競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【福島牝馬ステークス 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / マーク薄れの材料探し

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――フロック視なのか、騎手なのか、斤量なのか……。

目次

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福島牝馬S 2025 レース概要

 

 

福島牝馬S G3

2025年4月20日 1回福島4日目

発走時間:15:20(予定)

福島競馬場 芝1800m

サラ系4歳上 オープン

2024年優勝馬:コスタボニータ 牝5 1:46.9 岩田望来

 

 

福島牝馬S 2025 枠順

 

 

1 1 アドマイヤマツリ 牝4 田辺裕信
1 2 ライラック 牝6 石川裕紀
2 3 ジューンオレンジ 牝5 荻野 極
2 4 フィールシンパシー 牝6 横山琉人
3 5 フェアエールング 牝5 丸山元気
3 6 アリスヴェリテ 牝5 三浦皇成
4 7 アマイ 牝5 丸田恭介
4 8 グランスラムアスク 牝6 古川奈穂
5 9 セキトバイースト 牝4 吉田隼人
5 10 ミスカッレーラ 牝4 川島正一
6 11 シンリョクカ 牝5 木幡初也
6 12 ホーエリート 牝4 原 優介
7 13 ガジュノリ 牝4 武藤 雅
7 14 ラズベリームース 牝6 小沢大仁
8 15 アスコルティアーモ 牝5 菊沢 一樹
8 16 ペイシャフラワー 牝5 永島まな

 

 

 

福島牝馬S 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には平坦戦ラップ決着が6割、瞬発戦が残りの4割の大半を占める感じ。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.7-11.7-11.6-11.9)が定義

フィールシンパシーエミューガジュノリグランスラムアスクジューンオレンジカヨウネンカといったあたりが適性上位。

 

 

追い切りからの最終評価については、当日アップのため調教編と変わらずです。 (4/20 10:25追記)

 

 

 

福島牝馬S 2025 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

5歳以上馬たちの好走率と単複ともに妙味が目立つレース

該当馬➡➡➡4歳勢は、アドマイヤマツリ、ガジュノリ、セキトバイースト、ホーエリート、ミスカッレーラ

 

中山牝馬Sと好相性のレースだが、0.5秒差内がひとつの目安

該当馬➡➡➡エミュー、ジューンオレンジ、フィールシンパシー、ホーエリート

 

「前走重賞6番人気以下からの一変」というのも、約4頭に1頭の割合で起こっていてひとつのポイント

該当馬➡➡➡アスコルティアーモ、エミュー、セキトバイースト、フィールシンパシー、フェアエールング、ペイシャフラワー、ホーエリート

 

といった感じ。

 

 

 

福島牝馬S 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

傾向的には、21年の新潟開催を除外して考察。

まず4歳勢に行きがちな点が、妙味面での5歳以上>4歳勢構図に拍車をかけているレースという部分が重要になる。

これは、時期柄牝馬の繁殖入り(引退時期)を過ぎたタイミングでもあるため、現役に残った馬たちのバリバリ感や参戦への本気度によって、期待以上に健闘していることによるか。

5歳以上トータルで過去10年、勝率・連対率・複勝率の全てで4歳馬トータルを上回り、単複回値ともにプラスという状況。

4番人気以下の成績に4歳馬と5歳以上で歴然の差があって、4歳馬はとにかく1~3番人気以外は不振となっている。

 

2つ目はここへの臨戦も多い「前走中山牝馬S」組に関するものだが、0.5秒差内がここでの好走のひとつの目安となっていて、さらに「同レースで上り3位以内」や「重賞連対実績」を併せ持つ馬は安定している。

約1ヶ月での福島牝馬Sとなっていて大きく一変するということはなかなか起こらないことと、そこにその中山牝馬Sでの上位末脚&重賞実績が加わるようなら、上位は約束されたようなものといったところか。

 

また、前走重賞組で上位人気勢が異様に弱く、過去14年集計ベースで前走重賞で1~5番人気だった馬は(5-3-3-25)と低調な成績に終わっている。

その一方で、6番人気以下で(8-7-5-78)、単回復回ともに上々と、存在感を示しているところが特徴的。

なお、昨年はこの傾向に反して1,3着2頭を輩出したが、勝負所で大きなアクシデントがあったため、若干例外イヤーとみていい年だったかもしれない。

 

前走重賞組の大半が先の「前走中山牝馬S組」となるが、それ以外ローテ勢も含めて、とにかく(現代競馬で人気しがちな)瞬発力タイプが前走に瞬発戦セッティングの中山1800mなどを使い人気を背負い、この持久戦振れが半端ない福島1800mという舞台でアッサリ飛ぶ、が繰り返されているという印象。

ここに正に、荒れる要素が満載のレースというところ。

 

 

福島牝馬S 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

ここは、テン乗りでなければジューンオレンジ勝負でも良かったが、ちょっと乗り方を選ぶところがあるので、裏をかくつもりでフェアエールングをあえて狙う。

もちろん、脚力を評価しているのは大前提のこの馬だが、今やこういう馬こそ逆に避けられがちなのではないかということでの指名。

なので、穴とは思っていないが、かといって見立てが崩れた(人気の中心に居座っている)時は手を引くことになる狙い馬という位置づけ。

前走は、条件的に真価を問う一戦だったが、一転今回は問うではなく推す場面となる。

その前走内容は、混合G3でも勝ち負けラインが見込める内容だったという評価。

福島千八の牝馬限定重賞なら、あとは本当に「裏をかく」が通用する状況が整うことを待つのみと思っている(似たような存在がここは他に1,2頭いるため、最終的にはそこの吟味で勝負したい)。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

◎フェアエールングは、ちょっとここから人気してしまい「裏をかく」が通用しないかもだが、◯グランスラムアスクがその分妙味十分なので、そのまま本命に。

◯はベストの1800mで良馬場なら、うまくすれば混合G3でも好走可能という判定の一頭。鞍上は不安も、それを気にしないでいいオッズになりそうなことから狙う。

▲ジューンオレンジもぎりぎり買えそうで、直線までジッとしてきて捌いてきてほしいところ。 (4/20 14:40追記)

 

 

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