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――今年の3歳牝馬戦線は、まあなんとも地味なパフォーマンス続きで・・・。
目次
レース回顧 オーシャンステークス 2022
レース回顧 弥生賞ディープインパクト記念 2022
チューリップ賞 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 チューリップ賞 2022
レース全体のふり返り
チューリップ賞 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ステルナティーア
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡11着
後方から大外に持ち出してさあここからと期待したが、伸びず。
たしかに、レースもそして今の阪神芝も内を通ってナンボだったが、それにしても不発が過ぎる。
前が急に進路を遮ってきた、前傾ラップだったなどもあるのかもだが、もともと燃えすぎる気性面が気になっていた馬だけにそのあたりが悪さをしたか。
いずれにしても、今回はこの馬の素質は発揮できず。
ナミュール
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
直線囲まれて、外に切り替えて追い出して完勝。
鞍上も言っていた通り、馬の力だけで勝ち切ったようなもので、さすがに強かった。1分33秒2は、この日の馬場では全くと言っていいほど褒められたものではないが、スムーズではなかったのだからまあ“のりしろ”部分に期待としておきたい。
それでも、桜花賞で本命視するには、ここをこの見た目で(その実、平凡時計で)勝ち切ったことで、見合わなくなったことこの上ないと思うが。
ウォーターナビレラ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡5着
あからさま過ぎて、かつそれが失敗に繋がったので、レース後に武豊騎手が明解解答をよこした、まずそういうことだと思っている。「新しいレース」という部分。
豊さんにしては、ずいぶんと思い切った「試走」戦にしてきたなという点に驚きで、この馬にしては舐められた人気だったとはいえ、正直「おいおい、そんなあからさまなことして良いのかよ」と思ってしまった。
それだけ、“次”を獲ることだけを考えている、ということと、個人的にも感じていた「外回りコース」への課題を陣営も気にしていたことからきた“試験”ということだったのかもしれないが。
今回の、武幸四郎調教師の戦前談話といい、そうとしか思えない全般トーンでもあった。
さらに、直線半ばまでかなり詰まって、遅れて追い出せたところからは相変わらず良いものを覗かせていた。
いろいろと、ここを普通に好位から平凡パフォーマンスで勝たれるよりも、桜花賞でのこの馬に関して不気味に感じてきた。
ピンハイ / サークルオブライフ / ルージュスティリア 他
驚きの激走を見せたピンハイは、初戦が消耗戦ラップの千四ズブズブ決着Vで、個人的にはどうあっても買えずだった(これでまだ先行馬なら、枠含めこの人気でもと考えただろうが)。
それが、この瞬発戦の外回りマイルでもスルスルと最後までよく伸びて、連対圏にまで突入してきた。
ただ、今日で414キロの小柄馬でさすがにG1でどうこうは言えないはず。
それでも、2戦連続内から相手を競り落としてゴール前で鋭伸している様からは、まだまだどこかで先々一発決めてくれそう。
サークルオブライフ(3着)は、大崩れはしなかったが、そこは明らかに勝ち馬でも(時計的に)低調水準確定戦。
「化けの皮が剥がれ」たレースでいいだろう。
他、前に行った組は怪しく、後方で明確に不利のあったルピナスリードと、やはり「あの出遅れじゃあ」というところのルージュスティリアは気にかけておきたいところ。
ルピナスリードは頭は高くなっていたもののさあこれから伸びてこようかというところで、前にカットインされてしまっていた。
そのまま伸びてきていたら、馬券内は可能だったかも。