競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【新潟記念 2019 レース結果・回顧】瞬発戦をしたのはあの馬だけで、もしかしてレースは……

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――まあ、悪あがきですよ。
でもねぇ、そうじゃないと、瞬発馬が壊滅的過ぎるんですよ、このレース。
 
目次

 

9/1(日) 新潟競馬の追いきり・前走レースメモ

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新潟記念2019 予想

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新潟記念2019 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ユーキャンスマイル  1.57.5 33.6
2 ジナンボー  1.57.5  33.9
3 カデナ  1.57.8 33.6
4 ブラックスピネル  1.57.9 34.8
5 フランツ  1.58.0 34.1

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 新潟記念2019 

 
9/1新潟記念  ×不的中
 
レース全体の振り返り
  
このレースとしては、ちょうど平均的なペース、ラップで流れ、前半1000m58秒6、上がり3F34.4秒、1分57秒5決着という内容
 
 
4コーナーにかけて多少緩み12.0 - 11.3 - 11.1 - 12.0の瞬発戦とはなったものの、バックストレッチと直線のラップとしてはなかなか速く、比較的締まった展開となった
 
 
コーナーでひと呼吸入れて逃げたブラックスピネルが4着に粘り込んだとはいえ、1〜6着までが上がり3番目以内(タイ含まずのカウント)の脚を使って上位確保
 
 
ポッカリ空いた内を通した勝ち馬ユーキャンスマイル、早め先頭で長く脚を使って粘ったジナンボー、最後方大外から上がり最速で追い込んだカデナと、各馬一見バラバラな競馬での好走だが、自身の状態の良さと他馬の不発(不利、状態面etc)を表した結果とみる
 
 
そして、もうひとつはスタミナと距離適性がカギとなった印象で、「1800m前後で……」ではなく「軽い2000m戦ではちょっと足りないかも」くらいのキャラ向きの一戦となった印象
 

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新潟記念 2019 予想と結果  

 

予想➡➡➡◎カヴァル

結果➡➡➡11

直線序盤では非常に良い手応えで伸び始めていたが、内に寄ってきたダイワキャグニーの影響で狭くなって進路が塞がってしまう。

その後も立て直して、そこから何頭かは交わしてきたのだが、11着まで。

ただ、上がり32秒台後半〜33秒台前半で勝ち切ってきているこの馬にとっては、どちらにせよ今日のレース上がり34秒4のレースでは少し厳しかったかもしれない。

 

 

予想➡➡➡◯ブラックスピネル

結果➡➡➡4着

逃げて見せ場たっぷりだったが、残り50mで完全に脚が上がり、外から来たカデナに交わされ4着。

57キロを背負ってこれだけやれれば上々で、多頭数ではどうしても1ハロン長い感じになってしまうが、いつ穴を空けてもおかしくないレースぶりが続く。

 

 

 

予想➡➡➡▲サトノキングダム

結果➡➡➡13

最内枠で、枠なりに内目を好位から直線で追い出されると、ブラックスピネルに迫ろうかというシーンを作るも、残り1Fでは完全に脚が上がりブレーキ。

1600m〜1800mでのパフォーマンスが高いこの馬にとっては、スタミナ面で最後に息切れしてしまった印象。

中間の調整内容から、状態面は悪くなかったと思われる。

ちなみに、◎がゴール手前で最後に交わしたのがこの▲サトノあたりの横一線での争い。

 

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以下、勝ち馬×ユーキャンスマイルはよく追い込んだが内を突いてのもので、調教も非常によく動いていた今回だったので好調要因も大きく、それならジナンボー。

調教も平凡、前走もレベル的には微妙な内容だったところからのこの新潟記念で、単に前々でハンデ戦の最後接戦を粘り通しての2着なら分かるが、ユーキャンスマイルとともに完全に抜け出して3着以下を2馬身以上離してのものだけに立派。

54キロとはいえ、ユーキャンスマイルも含めこの2頭は近年の新潟記念としてはかなりハイレベルで、キャリア7戦目・初重賞挑戦ということも加味すると、こちらのこの先の上昇度にも少し楽しみなものが出てきた。

この競馬なら緩みすぎるよりは締まったペースで、そしてユーキャンスマイルは当然だが、いずれも距離延長が向きそう。


3着×カデナも、好調がひとつの好走要因だが、最後にブラックスピネルを交わすところまで伸びてきたことには参った。

適性的には、この瞬発戦では今はキレ負けすると思ったのだが……。

それでも、この馬が上がり最速で差してきたのは、レース全体として字面のラップ以上に締まって持久力を求められた展開だったからこそ、と判断している。

 

 

1番人気レイエンダ(10着)は、前走をみても少しソフトな馬場のほうがやはり良さそうで、良の新潟で57キロだとまあこんなものだろうという印象も否めず。

鞍上は「力を出し切れなかった」を強調していたが、そこまで大きく出し切れずにパフォーマンスを下げたとは、個人的にはみていない。

 

 

 

良でより「瞬発戦色が色濃くなった!」とみて、瞬発タイプを厚めに攻めたら、瞬発戦ラップなのに実は持久力を求められるハイレベルな戦いとなった印象の今年の新潟記念。

 

カデナのところでも書いたその“瞬発戦ラップなのに実は持久力を求められる”部分については、上記「」がポイントとみている。

レースをよく見ると、逃げたブラックスピネルが後続を引きつけたラスト4F→3F地点で後続は脚を使って差を詰めていて、そこから直線に入って逆にほとんどの馬が再び突き放される格好。

逃げたブラックスピネルが計時したレースラップよりも、その他の馬(特に後方の馬ほど)のゴールにかけての4F12.0→3F11.3→2F11.1→1F12.0の「4F」目で脚を使って、「3F」目はむしろ突き離されていて、より逃げ馬以外に関しては持久戦ラップ傾向が強まっていたという印象。

 

……と、悔しいから、あまりにも解せないから、さらに考察してみたりしたのだが。

いつになく、1頭1頭の個別ラップ(推測)なんかを持ち出したりなんかして。

眉唾かな(笑)

けど、まあ時としてその眉唾もタメになると信じているから、ホネ個人としてはいいのである。

 

 

そして……

※軸は3~4枠からが鉄則とも言うべきレースで、近10年の複勝率は3枠38.9%/4枠31.6%。複回値は3枠207/4枠201と、いずれも1位、2位の成績 

該当馬➡➡➡ジナンボー、カデナ、ユーキャンスマイル、クリンチャー

 

※ハンデ戦で斤量増馬には注目だが、前走2~5着で斤量増は高好走率なのだが、それ以外つまり前走1着と6着以外で前走以上に斤量を課された馬というのは心許ない成績となっている

該当馬➡➡➡カデナ(前2着1キロ増)

 

見事にその「ラップ適性」以外の上記2つのレース傾向」で決まるという……。

今振り返っても、この4頭にはそそられないんだから、どうしようもないのですが(笑)

何も考えずに、3連複4頭ボックスで212倍か。。。はぁ。

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