競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【青葉賞 2023 レース回顧・結果】たしかに記録更新級ではあるけれど

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――青葉賞史上最高馬体重記録を更新目前であり、その意味では「絞れたら・・・・・・」という余白部分は残していると思うのですが。

青葉賞 2023 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 スキルヴィング 2:23.9 34.1
2 ハーツコンチェルト 2:24.0 34.1
3 ティムール 2:24.3 34.2
4 メイテソーロ 2:24.5 34.8
5 アームブランシュ 2:24.8 35.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 青葉賞 2023

 

4/29 青葉賞 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は引き続き速く、通年平均比-1.0~-1.5秒/1000mレベルだが、内圧倒的というよりは直線での決め手(上り3F)上位勢が好調な一日

 

前半1000m1分00秒4の馬場換算後でスローな入りから、後半1000mも58.6秒と低調なものになって11.7 - 11.4 - 11.7 - 11.7平坦戦決着

 

ハイレベル青葉賞とするには、この日の馬場なら2分23秒台前半は欲しいところ届かなかった印象で、平凡青葉賞とするべき一戦
 
 
 

青葉賞 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

グランヴィノス

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

行きたい組に行かせての4~5番手というのは想定通りだったが、平坦戦決着の差し勢1~3着台頭の流れの中、これもほぼ見立て通りの内々から前3頭ほどの外に持ち出したところから伸びあぐね馬群に沈む。

今日のところは、出走態勢の問題から持てる力を発揮できなかったとしておくべきだろう。

 

 

ニシノレヴナント

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

◎の1列後ろから追い出されたが、外へ外へと持ち出していこうとする際に、2着ハーツコンチェルトに接触し、さらにその後も外にいたアームブランシュに接触し、自爆終了。

結果的に、前走の18番枠からこの中枠替わりしたことが却って災いしてしまったが、脚を存分に発揮することなく終えていることも事実。

ハーツコンチェルトと馬体を併せたラスト400m地点での手応えやその後の挙動からも、実質古馬1勝クラス程度とみられる3着ラインくらいは十分駆けられていたとみておきたい。

 

 

スキルヴィング / ハーツコンチェルト 他

勝ったスキルヴィングに関しては、完勝だったが正直決着(相手)レベルが微妙。

時計的にも、馬場差をふまえれば前回(ゆりかもめ賞)を上回ったかも怪しい水準の勝ちタイムだった。

当然まだまだ完成途上ではあろうが、少なくとも「いつになったら絞れんのや(4戦連続「まだ緩い」と言いつつの524キロ続き)」という点も含め、評価は高められない。

 

2着ハーツコンチェルトは、よく応戦していると言えばそうだが、こちらももう少し決着レベルが高ければというところで殻を破ったというほどの印象は正直なかった。

 

そういった中で、唯一大目にみておきたいと思うのが、サヴォーナ

もともと上位に比べると足りないことに加え、左回りよりやはり圧倒的に右回りと思って避けた今回。

この決着で向こう正面で掛かり気味になって早め進出の競馬で、終いにもうひと伸びきていたレースぶりには悪くない印象を覚えた。ここからもう1つは勝てて良さそう。