競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アーリントンカップ 2022 レース回顧・結果】好時計、好ラップで文句なし

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アーリントンC 2022 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ダノンスコーピオン 1:32.7 33.6
 2 タイセイディバイン 1:32.8 33.9
 3 キングエルメス 1:32.9 34.1
 4 ジュンブロッサム 1:32.9 33.3
 5 ディオ 1:33.2 34.0

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 アーリントンC 2022

 
4/16 アーリントンC ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
1000mあたり通年平均比-0.5秒までの中速馬場で、イン圧倒的
 
ただし、この日は芝のレースでももうもうと砂煙が舞うほど風が強い時間帯もあり、時計面に影響も

前半3F34.3秒、上り34.2秒の後傾ラップ、12.2 - 11.3 - 11.1 - 11.8の瞬発戦、1分32秒7のレースレコードのどれをとっても、超高速馬場ではない中で額面として極めて優秀

5~6着あたりでも、十分NHKマイルCを勝ってきても不思議ない時計面のハイレベル戦
 
 
 
 

アーリントンC 2022  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

メイケイバートン

予想➡➡➡

結果➡➡➡16着

2番手から直線に入るところでは一瞬なかなかの手応えを見せていたものの、序盤に頭を上げてかなり力んでいたことからも失速大敗。

ハミをジェーンビットに変更した効果にも期待したが。

 

 

ダノンスコーピオン

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

やっと、この馬の上り3Fトータルスピードをフルに発揮できた今回。

同時に、朝日杯FSでの1分33秒7がこの馬にとって出し切れていなかったことが証明されたという勝利内容。

やはり当時は騎乗ミス、そしてマイルでフルスロットル&時計勝負なら当時の勝ち馬ドウデュースには負けていてはいけない馬かなと思う。

そのくらい、この日のパフォーマンスは優秀。NHKマイルC堂々の主役は確定的。そして、陣営曰くはこの日で7~8割程度のデキとのこと。

 

 

タイセイディバイン / △キングエルメス / △ディオ / ▲トゥードジボン / ウナギノボリ 他

2着タイセイディバインは、普通の年なら勝ち馬の水準で駆けていて非常に立派。

前走初千四での超スプリント展開でのドはまり追い込みから、距離延長で疑った今回だったが、この阪神マイルでの瞬発戦でもこれだけのパフォーマンスを見せるのだからもう実力と認めざるを得ない。

ライバルの蠍は相当強いが、この馬も3歳マイル王の資格は十分に備えている。

 

 

3着△キングエルメスも、馬体こそ大幅増の前走から減っていたものの先を見据えた骨折休養明けでよくやっている。

加えて、向こう正面ではバランスを崩したり折り合いを欠くなどのシーンも見られスムーズではなかった。

そんな中でも、マイルで前に壁を作っても大崩れしなかったことは、実力を証明している。

 

 

露骨にマイルではない感を出してしまったが、それでもやはり脚力は証明した走りだった印象の×ジュンブロッサム(4着)も強い内容。

もしかしたら、G1でダノンスコーピオンを逆転できるのは今日の組ではこの馬だけかもしれないと思えるほど。

 

 

ほか、△ディオ(5着)は▲トゥードジボン(6着)に寄られるなど内でスムーズではなかったし、真っ直ぐ走れずの後者も自らのパフォーマンスも下げてしまっていたか。

 

☆アスクコンナモンダは、3コーナーから不利が続き恵まれず。

この日はあそこで終わってしまった感が強く、度外視したい。 ☆次走注目馬☆

 

そしてもう一頭、どれだけ詰まれば気が済むのかというほど、馬群で地味に超不運続きでレースを終えたウナギノボリも注目しておきたい。

本来、もうあと2~3着くらい上で入線できてよかったはずで。 ☆次走注目馬☆