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――でも、その3歳の中でも、瞬発戦タイプ以外は散るという見立て。
目次
- マイルCS 2021 レース概要
- マイルCS 2021 枠順
- マイルCS 2021 ラップ適性・追い切り
- マイルCS 2021 過去レース傾向
- マイルCS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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マイルCS 2021 レース概要
※今年2021年は、JRA発表の開催日割の変更に伴い、阪神芝1600mとして行われる
マイルCS G1
2021年11月21日 5回阪神6日目
発走時間:15:40
阪神 芝1600m
サラ系3歳以上オープン
2020年優勝馬: グランアレグリア 牝4 1:32.0 C.ルメール
マイルCS 2021 枠順
マイルCS 2021 ラップ適性・追い切り
コース的には瞬発戦 ※ ラップ決着が8割の特化条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じるレース(例:12.3-11.8-11.9-12.2)が定義
ホウオウアマゾン、ダーリントンホール、ロータスランドあたりが瞬発型戦歴。
追い切りからは、調教編で挙げたカテドラル、ロータスランドに、最終追い切り紙面チェックで評価を高めてサウンドキアラの3頭とする。(11/21 9:50追記)
マイルCS 2021 過去レース傾向
昨年に続き、従来版(京都1600m)とは異なる阪神1600mへ条件替わりして行われるため傾向面は飛ばす。
その2コースに関しては、要するに、4Fの持久力ラップになるパターンと3F勝負になるパターンどちらも等しく起こり得ますよ、という京都マイルと、ほぼ瞬発力勝負ですよという阪神マイルとで大きな違いがある。
当然、瞬発戦振れする今年なわけだが、マイルCSとしては京都マイルで行われていた当時ほとんどが平坦戦決着で、瞬発戦:平坦戦5分5分条件でも、実のところ瞬発戦決着2割程度というところで、レース単体では結構“別モノ”感が強い情勢。
昨年は案の定の瞬発戦ラップで決まっており、瞬発型にはかなり追い風が吹く状況で、この秋のマイル王決定戦が続いていく、そう感じさせた結果だった。
マイルCS 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
この舞台、そしてメンバー構成から、昨年(レシステンシア逃げ)以上に緩い前半が見込まれる一戦。
これが、淀版なら後半ラップの動き出しが逆に早まって4F勝負になる可能性もあるが、ここは仁川じゃい! という思いで、シンプルに瞬発戦決着を描いていく。
まず、京王杯AH、スワンS、富士Sと前哨戦は軒並み高レベルとは言い難く、そこに入ると毎日王冠と安田記念がやはり上という位置づけ(それでも、安田記念はレースとして微妙なのだが)。
天皇賞(秋)の時に、ポタジェ、カイザーミノル部分でも触れたが、3年連続で平坦戦となった毎日王冠は「安田記念(秋)」といっても差支えない、レベルだけとったら好戦。
ただ、瞬発力勝負になる天皇賞(秋)でも同様のことが言えたように、この阪神版マイルCSでも今年の毎日王冠のレース質は真逆に振れる可能性まである、そういう一戦。
勝ち馬シュネルマイスターは強いが、ここはよほどサウンドカナロア、リプレーザらに頑張ってもらって前傾ラップまで作り上げてもらわないと苦しい戦いになるとみている。
グランアレグリア / ホウオウアマゾン / ロータスランド / サウンドキアラ 他
まず、グランアレグリアは昨年▲(安田記念12.0倍で本命にしなかったのに、今回1.8倍で◎打っちゃいかんということで▲)。
当時も書いたが、「内枠でこの瞬発戦条件なら…」と思っていたがあっさりクリアされ完敗。
たしかに、相変わらず「瞬発戦」と「内枠」には弱点はあるのだろうが、それでもこの距離で相手になる馬があまりにもいなさ過ぎる。
インディチャンプにしても、サリオスにしても、このレースの鬼門3歳勢(古馬と1キロ差)にしても、若干パフォーマンスを下げた程度のグランアレグリアでは打ちのめされる可能性のほうが高い。
あとは、一縷の「穴党の」望みとして、今年はノド手術明けのグランアレグリアですよ、というところに注目しておきたい。
当日、めっちゃ除湿器を稼働させて、、、ウェッホ、ゲホッ、ゲェッホッ......やばい、こっちが乾燥(≒ラストラン“完走”パーフェクト走V)に負けそう(;^ω^) なんつって。
いずれにしても、現役最強の平坦型大外一閃ホースのラストラン、見届けさせてもらいますよ。
今のところグランアレグリア以外では、以下4頭に注目している。
ホウオウアマゾンは、瞬発型のこの馬にとっては苦戦して然るべき条件の前走で、実際の流れも平坦戦になった中で崩れずによくやっている。
この瞬発戦セッティング替わりはプラスになるだろう。
3歳の大将格といえば、シュネルマイスターでありグレナディアガーズでありといったところだが、去年以上に先行手薄で緩んだうえでの先行策なら再先着があっても。
G1だけ崩れているように映り嫌われるだろうが、締まった持久戦になっていることなどが原因。
スムーズに運んでの低調レベル戦3着の前走というのは事実だが、休み明け+22キロ、古馬初対戦、適性外ラップだったことには重きをおいてもいいのかもしれない。
あとは古馬と1キロ差という、このレースならではの3歳馬の厳しさをクリアすることだけか。
ロータスランドも、瞬発戦のこの条件なら好走のチャンスはあってもいい存在。
前走は、初関東圏輸送+10キロで、逃げざるを得ない形になっての敗退。
交わされるまでは先頭で辛抱できていたし、ラストは諦めて緩めての0.9秒差なら“スパーリング”としては上々。
もともと、府中よりは阪神のほうが適性的にも向くうえに前走はレースラップも持久質で、この条件替わりで上昇必至。
前走を踏まえて逃げずに番手策を追求してくるであろう点も、メンバー的にもこの上ない“布石”になる可能性も(前走で逃げて負けていないと、ここでは押し出されてハナに立ってしまうことにつながりかねない)。
そして、昨年のように超速阪神冬の陣ではない、超ロング開催の今年の阪神芝状況は、少なくともこの馬にはプラス。
ケイデンスコールは、能力・適性云々というよりも夏負け顕著なところがある馬なので、G1でパフォーマンスを発揮するとしたらここしかないかなという印象の馬。
本格化、当舞台パフォーマンスなどの状況から、「安田記念でも好勝負可能」とみた素質を今回は開花させてきても不思議ない。
もっとも、その評価通り、最近の実績が平坦戦に偏っているので、この馬相手1点で狙えるというほどシンプルな存在でもないとは思うが。
サウンドキアラも、ホウオウアマゾンと同じ低調戦のスワンSからの臨戦だが、ラストの伸びや通過順にも表れての通り、内で多少待たされていたことを思うと、こちらも休み明けを加味して評価を高めてもいいかも。
もともと、ひと緩みあってからの瞬発戦のほうが良い馬だったわけで、その意味でもホウオウアマゾンとは“同類項”。
枠未定の現状では、◎ホウオウアマゾン、◯グランアレグリア、▲ケイデンスコールで。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
外が伸び出しているのは事実だが、土曜午後も含め劣化顕著な内回り戦での結果によるところも強いその印象面。
時計も比較的出てきている様子(先ほど終了した9R秋明菊賞も1分21秒7決着と、前年とは前半5Fが1秒近く遅い割にソコソコの時計)だし、外回りマイルではペースに左右されるところが大きいとみて、枠や内外の差はあまり意識しないでいくことにする。
ちょうど、先週のエリザベス女王杯のイメージも強く残っていて、差し狙いに票が流れてもよさそうな雰囲気も感じるところなので。
ここにきて、少し時計が速くなりだしている(と言っても、昨年ほどではない)可能性があることから◎サウンドキアラを複穴狙い本命として、最上位に評価を上げる。
ある程度の高速馬場対応と、瞬発戦での高速上り、そしてここにきての上昇度あたりを加味して、昨年狙うつもりだったが「7番人気は売れすぎ」とした牝馬が、昨年とは異なり前走を好走して人気を下げて出てきそうなら狙いたいシーン。
以下、◯グランアレグリア、▲ケイデンスコール、☆ロータスランド、△ホウオウアマゾン、△インディチャンプの順に評価。(11/21 14:45追記)