競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【京王杯2歳ステークス 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 「波に乗り切れない」ことを見越して

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目次

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京王杯2歳S 2021 レース概要

 

 

京王杯2歳S G2

2021年11月6日 5回東京1日目

発走時間:15:35(予定)

東京 芝1400m

サラ系2歳 オープン

2020年優勝馬:モントライゼ 牡2 1:21.8 C.ルメール

 

 

京王杯2歳ステークス 2021 枠順

 

 

1 1 スズカコテキタイ 牡2 岩部
2 2 テーオースパロー 牡2 岩田
3 3 キングエルメス 牡2 坂井
3 4 ファンデル 牝2 大野
4 5 ベルウッドブラボー 牡2 丸山
4 6 セルバーグ 牡2 和田
5 7 アポロルタ 牝2 吉田
5 8 トウシンマカオ 牡2 戸崎
6 9 レッツリブオン 牡2 杉原
6 10 コラリン 牝2 ルメール
7 11 ラブリイユアアイズ 牝2 団野
7 12 ジャスパークローネ 牡2 デムーロ
8 13 ヴィアドロローサ 牡2 横山
8 14 シゲルファンノユメ 牡2 三浦

 

 

京王杯2歳S 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦 ※ 発生率が7割近いセッティング。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.7-11.3-12.2)が定義

例によって、戦歴が多くない面々のためここまでの実績比率よりも、連対時の急加速度合いで判断すると、トウシンマカオ(▲1.3秒)、レッツリブオン(▲1.3秒)、ベルウッドブラボー(▲0.7秒)が上位。

 

追い切り評価は、シゲルファンノユメテーオースパローベルウッドブラボーに、トウシンマカオを追加した4頭上位との最終判定に。(11/6 7:10追記)

 

 

 

京王杯2歳S 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

先行馬によるレースになることが多く、人気馬以外で後方待機濃厚な馬はほとんど好走できていない重賞

該当馬➡➡➡先行勢は、キングエルメス、ジャスパークローネ、ベルウッドブラボー、ラブリイユアアイズあたりか

 

「前走芝の特別競走に出走」かつ「前2走いずれも4角5番手以内だった牡馬」はかなり好相性

該当馬➡➡➡ジャスパークローネ、ベルウッドブラボー、ヴィアドロローサ

 

前走重賞3着以内またはオープン勝ち馬以外では、「10月に使われていた組」が優勢

該当馬➡➡➡今年は、コラリン、ベルウッドブラボー、ラブリイユアアイズ、ヴィアドロローサの実績馬を除くと、ジャスパークローネ、スズカコテキタイ、セルバーグ、テーオースパロー、ファンデル、レッツリブオン

 

 

京王杯2歳S 2021 レース傾向分析&考察

 

 

 

ラップ的には、ほぼ毎年瞬発戦、それもかなりの急加速(12.6 - 11.4 - 10.8 - 11.3のように)を入れての瞬発戦ラップになる2歳重賞。

1400m戦だからといって平坦戦寄りのペースになるかと思いきや、そうではないというのがこのレース像で、例えば前週の牝馬マイルG3アルテミスSの前半3Fなんかよりもよっぽどこちらのほうが遅かったりする。

そのため、先行馬によるレースになりやすく、実力が抜けていない限りは前半分にいないと厳しいことが多い。

 

他では、前走で特別戦以上を使われ近2走で先行できるセンスを続けてしっかりとアピールしている牡馬や、前走重賞3着以内またはオープンVで臨んでくる馬が良く、一方で、前走重賞3着内orオープン勝ち以外勢では10月以降に使われていない組は苦戦傾向にある。

 

あとは、関西馬も要注目で、少なくとも手元の資料では近15年連続で馬券内に来ていて、ここ3年連続でワンツーを果たしている。

この時期に長距離輸送を経て出走してくる馬(特に、同じ週にファンタジーSが組まれている牝馬)は、有力という印象があるレース。

 

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京王杯2歳ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ベルウッドブラボー / ラブリイユアアイズ / ヴィアドロローサ / コラリン / テーオースパロー 他

例年の傾向から、関西からの長距離輸送を経て出走してくる組で、前走で特別競走を経験している先行タイプを重視。

今年はジャスパークローネとファンデルの2頭が該当するが、残念ながらこの2頭いずれもが瞬発戦の経験すらない困った状況に。

それでも、先週のアルテミスSのように平坦戦になる、と見立ててこの2頭から絞り込もうかとも少し考えなくもないが、そもそも「前週の牝馬マイルG3アルテミスSの前半3Fなんかよりもよっぽどこちらのほうが遅かったりする」と序盤に言ってしまっているレースである。

「ナンセンスな閃きなら、当日直前にでもとっておけ」ってことで、その他を若干許容して瞬発戦経験はマストでいく。

テーオースパロー(先行タイプではない)、ベルウッドブラボー(関東馬)、ラブリイユアアイズ(関東馬)、ヴィアドロローサ(関東馬)の4頭の前走オープン組に目を向けることに。

 

テーオースパローに関しては、前走でジャスパークローネを敗っているわけで、“論法的”には良いが......。

その前走があまりにも時計を要した一戦で、前半スローのぶんだけならまだしもそれでいて上りも微妙な数値だけに、ちょっと推しづらい。

 

ベルウッドブラボーの前走は、圧倒的前有利な展開とはいえ12.1 - 11.8 - 11.1 - 11.0を差し切ってのもので、ラスト2つのレースラップの通り、まだまだ活躍を見込める好内容。

そのダリア賞当日の馬場は速かったが、それでもこの前半を考慮して(差し引いて)、後半2F22.1秒は0.3秒程度2歳OP水準を上回った印象。

当時2着のコムストックロードが、次戦新潟2歳Sで下位人気を覆して4着したのも頷けるところ。

 

ラブリイユアアイズの前走は決して顕著な高速馬場ではない札幌記念当日の札幌競馬場で、1分29秒1の勝ち時計は立派なもの。

近年のどのクローバー賞ウィナーよりもハイレベル駆けをしていると思う。

先行力に長けたタイプで、初の洋芝以外、でロゴタイプ産駒とくれば、この府中瞬発戦替わり(想定)で、飛ぶ時は派手に飛びそうでもあるところだが......。

 

ヴィアドロローサは、前走は時計的にはそんなに目立つものでなし。

距離がまだ伸びて良さそうなところだけは今回に向けて光明で、あとは横山武史騎手を確保できたことが大きい。

 

 

これらに加え、昨年も「ここは結構マジで狙ってくるな」と記したノーザンF生産のコラリンあたりは警戒すべきか。

ただ、繰り返すが関西馬優勢のこのレースで、関東馬のノーザンF生産ということで、頭という意味では隙もありな印象。

この馬がタワーオブロンドン級かそれ以上というのなら話は別だが、当時のタワーオブロンドンでも1400m経験と瞬発戦ラップ連対歴があったわけで。

 

あとは、昨今の関西馬活躍傾向を重視して、キングエルメスに既出ジャスパークローネファンデル

 

 

というわけで、2週連続のM.デムーロ旋風に…...あ、違った丸山騎手か(余談だが、こういうところで乗り替わってしまい波に乗り切れないあたりが今のM.デムーロな気がしてならないところも)、に期待して◎ベルウッドブラボー。次点に◯ラブリイユアアイズと、この2頭を中心視。

いずれも関東馬だが、今年はノーザンF×関西馬でここでも上位人気必至級がいない京王杯2歳Sで、結構アリな作戦とみているが果たして!?

 

 

↓↓↓以下、金曜夜追記。

この枠なら、ということで明日土曜が前優勢の好状態馬場前提で、この馬↓を▲に格上げ。

 

▲キングエルメスは、前走は力を全く発揮できずの5着で、能力的には通用あっていい存在。

初戦がこの馬の本来の姿で、当時の馬場で2歳新馬1分9秒2Vは優秀(特に後半3F34.3秒)で、その中をラスト100mは緩めてほぼ楽走で2馬身差をつけてみせたのだから素質は高い。

継続騎乗の鞍上も、今回は何としてもこの馬の形でとの思いは強いだろうし、積極策とリングハミ替え効果で一発を。(11/5 21:45追記)