競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪神カップ 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 万一の場合の打算もコミコミプラン

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――今年終わっちゃう~と変に区切りを意識しても、年が明ければまた競馬は線で繋がっていくわけで。

目次

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阪神C 2021 レース概要

 

 

阪神カップ G2

2021年12月25日 6回阪神7日目

発走時間:15:45

阪神競馬場 芝1400m

サラ系3歳以上 オープン

2020年優勝馬:ダノンファンタジー 牝4   1:19.7 藤岡佑介

 

 

阪神C 2021 枠順

 

 

 

1 1 タイセイビジョン 牡4 三浦
1 2 セイウンコウセイ 牡8 勝浦
2 3 ホウオウアマゾン 牡3 坂井
2 4 ラウダシオン 牡4 デムーロ
3 5 デュープロセス 牡5 横山
3 6 ファストフォース 牡5 小崎
4 7 ダノンファンタジー 牝5 藤岡
4 8 ベストアクター セ7 富田
5 9 ベステンダンク 牡9 団野
5 10 サウンドキアラ 牝6
6 11 シヴァージ 牡6 吉田
6 12 グレナディアガーズ 牡3 デムーロ
7 13 アストラエンブレム セ8 西村
7 14 ダイメイフジ 牡7 菱田
7 15 ケイデンスコール 牡5 岩田 康
8 16 ラヴィングアンサー 牡7 岩田 望
8 17 ソングライン 牝3 池添
8 18 ルークズネスト 牡3 ルメール

 

 

阪神カップ 2021 ラップ適性・追い切り 

 

平坦戦発生率が最も高く、あとは瞬発戦と消耗戦が各1~2割程度の確率で発生する阪神1400mを舞台に行われるレース。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.0-11.7-11.6-11.9)が定義

戦歴僅かの2歳戦のため、前週同様に連対時のレースラップの最大急加速度合いで判定ラヴィングアンサーグレナディアガーズソングラインタイセイビジョンあたりが適性型実績。

 

追い切りからは、最終的にラヴィングアンサーを1番手に、アストラエンブレム、あとは普通に人気のソングラインダノンファンタジーといったところを上位に。(12/25 5:55追記)

 

 

 

阪神カップ 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

1400mという距離、平坦戦決着濃厚というかなりクセのある条件が揃うため、リピーター発生率が高い

該当馬➡➡➡ダノンファンタジー、 サウンドキアラ、ホウオウアマゾンあたりはその扱いで良い存在

 

血統面では、リボーの血とNasrullahの血の活躍が目立ち、毎年少なくともどちらかの血を引く馬たちが穴を空けている状況

該当馬➡➡➡ケイデンスコール(両方持ち)、サウンドキアラ、シヴァージ、セイウンコウセイ、ダノンファンタジー、ファストフォース、ホウオウアマゾンあたり

 

といった感じ。

 

 

 

阪神C 2021 レース傾向分析&考察

 

 

平坦戦となりやすい阪神1400mを舞台に短距離路線の“平坦王“を決めるレース、といったイメージがあるこの阪神C。

1200m(消耗戦適性を求められやすい)とマイル(瞬発戦になるケースも多い)の狭間の1400mで平坦戦とくれば、その特殊性は明白で、リピーター発生率も結構高い。

特に、「適性は分かり切っている5歳以上馬で、それでも前年から人気を上げていないお買い得感のある馬」によるリピートが頻発している印象。

 

阪急杯も含め、平坦戦向きで1400mも適性範囲内ということが分かっている馬は、多少のこと(主に加齢、近況の勢い不足)には目をつぶって狙っておくべきレース。

シンプルに、(0.1.0.1)なんかの戦績を含め当該条件で実績ありということで狙いとしてもいいくらい。 

 

そして、これだけ独特なレース像だからか、好走馬の血統傾向にも特有のものがあって、リボーの血、Nasrullahの血いずれかを5代内に濃く持つ馬の激走が多い。

毎年のように、それら該当馬たちの人気薄好走パターンが続いていて、どちらの血も持たない穴馬しか好走しなかった年というのはこの阪神Cの過去14年においては今までのところ一度もなく、真骨頂のマイネルフォーグの一発を筆頭に、メイショウショウブ、スターオブペルシャ、ガルボ、リアルインパクト、フラガラッハ等々数多く激走馬を輩出してきている。

 

 

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阪神カップ 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ケイデンスコール / サウンドキアラ / グレナディアガーズ / ルークズネスト / ホウオウアマゾン / ダノンファンタジー / ソングライン 他

マイルCSでも注目した(▲評価)ケイデンスコールを狙おうと思案中。

当時は残念ながら瞬発戦に泣いたが、春のマイラーズC(超前傾×平坦戦を逃げたベステンダンクらが演出)で見せたパフォーマンスに、暑さが苦手なキャラを加味すれば、前走「(時期的に)G1でパフォーマンスを発揮できるのはここだけ」としながらも▲に留めたこの馬を、今回こそ格上げして1位指名すべきシーンではとの見立て。

実際に、「阪神Cや阪急杯での平坦戦で真価を」とした場面だけに注目している。

そして(ちょっとだけ)万一、この馬でここを外しても、どうせ(絶好左回りワンターンの)1回中京開催で取り返せるだろうという皮算用も込みで。

 

サウンドキアラは、昨年のこのレースで4着。

2走前のスワンSでの好走も含めて考えると、長らく瞬発戦タイプとみてきたが、少なくともこの阪神千四では瞬発戦、平坦戦など問わないリピーター資格馬とせざるを得ない印象がある。

前走は、上りスピード負け。グランアレグリアが、3歳時の桜花賞を思い出させるかのような上り超速ラップで勝った中では、6歳のこの馬には苦しかった。

適度に前半から流れてくれて、上り34秒台半ば~くらいに落ち着いてくれれば。

 

ホウオウアマゾンは、人気サイドの3歳馬だろうがさすがに2走前があるので無視できない。

単純に、3歳56キロでマイルCSで5着、そして見た目にもラスト最内で盛り返してのサリオスに先着の内容は、ここでは胸を張れる部分もあり。

 

ただ、そのホウオウアマゾン以上に、無視できないのがグレナディアガーズ

鞍上もあって期待値的に本命にすべきか否かは最終的に悩むべきところだろうが、今春時点からずっと「1400mの馬」がこの舞台に降臨のシーン。

陣営も非常に気合の入るところだろう。

前走のド不適性展開での負けも、ここへの参戦からはラップ的に至極合理的なもの。

あとは、昨年の超速レコードV2歳王者だけに、当時との馬場差は否めずという部分か。

 

そして、非情采配ともいうべき鞍上強化で迎えるルークズネストがまた人気サイドで切りづらいところ。

緩まない展開なら、G1でもやれていい存在で、前走「スムーズに運べなかった」ことでの凡走の借りは十分返せる態勢が整ったという印象。

 

ダノンファンタジーの今回は、まず昨年ほどの高速馬場は見込めない点がポイント。

昨年のこのレースがキャリアハイなだけに、グレナディアガーズなど同様にその去年の阪神とは勝手が違う部分がプラスにはなりそうもなく……というあたりか。

 

ソングラインは、左回りばかりの実績のここまで。

さらに、前走で「揉まれ弱さを露呈して負けるには、これ以上ない1枠」と嫌ってしまった次戦だけに、個人的には人気で重視するわけにはいかない今回。

その意味で、できればもう一度内枠に入ってもらって、余計な心配をせずに軽視したいところだが果たして……。

 

そして、シヴァージ

今から流石に馬場が逆戻りすることはないので、間違いなくシヴァージ馬場は整っているはず。

加えて、最近のレースぶり、そして上位に顔を出してくる時のパターンからしても、このローテは魅力。

前走はそもそも、レース的に臨戦過程から狙うべきではなかったシーンだけに、そこで嫌うことができてしかも人気落ちする今回は気にかけておきたいところ。

 

 

 

降水はなさそうな土曜阪神は、今のところは、内を大きく避けるシーン続出で、外圧倒的優勢馬場でも極端な外枠勢は届かない馬場と想定中(もちろん、内枠もマイナス)。

差し狙いなら内外どちらにしても極端な枠は避けねばならずというところだが、一応現段階では◎ケイデンスコール◯ルークズネスト▲シヴァージの3頭に期待したい。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

内を大きく空けて直線を迎えるシーンは、あまり見られず。これなら、多頭数の外差しも大きな距離ロス懸念はせずに狙える。

◎ケイデンスコール◯サウンドキアラに注目。

以下は、人気どころ3歳勢と、調教良好な☆ラヴィングアンサーを警戒。

×シヴァージは、そもそも外ラチまで差し勢が追いやられて届かない展開で中団前から……と一発を期待していた今回だったので、やや見込み違いで。出遅れを願いたくなっているくらい。(12/25 15:10追記)