競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フェアリーステークス 2026 レース回顧・結果】横山典騎手が支配した、見せかけハイペース戦

――レオアジャイルが行ったのを見て「やばい!」、ブラックチャリスの好位イン確保を見て「やばい!」の思いをまず列挙したい、そういう回に。

 

 

目次

 

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フェアリーS 2026 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ブラックチャリス 1:33.6 35.1
2 ビッグカレンルーフ 1:33.6 35.2
3 レオアジャイル 1:33.6 35.6
4 マカレイ 1:33.8 35.5
5 サンアントワーヌ 1:33.9 35.4

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 フェアリーS 2026

 

1/11 フェアリーS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝はコース替わり初日の前日からかなり高速化し、通年平均比-1.0秒/1000m 超まで到達していた可能性あり(当日朝クッション値10.0/含水率G前11.4%4角11.1%)

 

前日午後から、その影響が小さくなかったとみられる南西寄りの7~8m/sの強い風が収まって(北西寄りに転じ)レースを迎えた

 

前半3F34.1秒通過の、前後半4F45.9秒-47.7秒(12.1-12.1-11.4-12.1の瞬発戦)、上り35.6秒での1分33秒6決着

 

入りはハイペースだが、馬場換算後で平均近いところまで一気に落とす絶妙の逃げでレオアジャイルがレースを支配し、“一見ハイペース戦”を作り上げた

 

終いの落ち込みやらも含め、この日の馬場ではやはり平凡なフェアリーS(≒世代牝馬1勝クラス)という印象

 

 

 

フェアリーS 2026  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ブラックチャリス

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まずレース全体像や3着馬レオアジャイル項にもあるように(見せかけハイペースの、じつは馬場が速すぎるがゆえの後半不満の前残り標準レベル戦)、前につけたい展開のなかで、この枠に決まってその勇気があるか半信半疑で見ていたところ、行ったうえで壁を作って内に収まることに成功するという、レース中にも「上手くいってんなー、勝つでこれしかし」な出来過ぎ事案に。

正直、前につけていた4着マカレイのほうが上だったかもしれないとすら思っていて、引き続き世代G3ならアリだろうけど……というなんとも微妙な勝利となった。

 

 

レオアジャイル

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

「行く」と見ることが出来たらいいのに……(前走の末脚や、「あの形ならマイルはOK。直線でさばけるかが鍵」との陣営談話から、追い込みイン突きかぁ(◞‸◟))と、前残り候補から泣く泣く脱落させた馬。

この馬を狙って仮に的中していたとしても、結果オーライも甚だしいので不的中は良いのだが、「この人気で何をしてくるか分からない典さん=馬場関係なく末脚勝負に徹する」と目論んだ身としてはちょっと意外な逃げの策だった。

ともあれ「してやったり」は事実で、この日の一気の高速化&南西寄りの強風が止んで正体を現した前残り馬場で、見事ひと呼吸を入れての、見せかけハイペース戦を演出していた。

いくら12.1-11.4-12.1の瞬発戦とはいえ、この日の馬場で1分33秒6では、まだ「厳しいレベルでハイレベル戦を粘った重賞級」の判定は与えられなさそう。

 

 

ピエドゥラパン

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

インの中団まで下がる形になって、かなり折り合いに手を焼いた様子がハッキリ。

鞍上は「テンションが爆発した」と語っており、レース以前だった模様。

 

 

ビッグカレンルーフ / モルニケ 他

2着ビッグカレンルーフは、スタートが決まった点がまず大きかった。

鞍上も、距離適性を測るためにも前で競馬をするつもりだったと語ったように、あとはその先行策と前残りラップが好走を決めた。

 

前付けした組は、序盤のハイペースこそあれトータルで残れて当然の判定。

評価できるのは、前述のマカレイ(4着)くらいかなと思う中で、まず6着モルニケは左に張りながら悪くない内容で、よく脚を伸ばしてみせていた。

陣営が「この距離も微妙で……」と言っていたことも含めて、先がある内容だったとみたい(個人的には、血統面を含めて距離が微妙だとは全く思っていないが)。

 

あとは、ヴァリスマリネリスが見直せる感じか。

外を回して後方からになっては届かなくて当然だし、この馬の場合、予見されていたワーストケースでのパフォーマンスだった。

それを思えば、まだまだ期待感はある馬ではないだろうか。