競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【平安ステークス 2023 レース回顧・結果】ビックリしたのは......

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

平安ステークス 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 グロリアムンディ 1:59.8 39.4
2 ハギノアレグリアス 2:00.2 39.1
3 ヴァンヤール 2:00.4 39.0
4 タイセイドレフォン 2:00.4 39.6
5 メイショウフンジン 2:00.8 40.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 平安ステークス 2023

 

5/20 平安ステークス ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

稍重の午後で+1.0を超えてきたくらいでかなりタフな前残り馬場

 

前半900m55.9秒はこの日の馬場ではややハイペースで、12.2 - 12.9 - 13.0 - 13.5の消耗戦ラップを見ても6.5F地点まで緩むことなくかなり前には苦しいレースに

 

ただ、1分59秒8はさすがに要し過ぎで、額面はさすがに「G3以下水準、カッコ相当タフではあったけど」の域を出ない一戦

 

 


平安ステークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

メイショウフンジン

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

渋太さ身上のこの馬だけに期待したが、さすがにこの日の馬場でこのペース(実際、超人気薄でもなかったロードヴァレンチが、逃げて2分03秒2の馬場換算後未勝利水準に散った)では苦しかった。

この馬自身も、2分00秒8ではどう考えても2勝クラスくらいの水準に玉砕した格好だったが、いち早く勝ち馬◯グロリアムンディに真っ向勝負を挑んでいったツケもあっただろう。

この日の馬場が稍重なのに異様にタフだったこととセットで、逃げたロードヴァレンチとともに特に苦しい競馬をしていた2頭であったことを覚えておきたい一戦。

 

 

グロリアムンディ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

1分59秒8だけは首をかしげるところだが、それ以外の面では非常に強い競馬。

この展開を3コーナーから並びかけていって同型をちぎって、後続との差も2馬身半から詰め寄られなかったのは本当に優秀。

時計的(指数的)部分も、鞍上談話に滲み出ていた「完調には程遠い」この日の状態に、相当エクスキューズが求められそう。

 

 

ハギノアレグリアス

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

どちらかと言うと、流れも展開も◯グロリアムンディより向いたこの馬の2着は、より2頭の力差を鮮明にした印象。

それでも、この馬自身G3なら複数勝利級とみている馬だけに、相手(グロリアムンディ)がここはさすがに立派だった≒(額面別として)G1級パフォーマンスだったと割り切って見ておきたい。

 

 

タイセイドレフォン / ヴァンヤール

額面レベルを度外視すれば......という条件付きにはなってくるが、4着タイセイドレフォンが強い競馬。

相手のほうが前だったとはいえ、◎メイショウフンジン(5着)がラストであれだけ脚が上がった中で、同馬との差に関してもゴールにかけて広げていた。

3コーナーから手応え的に苦しい中、2列目以内勢としては勝ち馬に次ぐ順位での入線を果たしており、この経験自体も相当次以降に向けて身になるのではないか。

また、漁夫の利の格好にはなったが、枠&進路取りから2着ハギノアレグリアスとの1馬身差はあってないようなもののヴァンヤール(3着)も、この額面でもやはりG3勝ちは可能なところまできたと再確認できたものとしておきたい。