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――(本編でも触れている「前走千四~千六上り1位馬の比率」の過去2年との対比のことなんですが、)近似の3年前も人気のほうの該当馬が勝っているわけで。
目次
- 新潟2歳S 2021 レース概要
- 新潟2歳S 2021 枠順
- 新潟2歳S 2021 ラップ適性・追い切り
- 新潟2歳S 2021 過去レース傾向
- 新潟2歳S 2021 レース傾向分析&考察
- 新潟2歳S 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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新潟2歳S 2021 レース概要
新潟2歳ステークス G3
2021年8月29日 4回新潟6日目
発走時間:15:45
新潟 芝1600m
サラ系2歳 オープン
2020年優勝馬:ショックアクション 牡2 1:34.6 戸崎圭太
新潟2歳S 2021 枠順
新潟2歳S 2021 ラップ適性・追い切り
コース的に9割が瞬発戦 ※ ラップの特化舞台。
※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.6-11.8-12.2)が定義
ど瞬発レースになることも多いゆえ、「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」で順位づけすると、アライバル(▲1.3秒)、キミワクイーン(▲1.3秒)、タガノフィナーレ(▲1.2秒)、オタルエバー(▲0.9秒)あたりが上位に。
追い切りからは、オタルエバー、スタニングローズ、タガノフィナーレの3強といったところに、差なくアライバルが続く感じ。
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新潟2歳S 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※「前走芝1400~1600m戦で上り最速」だった馬が近18年中15年で勝っているレース
該当馬➡➡➡クラウンドマジック、スタニングローズ
※特に、ラスト4→3F目,3→2F目区間などに1.0秒以上の急加速が入るような極度の瞬発戦レースを、後方から上り最速で勝ち切っているような馬が強い
該当馬➡➡➡該当なし
※一方、前走上り2位以下というだけで、基本的にこのレースの適性に合わない
該当馬➡➡➡アライバル、ウインピクシス、オタルエバー、キミワクイーン、クレイドル、コムストックロード、セリフォス、タガノフィナーレ
といった感じ。
新潟2歳S 2021 レース傾向分析&考察
1つ目の傾向の通り、とにかく「上り最速」がキーワードの重賞で、勝ち切るには瞬発力が不可欠といっていいくらいの結果となっている。
特に狙い目なのは、12.4 - 11.1 - 10.7 - 10.9などのような1秒以上の区間加速を伴う超瞬発戦を、上り最速で差し切っている馬で、このレースを戦う上で大きな武器となる印象。
18~19年は1番人気といえど該当するケイデンスコール、ウーマンズハートがV(ちなみに、上記具体例ラップの12.4 - 11.1・・・は、ウーマンズハートのデビュー戦V時のもの)。該当馬のレース適性はやはり高いといえる。
ちなみに、「前走上り2位以下」つまりは「前走上り最速をマークできなかった」馬というだけで、過去10年(1-3-5-73)単回8複回34とひと括りポイっ、な状況となっていて、改めてその“格差”たるや半端ない重賞といえる。
あとは距離延長組で人気に推された組はかなりの好パフォーマンスで、距離延長×当日単勝4倍未満だと、近19年集計ベース(5-2-2-1)単回複回ともプラスとなっている。
新潟2歳S 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎スタニングローズ
前走1400m~1600m上り最速組が極端に少なく、このレースで鬼門の上り2位以下だった馬たちが人気を集めるというのが今年のメンバーの特色(タイトルに示した通りの部分)。
「(前走渋ったし)良ならもっと斬れる」「(あの上り1位馬は)強かった」など、馬場や相手関係に答えを求められる部分でもあり、様々な解釈が可能ではあるところだが、要は今年は上り3Fでそんなに抜けた馬はいない、そういうことにして“前固め”に走ることにする。
先週前残り多発の今の新潟芝の状態で、後ろからヨーイドンでは(隠れ“超斬れ者”タイプも)前を捕まえきれないという目論見も込みで。
本命には◎スタニングローズを推す。前走は、高速馬場で前半から流れた中でも平凡な決着時計での勝利。
ただ、そもそも初戦もそうだが、力みながらなだめてそのくらいのペースで好位に収まる(好位を取りにいく、ではなく、収まって好位)こと自体が、狙いになると思っての指名なので、走破時計や指数面はあまり気にしていない。
この厩舎で、ここで牡馬重賞に使ってくるというあたりにも興味あり。
前走でもまだ若干馬体には余裕が感じられた中で、この中間明らかに調教強度も上げてきて、しかも馬はそれに応えてかなりの上昇を示している印象。
◯セリフォス / ☆タガノフィナーレ / ◆クラウンドマジック 他
◯セリフォスの前走は比較的時計の出る馬場状態だったとはいえ、2歳新馬の水準時計を軽々上回った印象で好内容。
2着に下したベルクレスタが次戦即完勝を決めたのもある意味頷ける部分。
この枠を引いて、この鞍上だし中途半端な競馬というのは無くなっただろうし、◎、▲オタルエバー、☆タガノフィナーレあたりとの行った行ったに期待。
▲オタルエバーの初戦は、レコードも2鞍記録されるような高速馬場でのもので、時計的には過大評価禁物。平均的な同条件の2歳新馬戦とみるべき。
ただ、(今回は騒がれすぎている派ではあるが、)調教は流石なところがあって無下にはできない。
☆タガノフィナーレの前走は、ただのスローの前残りなのだが、マイル参戦に向けてはそのほうが良いともとれる。
ある程度の瞬発力を示した中での、まずまずの後半ラップ水準でもあり、こちらもこの中間もよく動いている。
これらに、割って入ることが出来ればの◆クラウンドマジックまでの想定。
休み明けでの重賞挑戦となる非ノーザン生産馬だが人気も薄そうで、◎ら上位評価勢が楽できずもつれる展開なら。
当日差し馬場色が濃くなった場合の要員という意味でも目印として回しておく。
極端に少頭立てでもなく、馬格もある馬の前走上り1位マークには少し敬意を表して。