競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【シルクロードステークス 2023 レース回顧・結果】結果的に、馬場泣きしちゃった?



■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

シルクロードS 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ナムラクレア 1:07.3 32.9
2 ファストフォース 1:07.3 33.1
3 マッドクール 1:07.4 33.6
4 トウシンマカオ 1:07.8 33.2
5 マリアズハート 1:07.9 33.1

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 シルクロードS 2023

 
1/29 シルクロードS ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
見た目には剝がれてきたり荒れてきた印象も、馬場の硬さなどから時計は出ており、コース替わりも手伝って内に分がある印象の状態
 
前年とは異なり、通年平均比-0.5秒/1000mを超えるくらいの水準以上の馬場で、1分07秒3の好時計決着
 
(少頭数ばかりで)馬場が計りづらい週で、誤差は生じやすいとは思うが、2着ファストフォースが前年のセントウルSと同等レベルで駆けていた可能性は十分にあり、勝ち馬ナムラクレアは56.5キロの酷量を加味するとやはりG1スプリンターズS 2番人気の名に恥じないG1級パフォーマンスだったとみられる
 
雨にたたられることの多い高松宮記念は馬場の違いもあるかもしれないが、少なくとも通常の良馬場なら、今日の上位3頭は額面として十分頂点に立てていい水準

 

 

 

シルクロードステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

キルロード

予想➡➡➡

結果➡➡➡12着

3番手で直線を向いたが、追われてうんともすんともいわずでの12着大敗。

とはいえ、まず▲テイエムスパーダ(14着)の出遅れ「Bプラン発動」の時点から誤算で、前半3F33.8秒からの後半3F33.5秒の後傾ラップ(!)では苦しかったか。

直線で外を選択する態勢というのも想定通りと言えば想定通りだったが、「極端に内が良い馬場で......」と口にするジョッキーも見られた様子から、Wパンチとなっていた可能性も。

各種要因から、上りの限界負けだったとみて反撃必至扱いとしておきたい。

 

 

ナムラクレア

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

額面もさることながら、ラスト数十mのところからの伸びが秀逸。

56.5キロだったことを思うと、良~稍で行われた近年の高松宮記念のどの勝ち馬にも負けていない水準だったとみられる。

あとは、反動(走り過ぎた)などなく順調なら、心配材料は鞍上だけだろう。

 

 

ファストフォース / ☆トウシンマカオ 他

2着ファストフォースは、本当にこのコースが合っている様子。

ただ、これで強烈にバレてしまったところだろうし、結果的に狙うなら今回だった感が強い。

本番も好走のチャンスは十分にあるだろうが、相手との斤量差が埋まる部分とそれでいて妙味薄れとなる部分で、期待値的には微妙か。

 

その「相手」の部分では、やはり☆トウシンマカオ(4着)が、斤量や休み明け馬体増、外枠だったことを思うと筆頭になる。

レースVからしても映りの良い負け方で、十分、次の本番に目処の立つ内容だった。

 

そして、もう一頭ウインマーベルが、トータルで悪くない印象で、大外を通さざるを得なかったし、この日の馬場と展開では☆トウシンマカオ以上により苦しかったはずで、2頭に関しては差のない内容だったと見ておきたい。(←2/2 10:20追記)

ここから順当なら高松宮記念はこの馬軸勝負ということになりそう(他も、結構強力ゆえアタマ勝負とまではいかないかもだが)。