競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ファルコンステークス 2023 レース回顧・結果】ワン・フォーとかだけは

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――「やられる時は、サウザンサニーとかに割り込まれているんだろうな」とか思っていましたが、まさか本当にワイド阻止をそこにやられるか。。。

 

ファルコンS 2023 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 タマモブラックタイ 1:22.6 35.5
2 カルロヴェローチェ 1:22.6 35.5
3 サウザンサニー 1:23.1 35.4
4 ミルトクレイモー 1:23.2 35.6
5 アームズレイン 1:23.2 36.4

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ファルコンS 2023

 

3/18 ファルコンS ◯的中(◯押さえ単)

 

レース全体のふり返り

 

重馬場で通年平均比+1.0秒/1000m程度の、基本差し苦戦馬場

 

前半3F34.8秒は馬場換算後でほぼ水準級、上り35.9秒も同等で、1分22秒6のレース平均水準の一戦

 

古馬1~2勝クラスレベルにはあるとみられる1,2着ラインで、出世の可能性あり

 

そのほか、決着の通り「大柄な馬から順に上位入線」といった様子から、かなり馬力型に振れた可能性も高い

 

 

 

ファルコンステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

スーパーアグリ

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

出遅れている時点で勝ち負けは難しいとしても、もう少しこじ開けて終い伸びてきてもらいたかったのも事実。

遅れを挽回するため内に入って、窮屈なところで進めたあたりも良くなかったか。向こう正面から3コーナーにかけては力みも見られていた。

ただ、この馬の新馬戦当時の重は、重馬場でも通年平均より上の時計が出る状態(稍重変更後の午後は、高速馬場にまで到達の部類)だったことからも、単純にガチの重でこなせなかったと見るべき部分もあるか。

いずれにしても、次戦に向けて挽回必至の一頭とみておきたい。 ☆次走注目馬☆

 

 

タマモブラックタイ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

ひとまず、額面と3着以下に対して3馬身差をつけていることで評価可能な内容。

馬場は特異な部類、ペースとしても差しよりは前優位な流れでの一発ではあったが、ラスト1Fの減速度合いからも鞍上の感触からも、距離自体はマイルもこなせそうなことが確認できた点は馬にとって大きい。

あとは、ここまでの好走が全て水準より時計を要した馬場状態でのものである点から、高速馬場クリアの課題が命題にはなってくるか。

 

 

ペースセッティング

予想➡➡➡

結果➡➡➡11着

序盤に大きく口を割って折り合いを欠いて大惨敗。

前走は、掛け値なしに強い内容だったと思うが、飛ばして行き過ぎたことでそのツケが今回まわってきてしまった感じ。

1400mでもこれだけ手を焼く状態になってしまったことは残念だが、それでも持っている能力は高いものがあるのでここからの立て直しに期待したい。

 

 

2着したカルロヴェローチェは、馬場適応力は別として、この初めての平坦戦の流れでここまでやるとはなかなかだった。

もしかすると、その重馬場適性だけで克服してきたという可能性もあるが、進路を探しながらの競馬でもほとんど勝ち馬の競馬をしていたのは事実。

 

以下、1~2着ライン到達なら特に厳しい展開でもなかったことから差し届いていれば、そこから3馬身開いた3着以下ラインは低調でイン前勢が決壊し過ぎているきらいがあるため差しでも評価不能、というところだと思っているので特に評価対象は無し。

 

 

にしても、本当にツー・スリーでも良かったんですよ。

ワン(◯タマモブラックタイ)・フォー(▲ミルトクレイモー)とかだけやめておいてもらえれば、という......苦笑。