競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【札幌2歳S 2019 レース結果・回顧】良並みペースのタフな一戦をゴールドシップ産駒が差し切りワンツー

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――時系列的には逆ですが、昨日(公開)の◎マイネルグリットに続いて連続重賞◎勝利とは......。
ホネが旅行中に限ってねぇ(笑)
 
目次

 

札幌2歳ステークス2019 予想

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 8/31(土)札幌競馬 追いきり・前走レースメモ

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札幌2歳ステークス2019 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ブラックホール 1:50.4 36.5
2 サトノゴールド 1:50.6 36.4
3 ダーリントンホール 1:50.9 37.5
4 レザネフォール 1:50.9 37.1
5 ヨハネスボーイ 1:50.9 37.3

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 札幌2歳S2019 

 
8/31札幌2歳S  ◯的中
 
レース全体の振り返り
  
1R時点では良馬場発表でスタートしたが、急な雨などもあってレースは稍重で行われた
 
 
にも関わらず、前半1000m60秒6は速く、ちょうど前半1000m60秒4で流れた前年と決着タイム1分50秒1(良)まで非常に酷似していて、かなりタフな展開
 
 
離して逃げた馬のラップによる前半のタイムでもなく、平坦戦とはいえかなり消耗度が高いラップ構成
 
 
道中後方3番手あたりを追走したブラックホールと、最後方から追い込んだサトノゴールドによるワンツー決着となった
 

 

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札幌2歳S 2019 予想と結果  

 

予想➡➡➡◎ブラックホール

結果➡➡➡1

やはり向こう正面で置かれ気味になる行きっぷりの悪さを覗かせ、後方3番手あたりにまで一時位置取りを下げてしまうが、これが逆に良かった。

このペースでもゴルコンダが強引にまくっていったため、前半速いペースな上に12.3 - 12.5 - 12.5 - 12.3 - 12.5という緩むところのない、2歳馬には非常に苦しい展開となったところを差し切った。

ただ、2着に1馬身1/4差、さらにゴルコンダを含む横一線の3着争いからは1馬身3/4差もつけており、単に展開がハマっただけでもなさそうな突き抜け方ではあったが。

父ゴールドシップも加味して考えるとやはり少し鈍重すぎる印象も、一先ず洋芝以外での走りに注目したい。

 

また、そうした側面も手伝って、「札幌2歳Sを勝ち切った非常に強い馬」という印象がそこまで強くないことから、まだ次戦妙味も生まれそうな点もこの馬に関してはポイント(要はフロック視の風潮度合いと、馬はそこまで弱くないという部分)。 ☆次走注目馬☆

 

 

予想➡➡➡◯ゴルコンダ

結果➡➡➡6着

後手を踏んだことや、厳しいペースの中で強引な競馬となって最後に失速したことや、指数的に全く下げてしまったことは驚かないが、当日+6キロ(526キロ)で出してきたことが意味が分からない。

単勝1倍台でもこの馬の単勝勝負で!と臨んだファンは、さすがに厩舎の調整過程には憤りを感じていいと思う。

なぜなら、予想編でも記した通り、 

この中間、一見すると好内容に見える追い切りも、時計の出る(=負荷の軽い)芝&札ダ(渋って軽い)のみ、しかも全て馬なりの調整

で、この馬体増だったのだから。

ちなみに、「後ろの蹄鉄もズレていた」とルメール騎手はコメントしているようだが、これはさすがに言い訳色が強い。

「落鉄していた」なら許せるが(笑)、「ズレていた」くらいでそれを敗因にされたら、他のコメントには出てこない落鉄していたかもしれない馬に迷惑だ。

また、こんな風にズレまでもが議論に持ち出されるようになったら、いよいよ含水率(馬場状態)のように、レース前後での蹄鉄のズレを角度比較して発表でもしなければならない時代になってしまう。

でなければ、装蹄師にとっても不平等すぎる。

 

 

予想➡➡➡▲ダーリントンホール

結果➡➡➡3

勢いは完全に外の☆レザネフォール(4着)だったが、直線で内に進路を取ったことが功を奏しての3着死守。

鞍上の池添騎手が「スムーズに捌けなかった」と言っているように、確かに前が壁になったり窮屈ではあったが、横一線の3着争いを演じた4,6着馬などは3〜4コーナーでむしろロスが大きかったし、相殺して考えて然るべき部分か。

特にこの馬だけがロスを跳ね除けて強い競馬をしたとは思えず。

 

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非常に際どい4着☆レザネフォールは、3〜4コーナーで外を回したこと以上に、その4コーナーと直線で、前に馬がいたため避けるようなシーンが2度あったことが、着差を考えれば大きかった印象。

もっとやれていて良かった。

 

2着サトノゴールドは、勝ち馬ブラックホール同様のゴールドシップ産駒で、こちらはさらに後方からしんがり一気の競馬での連対となった。

初戦でも手応えが怪しくなったところから勝ち切ったり、気性面の課題が早くも浮き彫りになっていたりと、幼さ丸出しのここまでだが、ある意味今のところ父に最も近い産駒ということなのかもしれない。

3コーナー手前からもうムチが飛んで大外を回って、それでいてまだまだまだ余裕の手応えでスイスイと2着まで追い上げるのだから大したものだが、これでスローからの上がり34秒台のヨーイドンとかになったらどうなってしまうのかと、この先心配のほうが大きいが……。

 

 

 

純粋に「ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬」は不在だったが、そこを糸口にしたアプローチで2年連続◎的中を果たすことが出来た。

 

※ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬が好成績

該当馬➡➡➡残念ながら今年はなし(減速なしラップVはブラックホール、レザネフォール、ラスト0.1秒だけ減速ラップでVはダーリントンホール、ディアセオリー)

  

ただ、余力度がポイントなら、額面上の数値にこだわらなくとも、別の答えが見出せると考えているので、その点ではスタンスを変えずに臨むつもり。


次年度以降もこの観点で攻めたいレース。

 

 

次年度以降への備忘メモ

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬を狙い撃つべきレース

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬不在の状況でも、「余力をもって、それ(ラスト1F加速ラップV)に近しい(=減速なしラップV、またはラスト0.1秒減速ラップで(余裕を見せての)Vなど)勝利歴を持つ」などに応用は効く重要ポイント

・近年1番人気馬の凡退(人気以下の着順含む)が目立つレース

 

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