競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【日経賞 2023 レース回顧・結果】両雄並び立たず

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日経賞 2023 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 タイトルホルダー 2:36.8 36.8
2 ボッケリーニ 2:38.1 37.0
3 ディアスティマ 2:38.2 38.0
4 ライラック 2:38.3 36.9
5 マカオンドール 2:38.3 37.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 日経賞 2023

 

3/25 日経賞 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

不良スタートで日中雨のちメイン時点で曇りの天候で、通年平均比+2.0~+2.5秒/1000mゾーンの、逃げ馬全勝デー馬場で行われる

 

また、黄旗の状況からも分かる通り、北寄りの風がスタート時点でかなり強く吹いていて、前残りに拍車をかけていた印象

 

(以下、全てこの日の不良馬場換算後で)前半900m通過56.1秒は軽快なペースとみられ、後半5Fも平均水準を上回り、G2としては遥かに優秀なトータル2分36秒8で決着(12.4 - 12.5 - 11.9 - 12.4とキッチリ瞬発戦)

 

ただし、タイトルホルダーの8馬身差独走Vによるその決勝ラインであり、2着(2分38秒1)以下のラインは別物、G2連対水準到達は少し怪しいレベルとなった

 

 

 

日経賞 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

アスクビクターモア

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

ゲート突進で出負けし、この日の馬場で最悪の形になって後方ままの9着大敗。

鞍上の言う通り、この形では圏内には届かない状況であったにせよ、それにしてもラスト300mでもう少し伸びてほしかった部分はある。

ただ、そうは言っても(推定)平均から+2.0秒超/1000m要していた特殊環境での一戦。

スタートでのハプニングと合わせて、全く競馬にならなかったものとこの段階では判断しておくことにする。

 

 

タイトルホルダー

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

周囲の不安を一蹴するような鮮やかな復活ショー。

前走時に記した「夢の続き」は十分にあるといったところで、G1級が普通にG1級に戻ってきて、さてあと何勝できるか。

ただ、この日は逃げ馬全勝の直線向かい風、不良馬場であったことだけは覚えておく必要あり。

 

 

あまりにも差しに厳しい状況だったため、荒れ馬場でも本命◎までは思いとどまった☆ライラック(4着)は、2週目3コーナーの位置取りからしてもさすがといった印象。

それでも、別定54キロでこの日の条件下ではかなり有利に働いていたことを思うと、それ以上でもそれ以下でもないとせざるを得ないとは思うが。