競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【新潟記念 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 流れと馬場の好転で

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――普通のレベルの馬場なら、おそらくアタマはあの5歳牡馬に期待することになりそう。

目次

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新潟記念 2024 レース概要

 

 

新潟記念 G3

2024年9月1日 3回新潟8日目

発走時間:15:45(予定)

新潟競馬場 芝2000m

サラ系3歳上 オープン

2023年優勝馬:ノッキングポイント 牡3 1:33.8 北村宏司

 

 

新潟記念 2024 枠順

 

 

 

1 1 ゴールドプリンセス 牝4 菊沢 一樹
2 2 ライトバック 牝3 坂井 瑠星
3 3 ジューンアヲニヨシ 牡4 池添 謙一
4 4 シンリョクカ 牝4 木幡 初也
5 5 ファユエン 牝6 北村 宏司
5 6 アスクワイルドモア 牡5 小沢 大仁
6 7 セレシオン 牡5 荻野 極
6 8 アリスヴェリテ 牝4 柴田裕一
7 9 キングズパレス 牡5 松岡 正海
7 10 バラジ セ5 菅原 明良
8 11 エーデルブルーメ 牝5 川田 将雅
8 12 レッドラディエンス 牡5 戸崎 圭太

 

 

 

新潟記念 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的に9割が瞬発戦ラップの特化舞台。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.5-11.2-11.5-12.2)が定義

セレシオンライトバックシンリョクらに舞台適性あり。

 

 

追い切りからは、やはりOPクラスとして評価対象水準なのは2頭までという感じだが、(1週追い切りをスキップさせた点が若干気になる)ライトバックエーデルブルーメを並列首位評価としておく。 (9/1 13:20追記)

 

 

 

新潟記念 2024 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

前走芝G1、または芝1800~2000m戦出走で今回54キロ以上馬が中心

該当馬➡➡➡エーデルブルーメ、キングズパレス、ゴールドプリンセス、シンリョクカ、セレシオン、ライトバック、レッドラディエンス

 

3~4枠が好相性のレースだが、それ以前に馬券内“同枠同居”傾向が強い

該当馬➡➡➡注目の3枠入りはジューンアヲニヨシ、4枠はシンリョクカ

 

ハンデ戦で斤量増馬には注目で、前走2~5着で斤量増は高好走率なのだが、それ以外つまり前走1着と6着以下で前走以上に斤量を課された馬というのは心許ない成績となっている

該当馬➡➡➡前走2~5着で斤量増はなし

 

といった感じ。

 

 

 

新潟記念 2024 レース傾向分析&考察

 

 

 

9割がた瞬発戦になるのは、このコースの特性として周知の事実といった感のあるレース。

ただ、新潟大賞典もそうだが、だからといって上がり3F1~3位が過去の上位馬を毎年独占しているかというとそんなことはなく、直線の長いこのコースだけに瞬発戦にはなるが上がり4~6位くらいの末脚を中団から使って上位にくるというパターンも結構あるため注意が必要、そんな印象も強い。

よく言う、11.8 - 11.0 - 11.2 - 11.3のようなラップで刻まれる0.8秒(ラスト4→3F区間)の急加速対応力と、10.9 - 10.8 - 11.8を足した上がり3F33.5秒部分での速さとでは意味合いが大きく違うということであり、この新潟2000m戦で求められるのは少なくとも前者であり、後者は年によってまちまちで必要になったりそうではなかったりというオプション的なもの、という傾向がある(瞬発戦対応力はあるが、上がり3Fでは速い脚が使えない先行馬が勝てるのはその最たる例)。 

 

まず、連対馬については1つ目の条件の通り、前走でG1または芝千八〜二千を使われ斤量54キロ以上で出てくる馬が中心。近5年の1〜2着馬10頭中9頭を該当馬が占めている。

 

また、その他に目立つ傾向があるのが枠順傾向で、3~4枠の複勝率、回収値が優秀。

もっとも、この手の枠番傾向(しかも、今回みたいに中途半端に中枠が活躍みたいな)は理屈で説明するのは難しく、顕著な傾向といえど「人気の盲点になりがちだし、迷ったら買っておけ。注目馬がその枠に入ったら倍プッシュOK」くらいに考えていておいたほうがいいか。

ただし、その他の枠も含め、2着8枠→3着8枠(22年)、1着8枠→2着8枠(21年)、1着8枠→3着8枠(20年)、1着4枠→2着3枠→3着3枠(19年)、2着4枠→3着4枠(18年)というように、そもそも“固まって来る”傾向が強いところがあるので、バイアス注目戦の一端を表すデータとして使うのはアリ。 

 

ハンデ戦ということで、その斤量設定観点からも1つ。

毎度のごとく、ハンデ戦=斤量増馬という構図には変わらず注目ではあるが、前走を勝って斤量増で参戦してきた馬よりも、前走2~5着でもハンデキャッパーが斤量を課した組に分があるという傾向が、割とハッキリしているレース。

手元にある近22年の集計では、前走1着馬で今回斤量増(2-2-0-20)に対し、前走2~5着で今回斤量増(2-2-4-5)となっている(ちなみに、前走6着以下で今回斤量増は好走0)。

 

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新潟記念 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

繰り返しになって恐縮だが、とにかくこれだけ動かない台風だと天気すら全く読めない。

執筆時点の木曜現在で、九州上陸直後に思ったよりも勢力を弱めているので、実質台風としての効力はもたない状態の日曜だろうが、日本全国どこで大雨が降ってもおかしくないトリガーを抱えた“雨玉”が日本地図上を彷徨っているというのは本当に厄介。

そんなこんなで、日曜新潟も当日馬場での出し入れ一択といった感じでみているが、現時点では個人的に「買うことだけは確定的」な一頭がいるのでそこを狙いとしておく。

ファユエンがその馬で、前走は馬場も流れも想定とは異なって不向きな一戦となってしまった。

ここは当時よりもマークが薄れるはず。アリスヴェリテが引っ張る流れと荒れ馬場で絶好のチャンス到来がないか。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

新潟は、良馬場スタート×当日の降雨ほぼ無し見込みから、「普通のレベルの馬場なら、おそらくアタマはあの5歳牡馬に期待することになりそう。」のほうで良さそう。

馬場については、午後の少頭立て1鞍しか組まれていないのでバイアスについてはほとんど判定不能。

とりあえず重以上にはならなかったということで、◎キングズパレスから絞って◯セレシオンへの勝負へと軌道修正したい。

頭数揃わずのため、レベルが上がりきらなかったときには、レッドラディエンス、ライトバックの台頭や、アリスヴェリテの粘り込みといったところも怖くなってくるが、もともと良馬場でしっかりと◎が出し切るレースなら◯中心に人気サイドに切り替えざるを得ないと思っていたので。

その◯は、阿賀野川特別の内容を思うと、ここまではだいぶ期待外れの戦歴。重賞級はあって良い馬で、◎逆転まで十分考えられる存在と思っている。

珠玉の3連複1点用としては、▲エーデルブルーメを。ここは騎手格差が大きい点と、◎◯ともに多少心許ないジョッキーであることなどからも、3番手には拾っておくべきという判断。 (9/1 13:45追記)

 

 

 

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