競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【根岸ステークス 2023 レース回顧・結果】ポップさの欠片もない一戦を正攻法V

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――4F46.6秒ペースで入っての11.9 - 11.6の部分、手応えがあり過ぎてというところだったんでしょうが、結果的に早過ぎた(速過ぎた)模様で。

 

根岸S 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 レモンポップ 1:22.5 35.5
2 ギルデッドミラー 1:22.6 35.0
3 バトルクライ 1:22.7 35.3
4 タガノビューティー 1:22.8 35.3
5 エアアルマス 1:23.4 36.6

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 根岸S 2023

 
1/29 根岸S ▲不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
当日馬場は通年平均比+0.5~+1.0秒/1000mゾーン(前年よりやや時計を要する状態)で、加えて風向き(キックバック)の影響などで基本前に馬を置かない組が有利な状況で行われる
 
前半3F34.6秒の実質ハイペースから、12.0 - 11.9 - 11.6 - 12.4の平坦戦で1分22秒5決着
 
何より、高速馬場ではない良で、このペースからのレース上り35秒台という部分が高水準であり、前年22年以上は明白、ハイレベルだった20年(モズアスコットV)を超えた可能性のある好戦

 

 

 

根岸ステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

レモンポップ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

立派過ぎるくらいの時計・ラップ内容だし、ラストの詰め寄られ方から「これでマイルヘ距離が伸びて逆転されそう」との見方もそこそこ浸透しそうで良い。

▲ヘリオス、テイエムサウスダンと、(2列目以内から)弱くないところが見る影もなく大敗していることを思えば、その不安は皆無だろうし、むしろ少し緩んで瞬発力勝負になったほうがこの馬には上があると思っている。

陣営も、まずは「中2週」を警戒して慎重姿勢を崩さないところなのだろうが、ぜひフェブラリーSに無事駒を進めてきてほしい。

そのくらい、この日の馬場ではキツイ競馬をして完勝を果たしている。

何より、この展開で11.9 - 11.6と刻んで抜け出して終い12.4は全く不満のない数字で、今日に関しては2~3着にとっての“漁夫の利”展開だったはずで。

 

 

2着ギルデッドミラー、3着☆バトルクライも、1分22秒台後半なら普通に優秀。

着順、人気順通りにはなるが、ギルデッドミラー、バトルクライの順に、G1好走級有望として評価しておきたい。

 

あとは、さすがに5着△エアアルマス以下は離され過ぎで、額面も平凡なことから評価しづらい一戦。

ただ、当初狙い目にしていたケンシンコウは、やはり平坦戦~消耗戦なら場・回りに関係なくG3レベルで十分にやれるとの手応えを掴む好印象の敗戦だった。

小回り以外なら、千八よりもむしろ千四のほうが良いと思うし、千四~千七という意味で、もし本番も使ってくるようなら平坦戦~消耗戦を前提に少し注目しておきたい。