競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【オークス 2023 レース回顧・結果】想像をはるかに凌ぐ

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オークス 2023 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 リバティアイランド 2:23.1 34.0
2 ハーパー 2:24.1 34.8
3 ドゥーラ  2:24.1 34.1
4 ラヴェル 2:24.2 35.9
5 シンリョクカ 2:24.4 35.1

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 オークス 2023

 

5/21 オークス ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

通年平均比-1.0秒/1000mで、上りスピード要求度高め、ただし3分どころ優勢という馬場状態だったとみられる

 

前半5F1分00秒0は、決して速くない平均的な流れといった具合で、後半は中団から後続に6馬身差を付けた勝ち馬リバティアイランドの独壇場で、勝ちタイムは2分23秒1の高速決着

 

2着ハーパー(2分24秒1)を参考にすると、前年と比べるとかなり2~3着ラインは劣っている印象

 

 

 

オークス 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

キタウイング

予想➡➡➡

結果➡➡➡15着

この距離で末脚が発揮できなかったのだから仕方ない。

位置取りも苦しかったが、仮に距離適性があれば、このレベルの2着以下ラインなら圏内には十分顔を覗かすくらいあって良かったはず。

マイルまでとは言わないが、長距離不向きはハッキリした。

 

 

リバティアイランド

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

まず、(2着以下ラインを見て、)自身のラスト1Fラップだけ注目していたが、発表された数値は12.0 - 11.6 - 11.5のさすがのラップ。で、脱帽というところ。

当然この6馬身差はやりすぎ=相手レベルが低すぎ、なのだが自身としては何の不足感もなく、歴代2冠牝馬とそん色のないパフォーマンスを見せた。

この距離に延びてむしろこれだけ差が広がったというのは、世代内ではちょっと張り合いがなさ過ぎるところも如実に表していると思うが。

あとは、まさか中団で運んでくるとはというところで、スタートして掛かり気味になるくらいの前向きさで、想像していた後方一気策にならなかったあたりに、この馬の引き出しの多さを再認識させられたところ(対応力、適応力を見直した)。

 

 

ハーパー

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

末脚だけ不安に感じていたが、女王▲リバティとの差は置いておいて、レース上り35.1秒に対しての自身34.8秒はやはり露呈した感じ。

そもそも、この展開から殿とかでもない競馬で2分25秒1ではいくらなんでも後ろに差をつけられなすぎで。

 

 

◯ミッキーゴージャス 他

◯ミッキーゴージャス(14着)は、経験不足を露呈した感じだろう。

落ち着いてレースに臨めなかった可能性も含め、3コーナーから追走手一杯という感じになってしまっていた。

 

他では、この2着レベルなので当然14番手から大外を追い込んで3着したドゥーラは立派ということになるが、(序盤で)折り合いを欠いて大敗したソーダズリングの今後の距離短縮での変わり身に期待としておきたい。

前走時点でもそのパフォーマンス伸びに疑問を感じていた中での、この更なる延長と平坦戦ラップでのこの凡退は、その気性的な部分も相まって現状長すぎたということだろう。