競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 生半可ではない決着で

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――“特殊能力”(11.0が示すような)にとどまらないそのポテンシャルに一票投じたいシーン。

 

目次

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ラジオNIKKEI杯京都2歳S 2023 レース概要

 

 

ラジオNIKKEI杯京都2歳S G3

2023年11月25日 3回京都7日目

発走時間:15:40

京都競馬場 芝2000m

サラ系2歳 オープン

2022年優勝馬:グリューネグリーン 牡2   2:00.5 M.デムーロ

 

 

ラジオNIKKEI杯京都2歳S 2023 枠順

 

 

 

1 1 オールナット 牡2 北村友一
2 2 ルカランフィースト 牡2 松山弘平
3 3 キープカルム 牡2 鮫島克駿
3 4 ダノンデサイル 牡2 横山典弘
4 5 シンエンペラー 牡2 モレイラ
4 6 パワーホール 牡2 横山和生
5 7 ギャンブルルーム 牡2 団野大成
5 8 コスモエスメラルダ 牝2 柴田大知
6 9 ホウオウプロサンゲ 牡2 坂井瑠星
6 10 プレリュードシチー 牡2 幸 英明
7 11 コスモキュランダ 牡2 角田大河
7 12 ディスペランツァ 牡2 デムーロ
8 13 サトノシュトラーセ 牡2 川田将雅
8 14 カズゴルティス 牡2 和田 竜二

 

 

 

ラジオNIKKEI杯京都2歳S 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には瞬発戦:平坦戦がほぼ5分5分のコース。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.6-12.2)が定義

ここもキャリア2~3戦勢による戦いのため割愛。

 

 

追い切りからの最終評価は、ギャンブルルームルカランフィーストに、3番手グループ筆頭にこの中間で上昇の跡がうかがえるカズゴルティスを追加した3頭とする。 (11/25 10:50追記)

 

 

 

京都2歳S 2023 過去レース傾向

 

 

4年ぶりに京都開催で行われる。19年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

 

前走上がり3位以内は必須レベル

該当馬➡➡➡カズゴルティスは傾向からはズレる

 

ノーザンファーム生産馬が強い一戦

該当馬➡➡➡カズゴルティス、ギャンブルルーム、ホウオウプロサンゲ

 

札幌、函館、京都のいずれかでデビュー組が好走例多い

該当馬➡➡➡オールナット、キープカルム、パワーホール、プレリュードシチー

 

といった感じ。

 

 

 

京都2歳S 2023 レース傾向分析&考察

 

 

14年から重賞格上げとなったこのレースだが、ほんの僅かにレベルが上昇した程度でそれ以前のOP時代から大きく変わっておらず、年によってはエピファネイア、ヴィクトワールピサ等OP時代の優勝馬のほうが上を行っているくらいというのが実態。 

そのレースレベルが上がらない大きな理由の一つとして、よほどのことがない限り「小頭数、未勝利戦より緩いペースからのなだれ込み、抜けた馬以外は差し苦戦」のレースに間違いなくなる点が挙げられる。

平坦の京都という点もそれに拍車をかけ、故に「加速ラップ好走馬」が狙い目となる。

 

ノーザンF生産馬が強いレースでもあり、重賞格上げ以降非ノーザンF生産で京都施行のこのレースを勝ったのは16年のカデナのみ。

血統、キャラ、そしてその後の動向からみても、重厚、悪くいえば鈍重すぎて出世しづらいイメージすら漂わすG3京都2歳Sだが、その実やはり天下のノーザンFが君臨するという構図で、このあたりは馬の特性をとらえた上での使い分け策の奏功×この時期特有の外国人騎手確保などが相まってのものだろう。

勝ち馬のみならず、好走馬に目を向けても社台グループを含むノーザンF系で大半を占めているというのがこのレース。

 

また、この時期の2歳重賞ということで、デビュー時期的にも、1勝を平坦コースの新馬戦で上げてここで重賞戦線に載せてくるというローテーション的意味合いからも、「京都デビュー組や夏の札幌・函館の平坦3場デビュー馬」も良い。

京都・札幌・函館の3場でデビューした馬の好走率は、京都開催の近16回(OP時代を含む)で5割近い状況となっている。

 

 

 

京都2歳S 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

シンエンペラー / ルカランフィースト / ギャンブルルーム 他

頭数も近年の淀版京都2歳Sとしては最多頭数となり、メンバー的にも近年にないハイレベル戦になる可能性も十分。

決着ラインが近年の比ではないところまで上がる、要は“生半可ではない”戦をイメージしておく。

 

主軸に据えるは、シンエンペラールカランフィーストの2頭。

いずれも、前走で「重賞級」の3文字を浮かべた馬で、ともに終い11.0を府中1800m戦でマークしてここを迎える。

シンエンペラーは、そのラスト1Fをひと鞭入った程度でまだまだ余力たっぷりにマークしており、対するルカランフィーストは(前半のラップが違うとはいえ)レース上り3F&自身上り3Fともに数値だけならシンエンペラーを上回るものをマーク。

さすがに、人気順の通りシンエンペラーのほうが若干上の初陣内容だったとは思うが、2戦目でコーナー4つの内回り戦替わりということで、その序列についても大いに吟味して見たいと思うところ。

これが今年そのハイレベル決着になっての「上」キャラ候補だが、2頭が内回りなど初物を苦にするような場合にはギャンブルルームに期待したい。

そもそも前走よく崩れなかった力量上位の存在だし、ノーザンFがムーア騎手を指名してきていた(→最終的には団野騎手へと替わったが)ところからも怖い一頭。

 

カズゴルティスが穴候補。

前走水準から次戦注目としていた馬で、臆することなく狙う予定。

と言っても、まだ「1勝クラス即V級」判定での注目馬。

上記の通り今年はハイレベル決着も見込まれることから、本命には出来ないところだが。

それでも、まだまだ前走時点では緩かったはずで、この馬には想定を超える大幅上積みというのに一縷の望み(逆転まで)を賭けられてもいい。

 

 

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