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――まあ、ここは好枠、好発、好位狙いで行って、どこまでポテンシャルに立ち向かえるかでしょう。
目次
- 東スポ杯2歳S 2021 レース概要
- 東スポ杯2歳ステークス 2021 枠順
- 東スポ杯2歳S 2021 ラップ適性・追い切り
- 東京スポーツ杯2歳S 2021 過去レース傾向
- 東京スポーツ杯2歳S 2021 レース傾向分析&考察
- 東京スポーツ杯2歳ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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東スポ杯2歳S 2021 レース概要
東京スポーツ杯2歳S G2
2021年11月20日 5回東京5日目
発走時間:15:30
東京 芝1800m
サラ系2歳 オープン
2020年優勝馬:ダノンザキッド 牡2 1:47.5 川田将雅
東スポ杯2歳ステークス 2021 枠順
東スポ杯2歳S 2021 ラップ適性・追い切り
コースは、9割がた瞬発戦 ※ という有数の瞬発力勝負条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.3-11.1-11.8)が定義
戦歴が浅いので、連対時のレースラップの最大急加速度合いから判定すると、グランシエロ(▲1.7秒)、テラフォーミング(▲1.6秒)、アサヒ(▲1.4秒)、ダンテスヴュー(▲1.2秒)、デリカテス(▲1.1秒)と並ぶメンバー構成。
追い切りからは、調教編通りテンダンス、スカイフォールの2頭を評価対象とする。(11/20 6:25追記)
東京スポーツ杯2歳S 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※母父SSは好走例多く侮れない
該当馬➡➡➡アルナシーム、スカイフォール
※前走0.6秒以上の着差負けから好走は苦しくなってくるレース
該当馬➡➡➡トーセンヴァンノ
※連対馬は例えどんなレースでもここまで5着以下に敗れていない馬から
該当馬➡➡➡トーセンヴァンノ、ナバロン
といった感じ。
東京スポーツ杯2歳S 2021 レース傾向分析&考察
府中1800m戦ということで当然の瞬発戦デフォルトのレース。
ただ、17~18年のように持続力を求められる平坦戦決着もあるので要注意。
近年は父SS系の活躍が目立ってきているが、それでも18年アガラス、20年ジュンブルースカイなどのように母父SS系の好走に期待感の持てるレースで、手元の近19年集計では(6-2-4-17)となっている。
また、この時期の2歳重賞だけに臨戦過程で、完敗直後の参戦や過去に完敗があった馬は苦しく、まず「前走0.6秒以上の着差負け」は(0-1-1-30)※近19年集計。
そして、過去このパターンで好走を果たした2頭は「当日5人気以内かつOP勝ち実績あり」の共通項があった馬で、なかなか厳しいハードルとなっている。
そして、「5着以下の敗戦経験がない」点に関しては過去19年の連対馬38頭全てが当てはまっていて、3着まで広げても53/57頭と、これを覆して好走を果たしたのは僅か4頭だけという状況。
東京スポーツ杯2歳ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
基本的に頭数が揃えば面白いが、12頭以下あたりでは基本的に荒れる根拠に乏しいと判断せざるを得ない2歳重賞。
傾向面、少ない戦歴面、そしてオン・ザ・クラシックロードにいる分かり切った有力勢が“直結戦”を演じやすい府中千八という舞台面などからも、少頭数では中途半端な荒れは起こりにくいということだろう。
先週日曜を見ると、時計的にはあまり速くなく、基本的にまだ内が有利な馬場。
オーロカップのような通常とは前後半逆のラップのような展開になれば、さすがに横に大きく広がっての差し脚比べも見込める状態にはなってきているのだろうが。
展開面では、ハナがどの馬になっても押し出されて逃げるという形になりそうで、馬場状態やCコース替わり初日という状況からも、内ラチ沿いで急加速ラップを前々からこなせる馬を狙うべきシーンとみる。
枠順未確認だが、現時点ではこういう感じ↓
◎デリカテス
初戦人気薄Vだったが時計的には侮れず。
当時は、稍重から良回復した状態で、2000m換算では+1.0秒強を要していた中で出色の走破タイム。
前々から運んで抜け出す際の抜群の手応えも目立ったし、距離短縮が悪いほうに出なければ。初戦がああいう競馬だったので、下手に被されるよりは引き続き外枠で狙いたい。
強力な存在であろう◯イクイノックスとて、初戦は新潟の最大加速0.6秒戦を勝ったキタサンブラック産駒という点で、隙も無くはない。 府中で最大加速-1.1秒戦を前々からこなした経験のあるこの馬を、今回に限っては上にとってみたい。
◯イクイノックス
その◯イクイノックスは、分かりやすくハイレベル戦だった8.28新潟新馬戦2鞍のうちの1800m戦のほうを勝ち上がった馬。
もう一頭は、先週のデイリー杯2歳Sで唯一セリフォスに迫ったソネットフレーズであり、ともにその当時から既に古馬1勝クラス水準駆けをしていた。
◯の初戦に関しては、3着がサークルオブライフ(アルテミスS1着)というおまけ付き状況でもあり、まあ走破時計的な価値からいったら最上位かなという感じ。
▲レッドベルアーム
打倒イクイノックスの最先鋒▲レッドベルアーム。
血統的にもレッド軍団期待の一頭は事実だろうが、初戦はここに向けてはマズイ(?)、ハーツクライ産駒(総じて急加速力より長く速く走る力に秀でる)のこの馬にとってこの上ないラッキーな瞬発戦回避Vとなっている。
走破時計水準としては、当然この日の馬場では少なくとも「平均上」とみていい部類だとは思うが。
他では、初戦ラップに注目しているスカイフォールと、瞬発戦未経験には目をつぶる必要はあるがここまでの内容を評価しているテンダンス、時計的には平凡とせざるを得ない初戦だが前々から粘り込みがあってもいいテラフォーミングに注目している。
スカイフォールは、内ラチをついての初戦Vとはいえ、標準的な馬場で1分51秒6の好タイム、かつラスト2F22秒台での11.5-11.4というのは、重賞級の可能性も。
テンダンスは、最終追い切りを含め中間から好調教で、レースでも後半好ラップで、馬場を差し引いても優秀な初戦内容が光る馬。
その後の完勝ぶりは納得の結果で、輸送をクリアした暁には普通に有力。
ただ、超締まった平坦戦の連続できているので、瞬発戦でアッサリ敗れるリスクはあり。