競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マーメイドS 2024 レース回顧・結果】一人旅になっても貫く

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マーメイドS 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 アリスヴェリテ 1:57.2 36.1
2 エーデルブルーメ 1:57.6 34.6
3 ホールネス 1:57.6 34.3
4 ファユエン 1:57.6 33.8
5 ラヴェル 1:57.8 34.5

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 マーメイドS 2024

 

6/16 マーメイドS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は通年平均比-1.5秒/1000mまであり得る高速状態で、3分どころまでのインが伸びず不利明確な状態

 

離して逃げたアリスヴェリテが前半58秒3の快調ペースを刻み、1分57秒2(上り36秒1)にまとめて逃げ切り勝ち

 

11.4 - 11.6 - 12.0 - 12.5の完全消耗戦で特殊、かつ時計が出て当たり前の内容からレースレベル判定は困難を極める一戦

 

以上のことから、展開・バイアス的に不向きだった組のみを評価対象とし、恵まれた組の評価はほどほど(OP級程度)にしておきたいところ

 

 




マーメイドS 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

エリカヴィータ

予想➡➡➡

結果➡➡➡7着

“逆張り”で、瞬発馬を狙っているので、このしっかりとした持久戦で敗れるのは当然。

0.7秒差でもそうほめられたパフォーマンスではないとみられるが、それでもこの馬の場合には見直せる一戦ではあった。

 

 

アリスヴェリテ

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

パフォーマンス云々ではなく、50キロで早々に単騎逃げに持ち込めている時点で、ここは評価しづらい。

むしろ、(やはり変な競馬をしてきた藤懸Jに対して)きちんとこの馬の競馬をさせてきた永島Jを評価し得る一戦ということに。

 

 

エーデルブルーメ / コスタボニータ / ミッキーゴージャス / ピンハイ 他

2着エーデルブルーメは、さらに直線で良いところを通していて、この鞍上でということで評価微妙なクチ。

54キロでのものなので悪くはないが、かといって本当の重賞級とするにはまだ早いとの印象。

 

(やっと崩れた)コスタボニータ(10着)は、出遅れて後方で掛かっていてまったく発揮できず。

むしろ、こういうタイプこそ押さえておきたい一戦だと思っているので、評価を下げることは出来ず。

「先週がいい動きだったので、今週は余力残しで十分」としての+10キロだった点でも、この馬は今日は厳しかった。

 

ミッキーゴージャス(13着)は、展開的には絶好と言える1頭離して逃げての3~4番手から追われて全く伸びずの大敗。

こちらも序盤に前進気勢が強すぎたようにも映ったし、それらをひっくるめてやはりテン乗りが響いたのだろう。

もともと、敗れる時はあっさり大敗するキャラでもあり、相当な鞍上手腕が求められるタイプのはず。こちらも度外視必至戦といったところか。

 

そうした中で、注目はまずピンハイ(9着)。

馬場的にも、ラップ的にも大外一気勢は評価したくない中にあって、真逆の競馬でのこの着差は評価に値と判断している。

正直、馬格的にハンデ54キロで一発を決めておきたいところだったとは思うが、またその時は持ち越しの判定で良いだろう。

 

そしてもう一頭がタガノパッション

こちらは、レース内容云々というよりそれ以前の問題で大幅上昇余地ありということでのピックアップ。

当初狙いのキミノナハマリアが居なくなってやけくそになったからだけではなく(笑)、それ以前に(想定より売れず)人気そこそこであっても絶対に紐までと決めていた今回だった。

とにかく、間隔を空けて「煮詰まらない」ことが大事なタイプ。

休み明けでの夏場の小倉~秋の福島開催での登場を待ちたいと考えていたくらいだったので、正直ここへの参戦に「え⁈(よく陣営GO出したな)」と思ってみていた。

それだけに、ここは言い訳の効く一戦という位置付け。