競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【札幌2歳ステークス 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 今年ならより際立つ

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――そんな気配で、ドゥーラの初戦ラップも再評価中。

目次

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札幌2歳S 2022 レース概要

 

 

札幌2歳S G3

2022年9月3日 2回札幌7日目

発走時間:15:25

札幌競馬場 芝1800m

サラ系2歳 オープン

2021年優勝馬:ジオグリフ 牡2 1:49.1 C.ルメール

 

 

札幌2歳S 2022 枠順

 

 

1 1 ダイヤモンドハンズ 牡2 福永
2 2 ウェイビー 牝2 鮫島
3 3 シャンドゥレール 牡2 デムーロ
3 4 アースビート 牝2 菱田
4 5 レッドソリッド 牡2 横山
4 6 ブラストウェーブ 牡2 川田
5 7 トーセンウォルト 牡2 横山
5 8 アンテロース 牡2
6 9 フェアエールング 牝2 丹内
6 10 アスクメークシェア 牡2 藤岡
7 11 ビキニボーイ 牡2 浜中
7 12 ドゥーラ 牝2 斎藤
8 13 ドゥアイズ 牝2 吉田
8 14 ジョウショーホープ 牡2 ルメール

 

 

 

札幌2歳S 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

コース的には約半数が平坦戦決着となるセッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の加速が生じないレース(例:12.5-12.1-12.2-12.3)が定義

戦歴僅かのため割愛

 

追い切りからの最終ピックアップは、ブラストウェーブドゥーラダイヤモンドハンズシャンドゥレールの4頭。(9/3 6:00追記)

 

 

 

札幌2歳S 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬が好成績

該当馬➡➡➡なし

 

前走1500m未満、2ヵ月半以上の休養明け、前走新馬・未勝利で5番人気以下だった馬は極めて不振

該当馬➡➡➡ダイヤモンドハンズ

 

前走オープンで1着だった馬は、近年6割ほどの好走率

該当馬➡➡➡なし

 

といった感じ。

 

 

 

札幌2歳S 2022 レース傾向分析&考察

 

 

 

◎ニシノデイジー→◎ブラックホール→◎ソダシと来て4年連続を狙い、『もう第4回ホネSと言っても過言ではないかもしれない(笑)』と調子に乗ったら、◎(ダークエクリプス)除外というオチが用意されていた昨年。

さておき、ここまで“切り口”ハッキリ戦が続いていて好きなレースであることには変わりなし。

 

一昨年回顧編にも記した

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬を狙い撃つべきレース

・ラスト1ハロンで加速した勝ち鞍を持つ馬不在の状況でも、「余力をもって、それ(ラスト1F加速ラップV)に近しい勝利歴(=減速なしラップV、またはラスト0.1秒減速ラップでVなど)を持つ」といったように応用は効く重要ポイント

・近年1番人気馬の凡退(人気以下の着順含む)が目立つ

といった攻略スタンスが奏功しているというのがその主な理由。

 

冒頭の3年連続◎をはじめ、それ以前も17年7番人気3着ダブルシャープ、16年10番人気2着ブラックオニキス / 7番人気3着アドマイヤウイナー、15年8番人気3着クロコスミアと近年の穴馬がことごとく当てはまる条件となっている。

 

このレースに限らず言えることだが、少キャリアの馬たちを評価するうえでこの「ラスト1Fが加速したレースを勝っている」馬、すなわち余力を持って勝ち切ってきた馬(「加速ラップV」該当馬0の19年◎ブラックホールなどは、応用ver.)というのは、その後の上昇幅に賭けてみると結構美味しい思いができたりするポイント。

 

 

 

札幌2歳ステークス 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ビキニボーイ / ドゥアイズ / ドゥーラ 他

ビキニボーイの未勝利Vは、12.0-12.0の減速なし戦。

当時は、かなり時計の掛かる前残り頻発馬場で、タイム、レースぶりともに特に目立つものではなく、文字通り「減速なし」という部分を重視するか否か、その判断に尽きる今回のこの馬といった感じ。

要注意なのは、新馬戦が1分51秒3と当時の馬場換算後でも普通に初戦V水準で駆けられていたあたり。

前走を、あまり鈍化したからこそ勝ち上がれたと、今週もタフ馬場でないと厳しいと見ないほうが良い馬であることは事実。

 

 

アスクメークシェアの初勝利は0.1秒減速ラップでのもの。

多少タフな馬場と言えど大したことのない全体時計だが、ラスト100mはおろかラスト50mあたりからの伸びで着差以上の完勝にしている。

そしてその区間が、12.2 - 12.3のレースラップということであれば脈ありと判断出来る部類か。

 

 

今年は、例年と違ってタフ馬場出現も多かった札幌開催。

それだけに、加速ラップV歴を持つ馬が0の状況にも納得だし、アスクメークシェアの勝利内容は価値が高いとの印象あり(ビキニボーイの前走は、それでもさすがに前半が異様に遅すぎるか)。

 

 

 

ほか、ドゥアイズドゥーラといったところに注目している一戦。

ドゥアイズは前走以上に新馬が価値ある(初戦)水準だったと思っているし、ドゥーラはそのドゥアイズの新馬で目立っていた脚力で前走いきなり重賞でも注目レベルを示してきている。

枠が重要だと思っているのでまだ印は定められないが、こと単に関してはドゥーラの一発に期待している。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

勝ち切れる可能性は低いと思うが後悔したくないので◎はアスクメークシェアに。以下◯ドゥーラ▲ドゥアイズ☆ビキニボーイ△フェアエールングと上位に。(9/3 14:35)