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――この日の馬場で11.9-10.7の楽々ペースで、しかも2馬身強離しての逃げならそういうことに。
CBC賞 2023 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 CBC賞 2023
レース全体のふり返り
CBC賞 2023 各馬ふり返り 予想と結果
スマートクラージュ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
スタートして、内のサンキューユウガ(2着)、外の▲マッドクール(9着)に前を取られてしまった。
ほとんど「3番手確保はコレ」だけでの◎だったので、最初の100m過ぎのあのシーンが悔やまれるところ。
直線では、(テイエムSを前に)最初外に→次に内に→もう一度外に、と狭いところを割る苦労もみられ、スムーズさを欠きながらなんとか3着を確保という競馬に終わった。
◯ヨシノイースター / ▲マッドクール / ジャスパークローネ 他
◯ヨシノイースター(10着)は、この馬場、展開でスタートだけは決めなければいけないところその責務を果たせず。
やはり、この鞍上に重賞でこの人気というのは少々重荷が過ぎたか。今日は出遅れが全て。
▲マッドクール(9着)は、派手に掛かったりはなかったものの壁を作れずの競馬で、直線早々に手応えをなくした。
また、34℃近辺でのレースにもなっていて、(芦毛で真夏の小倉実績ありとはいえ)この日はなんらか影響が出ていても不思議ないところ。
内に外にとかなりふらつくところを見せながら逃げ切ったジャスパークローネは、外に膨れた残り150m付近のシーンで相手(サンキューユウガ)の勢いを削いでいるので正直差し切られていても不思議なかった印象。
ここは、サンキューユウガより1キロ背負わされていた分だけ着順通りの評価にはなるが、2頭同着1分07秒3くらいにみておきたい。
それでも、馬場さえ味方につければ今後もリステッドV水準くらいは見込めるし、渋った前残り状況では再度の重賞好走も無くはないだろう。
レース内容から、光明を感じられたのはエイシンスポッター。
展開、馬場の分かり切った2重苦に加え、直線ではまさかの目標失速という不利も加わった中での競馬としては文字通り光るものがあった。ここを何もかも跳ねのけて勝ち切る(それが出来たらG1級だが)ほどには到達していないことが示されてしまった格好だが、それでもG2までは十分期待できそう。
今日のところは、脚力を分かっていながらあえて中途半端な印は回さないと決め打った、その経緯だけとどめておけばいいだろう。