競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【スワンステークス 2022 予想】追い切り・ラップ適性 & 各馬評価まとめ / 勝つのは次に目もくれずのタイプ⁈

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――やはり、阪神マイル(マイルCS)に向かうタイプではなく、ザ・1400型〜スプリンターに期待したい一戦。

目次

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スワンS 2022 レース概要

 

※今年2022年も、開催日割り変更に伴い、引き続き阪神芝1400mとして行われる。

 

スワンS G2

2022年10月29日 4回阪神8日目

発走時間:15:35

阪神 芝1400m

サラ系3歳以上 オープン

2021年優勝馬:ダノンファンタジー   牝5 1:20.7 川田将雅

 

 

スワンS 2022 枠順

 

 

1 1 ホウオウアマゾン 牡4 デムーロ
1 2 ヴァトレニ セ4 横山和
2 3 ララクリスティーヌ 牝4 菅原明
2 4 ダイアトニック 牡7 岩田康
3 5 キングオブコージ 牡6 浜中
3 6 マテンロウオリオン 牡3 横山典
4 7 ロータスランド 牝5 岩田望
4 8 トゥラヴェスーラ 牡7 鮫島駿
5 9 ケイデンスコール 牡6 北村友
5 10 ベステンダンク 牡10 松若
6 11 ルプリュフォール セ6 武豊
6 12 サブライムアンセム 牝3 福永
7 13 キャプテンドレイク 牡5 藤岡康
7 14 メイショウミモザ 牝5 池添
7 15 ミッキーブリランテ 牡6 和田竜
8 16 レイモンドバローズ 牡4 吉田隼
8 17 スカイグルーヴ 牝5 ルメール
8 18 アイラブテーラー 牝6

 

 

 

スワンS 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

コースは、6割がた平坦戦となる舞台で、残りの半々で瞬発戦、消耗戦が発生する。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.0-12.0-11.9-12.2)が定義

ヴァトレニスカイグルーヴサブライムアンセムあたりが上位。

 

追い切り最終評価順は、ヴァトレニキングオブコージルプリュフォールアイラブテーラーとする。(10/29 6:30追記)

 

 

 

スワンS 2022 過去レース傾向

 

 

傾向考察は、条件変更のため例によって割愛。

ちなみに、阪神1400mと京都1400m戦はラップ傾向的には全く同一といっていい性質があって、その点求められる適性は大きく変わらないか。

 

 

 

スワンS 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ロータスランド / スカイグルーヴ / サブライムアンセム / マテンロウオリオン 他

まず、今年の京都牝馬Sワンツー(ロータスランド、スカイグルーヴ)の2頭が脚力上位で登場し、斤量利と舞台適性加味してそこに加わらんとするサブライムアンセム含め、今年は牝馬のスワンSという見立て。

 

ロータスランドが、現時点G1馬の座に輝いていないのはその京都牝馬Sを勝った後に高松宮記念(2着/重)で走り過ぎてしまい、ヴィクトリアMを自重(スライドして安田記念に回った)せざるを得なかったためだと思っている。

VM当時も書いたが、ソダシ、ソングラインら相手にでも本命を打つと決めていたし、その根拠となった春の京都牝馬S内容が優秀だった。

元瞬発戦型判定としていた馬が、クラスが上がるにつれ今や千四ベスト感と平坦戦寄り適性すら感じさせているのだから、ここは勝負鞍。

ただ決して抜けているというほどではいないので、各種勘案のうえ印は選定するつもりだが、正直乗りへぐり以外では負けてほしくないところ。

当初参戦してくるはずだったグレナディアガーズの回避も、この馬にとってはラッキーではなく、むしろ(オッズの観点から)残念なニュースだと思っている。

 

スカイグルーヴも、マイルG1を念頭に置きつつのここ参戦だろうが、こちらはより瞬発戦適性という観点でこっち(スワンS)を取っておかなければならないというタイプ。

むしろ、ここメイチでいかないと秋を棒に振る危険性も。

その意味でも京都牝馬S当時も敢行していた、栗東滞在策をきちんと今回も打ってくるかに注目していたが……。

1週前には美浦でイクイノックスのパートナーを務めており、「ここ叩き台」と直前輸送で臨んでくるようで、この厩舎だけに俄然危険な人気馬様相となっている印象。

ほか、京都牝馬S(平坦戦)では、それでも11.5 - 11.1 - 10.7 - 12.1と瞬発戦寄りの流れで、当時2キロ差だったロータスランドに対し瞬発力で劣るところを見せての半馬身差敗退であり、相対的に有利になるのは白秋Sのような消耗戦に近い平坦戦で間違いないだろう。

 

サブライムアンセムの2走前・フィリーズレビューも、レース史上最速タイム決着(1400m版として)だったように、時計的にハイレベルかつ締まった好戦(というか、フィリーズRに関しては1400mを通り越してスプリント質丸出しだったが)。

溜め戦になった次戦桜花賞を除けば、それまで絵にかいたような成長を示してきている3歳馬だけに、ひと夏を越してのパフォーマンスに注目必至というところ。

 

ここに、牡馬からはマテンロウオリオンと加わってくると、正直結構お腹いっぱいなところだが、古馬牝馬2頭に比べ、3歳2騎は差し届くかのリスクもはらむ。

そのあたりが嫌われてくれていればいいのだが、それでも3歳売れもあるだろうし、若干薄まる程度が限界か。

 

 

あとは、細かく書いてしまうと“ネタバレ”してしまうので今の時点では詳細は控えるが、ホウオウアマゾントゥラヴェスーラダイアトニックルプリュフォールら4頭が展開ひとつで逆転の余地ありの見立て。で、その中からダイアトニックを狙う予定。

冒頭にもある通り、次100%を目論み出てくるマイラーではないところもいいこの馬。

そして、頭数は揃ったが、何が逃げてもそう前傾プレッシャーが高まりそうにない一戦。

さすがに持久戦にはなるだろうが激流までは見込めないとみて、先に挙げたロータスランドの次に注目したいと思っている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日朝追記内容。

ホウオウアマゾンは、コース形態は合うが、コーナーで一度緩んで隊列が凝縮するようなパターンで、しかも上りが速くなり過ぎないという条件を選ぶ存在。

まず前半から流れる展開で、ということになるがむしろ上りもそこそこ速い持久戦が見込まれ、ここで人気で中心視はないか。鞍上はたしかに怖いが。

 

トゥラヴェスーラは、まず荒れ馬場で、ゴリゴリの消耗戦ラップならというところで、後傾戦になった場合内回り×右回りではさすがに届かないだろう。

強い馬だが、フルゲートであまり激流にならない、というのは最悪で。

 

ルプリュフォールも、力関係的にはほぼ同様で、すでに2走前水準からG3阪急杯なら勝てるレベルにある一頭。

脚質の問題もつきまとうが、逆に多頭数の内回りのここで走ってくるようならさらなる活躍にも期待可能に。

 

そして、ダイアトニックは、直近V時同様に別定56キロで「落とせない」くらいの戦い。

当然この舞台で前傾平坦戦になれば、あとは力関係だけといった印象。

 

割れに割れているオッズだけに、◎ロータスランド からの予定だが、いずれにせよ前を警戒したい。(10/29 6:30追記)

 

 

 

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