競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【中山牝馬ステークス 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / とりあえず、狙っておかなきゃ

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――あとは、中山牝馬が中山牝馬らしく決まるために、あの馬とあの馬が外枠替わりするんでしょうといった見立て。

目次

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【追い切り注目馬】【中山牝馬S】【アクアマリンS】他 中山競馬

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中山牝馬ステークス 2024 レース概要

 

 

中山牝馬ステークス G3

2024年3月9日 2回中山5日目

発走時間:15:35(予定)

中山競馬場 芝1800m

サラ系4歳以上 オープン

2023年優勝馬:スルーセブンシーズ 牝5 1:46.5 C.ルメール

 

 

中山牝馬S 2024 枠順

 

 

1 1 タガノパッション 牝6 大野
1 2 ルージュリナージュ 牝5 丸田
2 3 クリノプレミアム 牝7 松岡
2 4 キタウイング 牝4 杉原
3 5 シンリョクカ 牝4 木幡初
3 6 グランスラムアスク 牝5 古川奈
4 7 コンクシェル 牝4 岩田望
4 8 ヒップホップソウル 牝4 北村宏
5 9 ファンタジア 牝5
5 10 アレグロモデラート 牝5 木幡巧
6 11 コスタボニータ 牝5 西村淳
6 12 ルージュエクレール 牝5 菅原明
7 13 フィアスプライド 牝6 ルメール
7 14 ククナ 牝6 戸崎圭
8 15 フィールシンパシー 牝5 横山琉
8 16 ラヴェル 牝4 横山武

 

 

 

中山牝馬S 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

6割がた瞬発戦ラップの条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

クリノプレミアムククナルージュエクレールコンクシェルキタウイングといったところが適性上位。

 

 

追い切りからは、最終評価としてヒップホップソウルに、2番手繰上げのコンクシェルの2頭を最上位とする。 (3/9 11:20追記)

 

 

 

中山牝馬S 2024 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

「東京・中山・京都・阪神の主要4場での重賞3着内実績があり、かつ今回54~57.5キロかつ中4週以上」に当てはまる馬の好走が続く

該当馬➡➡➡ククナ、コスタボニータ、シンリョクカ、ヒップホップソウル、フィアスプライド

 

前走重賞で中穴以下の人気で、そこそこ着差負けというパターンも中穴として期待値が高い

該当馬➡➡➡アレグロモデラート、キタウイング、ククナ、クリノプレミアム、タガノパッション、ラヴェル、ルージュリナージュが当日オッズ以外クリア

 

といった感じ。

 

 

 

中山牝馬S 2024 レース傾向分析&考察

 

 

平均的なこのレースのペースは古馬2勝クラス程度で、求められる末脚はそれよりも緩いくらい、と2勝クラスを勝てるレベルの馬なら通用してしまうレース質。

2勝クラスをこの中山1800mの舞台で勝っていた格上挑戦アッフィラートが3着(19年)に入ったりなどはその典型例。   

 

また、そうしたレースレベル(質)からも、ハイレベルなレースになりがちな主要4場での重賞実績というのは、かなり有利に働く場合も多い。

東京・中山・京都・阪神の4場での1400m~2000m重賞での3着以内歴があり、53~56.5キロかつ中4週以上ローテだった馬は近21年中14年を除く20回で馬券に(14年もアロマティコが3/4馬身差4着)。

斤量改定影響を受け、前年より「54~57.5キロ」と変換して扱うことにしている部分だが、いずれにしてもこの組が全滅することはあまり考えないでおきたいレースではある。 

 

また、ハンデキャッパーの斤量設定の際にメリットが生じやすいことなんかも作用してか、2つ目に挙げた項目の「前走重賞で6番人気以下且つ1秒未満負け」の馬のうち、当日単勝20倍未満だった馬というのは近15年集計で(5-5-5-17)となっている。

 

 

 

中山牝馬S 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ククナ / フィアスプライド / コスタボニータ 他

まずここは、「次走で狙い」というよりは「ここ(中山牝馬S)あたりで狙い」で注目していたヒップホップソウルに期待。

そういう意味で前走はノーカンでいい。

3走前に、中山牝馬Sまたは中山金杯あたりでと目論んで、……というか逆にそこまで狙わないでおこうとみた馬で、その後走らずにここを迎えてきてくれたことは大歓迎すべきところ。

その3走前は、当時の馬場バイアスとは逆のインの好位で揉まれながらの競馬だった点が光る。

枠も重要で、当時の内容そして鞍上性質からも、この馬に関してはバイアス無視くらいの勢いで、とにかく内半分で(だけ)買いたいと思っている。

あとはこの馬が過剰売れするパターンはひとつだと思っているので、当日馬場がへたに本格重馬場とかにならないでいてくれれば。

 

 

そのほか、人気で嫌いづらいククナフィアスプライドコスタボニータといった面々だが、そのうちククナは枠と馬場回復度合い次第では、コスタボニータは枠次第ではまだ逆らえるかもといった感触。

また、妙味ゾーンからはコンクシェルアレグロモデラートあたりに注目している。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

レース時点の馬場状態がどうあれ、金曜発表で含水率23%超えの不良馬場でその後夜にまで降られたことを考えると、ヒップホップソウルにとっては(適性面ではもちろん好走率UPの追い風でも)過剰プッシュを受け過ぎなままでレースを迎えるであろうことから逆風に(朝時点では、重馬場発表)。個人的には、難しい戦いになったと思うところ。

もうひとつ、ポイントは北西の強い風予報。

ただでさえ雨上がりの好天でイン前に傾いて然るべきところに、輪をかけて前残り誘発の直線向かい風なら迷うことはない。

◎コンクシェル◯アレグロモデラート▲グランスラムアスクの3頭による前残りを狙う。

直前馬場次第では相当人気を下げているかもしれない☆ラヴェルも大外枠大歓迎で、掛かるくらいの行きっぷりでの先行策で期待したい。 (3/9 9:10追記)

 

 

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