調べると、近9年2枠が(3-3-1-7)で単回156複回235と突出している。

 

もっとも、この函館記念が行われる函館芝2000m(Bコース開催時)自体が、渋らない限りその2枠を頂点とした“内枠傾向”が顕著なので当然と言えば当然。

ちなみに、Aコースだと4~5枠が率・回収値共に突出と、その表情をハッキリと変える面白い傾向があるコース。

そして、今年の函館記念では人気馬が外目もしくは極端な枠に入ったという点も含めて、非常に興味深い傾向といえる。

 

土曜の臥牛山特別(古馬1勝クラス)は、9頭立てのなか前半1000m1分3秒9秒のどスローを、マクって途中からハナに立った7枠ドゥオーモ→インの好位1枠アラスカ→最後方も外には出さずの6枠ソルフェージュの順に入って決着。

少頭数ゆえに見かけ上は内枠決着にはならなかったが、多頭数の函館記念ではこのまま降雨がなければおそらくインベタの内枠勢がやはり有利か

臥牛山特別の上位3頭も、競馬としては3コーナーから終始最内べったりの内枠競馬をしていた。

 

 

ラップ面からは、まずはやはり平坦戦が基本形、というセッティングでそこに結構な割合で瞬発戦が混じる傾向。

このレースもほぼそのコース適性なりといった感じ。

そんな中で、昨年は瞬発戦。それ自体はこのレースとしては間々あるケースだが、それでもレース上がり35.0秒というのは速くかなり異質だった年といえる。

ちなみに、去年良でも8枠13番エテルナミノルが人気薄で3着に来ることが出来たのは、その瞬発戦を4コーナー2番手で回ってきたためと思われ、このあたりも異質さが手伝っての結果とみられる。

 

そして、今年もスローで流れれば、上がりがかなり速くなりそう。

この点も前日の臥牛山特別を参考にする形になるが、同レースがいくら前半64秒近いとはいえレース上がり34.9秒をマークできる馬場。

前半のペースが鍵になり、それによっては上がりの速さに泣くタイプも出てくる、そんな状況だろう

 

 

3点目に記した傾向は、「人気」ではなく「オッズ」で見るとさらに面白く、近10年ベースで

 

・関東馬→単オッズ7.0~19.9倍で(3-2-4-12)単回112複回168 20.0倍以上では(0-1-0-36)複回85

・関西馬→単オッズ15.0~99.9倍で(0-5-5-31)複回198

 

と、15.0~20.0倍あたりを境に東西の差が顕著。

明らかに中穴までの関東馬に対して、100倍未満なら複では大穴まで狙える関西馬、という情勢になっている。

 

 

 

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※ここで突然、クイズでーす!(よもやま話にも、少々飽きてきたところなので)
Q.そもそも、予想のホネの「ホネ」って何がきっかけになった?
①ちょうどブログ開設当時、身内が骨折していたから(“(予想の)ホネの再生”なんつって)
②タイトルを考えながらの夕食時、鰻のホネが喉に刺さり、翌日鼻からなんか機材入れて取る羽目になったという逸話に由来(高校生以来、人生2度目)
③当初、『予想の核』を書き留める場として考案中、『予想の骨格』にしたがなんかしっくり来ず『格』を取って


正解は上のブログランキングで飛んだ先のランキングページの(60位あたり)ブログ紹介文にありま〜す。ってどうでもいいかww
答えが知りたいからという方はいないと思いますが(笑)、応援のつもりで押して頂ければ幸いです。いつもありがとうございますm(__)m

 

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予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ

 

今回は、ちょっと趣向を変えて本命じゃないところから。

まずは、みんな大好き?△マイスタイル

何が大好きって、前走巴賞でのコーナーでの不利。

おそらくみんな、それを言うんでしょう。

しかし、そもそも「函館記念は巴賞組から」が、今や避けるべきなくらいの“古い言い伝え”レベル。

近9年トータルで(0-3-2-37)複回63では、積極的に狙いにいけるはずもない。

そして、「前走巴賞組で、近走で芝2000m以上のレースへの距離延長での僅差好走歴(または勝利)がない馬」というのはさらに苦戦傾向。

もちろん、この馬に関しては前走の不利は致命傷だったし、先行力・能力を考えても悪くはない。

ハーツクライ関西牡馬も、この条件は近年(4-2-2-8)単回300超複回100超と絶好調でもある。

ただただ今回の問題は、“古い言い伝え”によってか(それ以上の要素も含んでなのか知らないが)妙味が薄すぎるだけではあるのだが、頭という意味では消しに近い組み方を考えている。

馬券的に消すことまではないが、単で過度な期待はかけない。△まで。

 

はい、これで今年は「巴賞組を狙え!」が“最新の攻略法”となりそうですよ〜(笑)

 

 

続いて△エアスピネル

どうせ、ハンデ戦の函館記念なんて眼中にもないでしょ?

札幌記念頑張ってー、ということで負けるべくして負けるレース。

ただ、8枠18番でもあり、人気妙味もまだ出てきているようだし、気楽に、「この枠からだからある程度出していかなければ」と鞍上が腹をくくってくるようなら、逆に怖さはある。

 

 

 

さて、“前座”に長く費やしてしまったが、ここからが本題。

は、アメリカズカップとした。

厳密にはデータからは外れる1枠2番だが狙う。

当初は、雨予報も出ていたし渋れば渋るほどいいかなー、なんて思っていたのが正直なところ。

ただ、前日に雨が降らず明日も降雨がなさそうな状況で、通常以上にレース時点で内有利馬場が顕著になっているのではないかとの仮説へ。

前走は先行馬総崩れのレースをマクって4コーナー先頭の苦しい競馬であり、その経験も生きるはず。

そもそも巴賞組ということと、実績は瞬発戦がほとんどなので、自身が2〜3番手までの高い位置で運んでスローで流れた時の一発要員だろうが、ここで穴を開けるための前走のあの競馬だったという展開を目論む。

穴で買いたい内枠の関西馬で、その内枠で頼れそうなジョッキーはここくらいしかいないと判断して本命視。

地味に、この馬の55キロって、、、という思いもある。

 

 

◯ブラックバゴ

平坦戦ならメンバー中1、2を争う適性だろう。

(◎を否定することにもなってしまうが、◎を巴賞組から選んだからこそ)前走巴賞組以外という点もいい。

そして、この乗り替わりに関して、師は「今回、思い切った競馬を、ということで先入観のないジョッキーを選んだ」とのコメントも出しているようで、その点も不気味(てっきり、池添Jが“先約”で……ということなのかと思っていましたが)。

ただし、何だかんだで序盤最後方が板についてきてしまったこの馬で、いくら思い切った競馬をしようといっても現実的にどうか。

4コーナー好位の競馬のイメージが5分5分くらいしかないことから、◎以上に単で狙いにいくということはないか。

それでも、このレースで高齢感を感じない(予想の)組み立て方にしたらいけないと思っているので、好枠のこの馬は軸では思いっきり買いたい馬という位置付け。

 

 

▲ステイフーリッシュ

少し外目の枠で、この鞍上で信頼まではできないのでこの印。

57キロ以上ではまだ全て2ケタ大敗の戦歴となっているが、ステゴ産駒自体は比較的斤量耐性が高いはずだし、そもそもステゴ関西牡馬はこの条件はかなりの確率で馬券に絡み、単回復回ともにプラス。

人気馬の中では、まだ(3着内軸として狙うなら)妙味バランスが取れているほうとみて、最上位評価。

 

 

☆レッドローゼス

前走巴賞組以外の内枠ということで狙う。

こちらも今のこの鞍上が、人気で頭で狙うという意味ではハイリスクローリターンの印象なので、意外と相手に組み込むのが正解なのではとみている馬。

それ以前に、能力は十分で好戦の期待はあるが、瞬発戦をマクる形での競馬になったらここは苦しい。

 

 

あとは、△マイネルファンロンも上位評価。

◯同様、平坦戦ならメンバー中1、2を争う馬。

4歳馬で恵量ということで、あまり積極的に飛びつきたくないところもあるが、前走時の中間もそこそこいい内容の調教をみせていた馬で、今回も好印象で好枠も引いた。

4勝中3勝が距離延長ローテで、4角先頭の競馬でも3勝をあげている馬。

それら意味も含めて、この先行手薄のメンバー構成で今回こそ好位以上の位置で運んでくれるだろうと期待。

この馬に限っては、今回どんどん当日に人気していってくれて構わない存在。

本命では買わないつもりなので、安心して相手本線に狙えるゾーンに入ってきてくれたら。

 

 

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