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――いろいろ、若手起用やらテン乗りやらありますし、「10年に2度」くらい先週を思えば何てことないさということで。
目次
- アルゼンチン共和国杯 2021 レース概要
- アルゼンチン共和国杯 2021 枠順
- アルゼンチン共和国杯 2021 ラップ適性・追い切り
- アルゼンチン共和国杯 2021 過去レース傾向
- アルゼンチン共和国杯 2021 レース傾向分析&考察
- アルゼンチン共和国杯 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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アルゼンチン共和国杯 2021 レース概要
アルゼンチン共和国杯 G2
2021年11月7日 5回東京2日目
発走時間:15:35(予定)
東京 芝2500m
サラ系3歳以上オープン
2020年優勝馬:オーソリティ 牡3 2:31.6 C.ルメール
アルゼンチン共和国杯 2021 枠順
アルゼンチン共和国杯 2021 ラップ適性・追い切り
7割瞬発戦 ※ 、残りの3割が平坦戦という瞬発戦条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.7-11.3-12.2)が定義
ロードマイウェイ、アンティシペイト、サトノソルタスあたりが上位。
追い切り評価については、調教編既出のフライライクバード、マイネルウィルトス、ボスジラの順変わらず。加えるならこれに、アンティシペイトが続くという構図。(11/7 8:10追記)
アルゼンチン共和国杯 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※前々走までに条件戦で連対していた馬の好走も多く見られるレース
該当馬➡➡➡アイアンバローズ、アンティシペイト、フライライクバード
※キャリアの浅い3〜4歳馬は好相性
該当馬➡➡➡アイアンバローズ、アンティシペイト、オーソリティ、フライライクバード、レクセランス
※このレースと同コース(東京2500m)での勝ち鞍がなく、前走10着以下だった馬は近15年以上好走例0
該当馬➡➡➡アイアンバローズ
といった感じ。
アルゼンチン共和国杯 2021 レース傾向分析&考察
「100m違うだけとはいえ~」「2度の坂越えで~」と、2400m戦との対比が強調され、その特殊性が毎回アピールされる府中2500mで行われるこのアルゼンチン共和国杯だが、レースラップ傾向的にいえばそんなに大きな差はない。
どちらも大方=7〜8割瞬発戦になるよ、という感じでほぼ変わらず。
むしろ、同舞台の目黒記念とのコントラストに注目していたりする。簡単に書いてしまうと、持久質の目黒記念に対し、瞬発質のア共杯という位置づけ。
傾向面の特徴としては、「少キャリア」「3〜4歳馬」「近走で条件戦を連対」など、“上がり馬”のレースという点も挙げられる。
そして、ここを制した4歳馬が後にG1を制するまで飛躍したりといった例もあり、そういう意味では“天高く馬肥ゆる秋”のイメージに当てはまる馬探しと言っていいかもしれないレース。
ただし、そこはハンデ戦。18年のマコトガラハッドを筆頭に、「(申し訳ないが)そうじゃない」感満載の格下馬も突っ込んできたりすることもあって、非常に掴み所がない側面も持ち合わせる。
その他、“消し”傾向としては、「関東馬の人気薄」「前走でG3以下で1.0秒以上負け」「前走G1以外で6番人気以下かつ5着以下」あたりが挙げられる。
アルゼンチン共和国杯 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
◎アイアンバローズ / ◯フライライクバード / ▲アンティシペイト / ☆オーソリティ / △アイスバブル / △ディアマンミノル
今年は(穴と呼べるかはどうかも)ちょっと楽しみな馬が一頭。前走大敗の◎アイアンバローズ。
その前走は、お世辞にもハイレベルとは言い難い持久質決着となっていて、仮に好走していたとしてもあまりここに向けては評価し難いレース。
むしろ力を発揮できていない組のほうが飛躍への期待がかかるくらいの一戦で、その点大きな不利のあったこの馬はうってつけの存在である。
明白な敗因あってのものかつ府中二五未経験という状況から傾向面については例外視。
以外では、このレースの好走馬像にもシックリくるし、叩き2戦目での上昇にも期待。
あとは、瞬発戦ラップではなく、平坦戦ラップで実績をあげてきているここまでだけに、(本当はおそらく)目黒記念>ア共杯質というところを露呈しなければというところ。
逃げ馬どころか、先行勢の隊列も読みづらいくらいの今回のメンバー構成で、逆に皆が色気をもって早めスパートの展開になれば。
◎がここ10年で2度しかない、平坦戦ラップ決着を見越しての狙いということで、平坦戦で3勝の◯フライライクバードを2番手評価。
平坦戦型で、2200mにアジャストし過ぎているように映る戦歴は少し気になるところだが。
▲アンティシペイト、☆オーソリティもそれぞれ平坦戦での好パフォーマンスもあって有力。
△アイスバブル、△ディアマンミノルは、そのレースとしてのイレギュラー決着=平坦戦想定ならチャンスあり。
△アイスバブルは(鞍上の差ももちろんあるが)平坦戦の’20目黒記念を好走し瞬発戦の’21目黒記念で敗れている通り、◎との親和性は十分。
そして、△ディアマンミノルも上りが掛かってくれたほうがいいという点で、“目黒記念質”追いの今回は警戒しておきたい。
よほどの差し馬場になってくれないと突き抜けまでは厳しいかもしれないが、54キロであれば2~3着は展開ひとつで。
こっちもほぼ水曜夜時点執筆内容で、あとは当日状況を見てという感じだが、とりあえず「目黒記念のデフォルトっぽい展開でも、そこはア共杯らしく若駒に活躍を」のイメージで。それでは、また当日にでも!
↓↓↓以下、当日午後追記。
土曜は、あくまで内前優勢が続き、通年平均比-0.5秒~-1.0秒/1000m近辺ゾーンの馬場。
今日は、午後は少頭立てばかりであまりアテにならないが、基本的に前日と変わらずでいいだろう。
前優勢な中での、このレースとしては非主流決着の平坦戦を味方につけられる組として、週半ば◎◯には一目を置きつつ、▲ゴースト、☆オウケンムーンに白羽の矢。
ともに小細工なしに、2番手マストの積極策で行ってもらいたい。
印の序列的には△に下げとなってしまうアンティシペイト(当初▲)も、この鞍上で大外枠で、まず2列目以内を確保してくるとみるので変わらず有力視。
顕著なサウスポーの△サトノソルタスも、前走内容も悪くなく、当然このイン前情勢でチャンスありとみるが、前走も記したように今回は「人気してポカ」の番があくまで主軸。
また、想定が逆張りの平坦戦なので、そうなると3着以上は瞬発型のこの馬には厳しいはずで。
昨年は、前日土曜からして(京王杯2歳Sなど)明らかに内が痛んでいた中でのレースとなったアルゼンチン共和国杯。その中で大外18番枠で内を避けて運ぶことができた△オーソリティ(当初☆)は、今年真逆といっていい馬場状態でどうか。(11/7 14:50追記)