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――◎ニシノ→◎ブラック→◎ソダシときて…、まあ1番人気にだけはいかないようにとは思っていますが。
目次
- 札幌2歳S 2021 レース概要
- 札幌2歳S 2021 枠順
- 札幌2歳S 2021 ラップ適性・追い切り
- 札幌2歳S 2021 過去レース傾向
- 札幌2歳S 2021 レース傾向分析&考察
- 札幌2歳ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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札幌2歳S 2021 レース概要
札幌2歳ステークス G3
2021年9月4日 2回札幌7日目
発走時間:15:25(予定)
札幌 芝1800m
サラ系2 オープン
2020年優勝馬:ソダシ 牝2 1:48.2 吉田隼人
札幌2歳S 2021 枠順
札幌2歳S 2021 ラップ適性・追い切り
コース的には約半数が平坦戦 ※ 決着となるセッティング。
※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の加速が生じないレース(例:12.5-12.1-12.2-12.3)が定義
各馬1〜3戦の連対歴では計れない部分も多いが、3連対のうち(1.2.0)のアスクワイルドモア、(0.2.1)のトーセンヴァンノあたりは合ってきても不思議ない印象。
追い切りからは、ダークエクリプスとアスクワイルドモア。(9/4 6:00追記)
札幌2歳S 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬が好成績
該当馬➡➡➡スカイフォール
※前走1500m未満、2ヵ月半以上の休養明け、前走新馬・未勝利で5番人気以下だった馬は極めて不振
該当馬➡➡➡クリノメガミエース、ダークエクリプス、トップキャスト、ユキノオウジサマ、レモンケーキ
※前走オープンで1着だった馬は、近年6割ほどの好走率
該当馬➡➡➡トーセンヴァンノ
といった感じ。
札幌2歳S 2021 レース傾向分析&考察
珍しく、4年連続勝ち馬◎当てという記録が掛かる、まさに“珍事”発生中のこの札幌2歳S。
いや、もう第4回ホネSと言っても過言ではないかもしれない(笑)
“ 予想編に書いた通り、再びの雨で荒れた場合想定での「もう一頭挙げれば」だったこの馬だが、この良のスピード勝負で4着に来るとは驚き。(中略)この馬の12番人気4着の結果だけを見ても、「加速ラップまたは減速なしラップでのV歴」のこのレースでの強みを再確認させられた次第。”
昨年のアオイゴールドの件である。
そして、一昨年回顧編からの備忘メモを。
・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬を狙い撃つべきレース
・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬不在の状況でも、「余力をもって、それ(ラスト1F加速ラップV)に近しい勝利歴(=減速なしラップV、またはラスト0.1秒減速ラップでVなど)を持つ」といったように応用は効く重要ポイント
・近年1番人気馬の凡退(人気以下の着順含む)が目立つレース
近3年とこの「ラスト1F加速ラップV実績あり」を基本線に、◎ニシノデイジー、◎ブラックホール、◎ソダシと好相性のレース。
昨年も記したように、それ以前をみても、17年7番人気3着ダブルシャープ、16年10番人気2着ブラックオニキス / 7番人気3着アドマイヤウイナー、15年8番人気3着クロコスミアと近年の穴馬がことごとく当てはまる条件となっている。
このレースに限らず言えることだが、少キャリアの馬たちを評価するうえでこの「ラスト1Fが加速したレースを勝っている」馬、すなわち余力を持って勝ち切ってきた馬というのは、その後の上昇幅に賭けてみると結構美味しい思いができたりするポイント。
一昨年の◎ブラックホールは、純粋な「加速ラップV」該当馬ではなかったが、
" 余力度がポイントなら、額面上の数値にこだわらなくとも、別の答えが見出せると考えている ”
として、該当馬なしでも基本線このままで正解に近づける、との自信を深めさせてくれた。
今年はそこに、スカイフォールただ1頭が「加速ラップV」該当馬としてスタンバイ。→回避
札幌2歳ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
スカイフォール→回避 / ダークエクリプス / トーセンヴァンノ / モチベーション→回避 他
まずスカイフォールの前走は、水準若干上の全体時計でのV。
まさに、勝ったぶんの0.1秒差の部分だけ、11.5 - 11.4の加速ラップにしての内容という勝利だった。
内をうまくすり抜けてくることが出来たという部分はあるが、当然ここも争覇圏にいる一頭。
あとは、その前走がどちらかというと溜めてラスト2つヨーイドン(その中を内枠からインでジッと)の展開だったので、流れてパフォーマンスがどうなるかだろうが、そもそも出てくるかどうか。→回避
ダークエクリプスの前走は、減速無しラップV。
ただ、額面的にはかなり時計が掛かった低レベル戦。
内が伸びる馬場で、実際に内でジッとしながらに割って伸びてきての勝利だった。
抜けてくる時の手応え、一瞬で片をつけてからのラスト100mからは流してのVということで、それこそもう一頭の隠れ「加速ラップV」馬、“ダークサイド of ~” にあたる馬だとは思うが。
流れて、時計勝負になった際の未知部分がある今回。
あと、ガシガシ追う和田騎手への乗り替わりとなってここを迎えるようで、その点でも前走と正反対(例えば、外々になっても早めに追い出して4角大外1列目みたいな)の事態も想定される。
トーセンヴァンノは、前走0.1秒減速のOP勝利。
「OPと言っても6頭立てのコスモス賞であれだが」と言いたいところだが、そんなに時計的に悪くない。
仮に先週(キーンランドC週)の馬場であれば、1分50秒前後相当の内容とみられる。
12.1 - 12.1 - 12.2のレースラップで決して余力たっぷりではない辛勝なので扱いの難しいところがある馬だが、その実差し返しての勝利や、入線後にかけても2着馬に交わさせなかったあたりからはまだまだ奥深いところがあるのかもしれない。
モチベーションの先週日曜の前走は、減速無しラップV。
小柄な牝馬で中1週→連闘策がプラスに出ることはないだろうが、モンゴリアンキングの2着したデビュー戦が優秀な内容。
当時の若干速めの馬場を考慮しても、2歳新馬の水準を1秒半ほど上回る額面(ただし、減量器用のため実質-1秒といったところか)。
先週日曜は、2~3着のほうが外に持ち出してこの日の正解コースを通っている中で、自身は内を割っていて着差以上の完勝。
時計、ラストのラップいずれも、弱い組に壁を作られて好位のインで待たされた分と捉えられるものだし、抜け出す際の手応えからはまだ余力を感じられた。
今回に関しては、全ては状態(の維持)次第か。→回避
リューベックの前走も、減速無しラップV。
そして、時計的にもこの日の馬場では2歳新馬水準を1秒程度は上回っていたとみている出色内容。
時計的価値からすれば、ここまでの組の中ではトップだろう。
そして、軽くひと鞭で気合をつけて、どこまでも伸びていきそうな途上での完勝。
確かに負かした組はその後振るわずで相手関係は微妙も、そのゴール板を過ぎても衰えることのないスピード感十分な走りにはまだまだ伸びしろを感じさせた。
......と、ここまで見てきて、最後に挙げた馬が、どストレートな狙い(皆さん、どうぞ捻くれずにここからご査収のほどを。。。( ◠‿◠ ) )となるのだが、個人的にはまさかの山田敬士J(Tヴァンノ)にゾッコンという(笑)。
ではまた、結論などは金曜あたりにでも。
↓↓↓以下、金曜夜追記
◎ダークエクリプス
1番人気を争う(最終的にはこちらが1番人気になっていると思っている)◯リューベックは、陣営も「ゲート抜群」と自信をのぞかせる◎と☆トップキャストの存在で、スタート直後に3番手以下確定とみてこの並びで若干下げ。
◎は、陣営の言う通り「今回はしっかり」とした調教を積み、上昇度もあると感じた(時計的には微妙だが)。
週半ばに記した「外々になっても(=ぶん回しでロスする)」の心配が、この枠で薄れたことからも連勝まで期待する。
▲トーセンヴァンノ / ☆トップキャスト
▲には、複穴としては◎より狙う気満々な▲トーセンヴァンノ。以下、☆トップキャストを上位評価。
☆トップキャストは、ここまでの“論法”(加速ラップVを筆頭に、どれだけ余力Vできているか)からは真逆で、余計に不気味な存在。
というのも、当時も触れたようにここまでの新馬戦の中でも、時計的(指数的)にはかなり優秀なもの。
暴走ペースでは? と思った前半の入りからの、1分48秒5独走Vには正直驚いた。
3馬身半差2着のシンティレーションでも十分優秀な1分49秒台だったし、即次戦でそのことを証明するかのように同馬が未勝利突破を決めたのも頷けるところ。
ここ札幌ではああはいかないと思いつつも、枠も含めて警戒を高めることに。(9/3 20:05追記)